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包丁の選び方のポイントは?牛刀から三徳まで初心者におすすめな種類!

みなさん、料理はお好きですか?

私は料理が好きです。

もちろん、調理師というわけではなく、単なる素人に毛が生えた程度ですが。

 

ここ6年くらいは、実家で週に3回の夕食担当をしつつ、

色々なレシピに挑戦したり、普段の料理の改良をしたりしています。

 

さて、私が料理を始めて1年した頃、働いてもいたので、

「何か自分の調理道具を1つ持とう」と思って選んだのが、「包丁」でした。

 

なぜか。

あくまで個人的な感想ですが、包丁をどの程度自由に操れるかというのは、

料理の状態やスピードにも影響してくるからです。

 

とはいえ、包丁選びは意外と難しかった。

この記事はかなり個人的な感想を含みますが、

自分に合った包丁を選ぶ1つの参考にしていただけたら嬉しいです。

 

 

まずは包丁の種類をしっかり知識に入れよう!ランキングなんかに惑わされるな!

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さて、「包丁」と一言で言っても、種類が色々あるというのはご存じでしょうか。

 

メジャーな三徳包丁、牛刀、ペティナイフ、柳刃、出刃、冷凍包丁、筋引…… 

 

色々な用途ごとに存在する包丁ですが、

一般家庭でそんな何本も必要ありません。 

それで、私が紹介するのは汎用性の高い包丁です。

一本あれば十分というものをご紹介しますが、

まずは大きな枠組みでどんな種類があるのか、そこからご説明します。

 

簡単に分けて3つ。

洋包丁」「和包丁」「三徳包丁」です。

 

え、中華包丁もあるんじゃないかと思いました?

あれは普通の人には使えないと思います。

多用途ですけど。便利ですし。でも、これは一般的では無いと思い、

今回は省きますね。

 

そのようなわけで、種類のご説明です。

 

 

▼洋包丁

西洋式の調理ナイフ(キッチンナイフ)であり、

洋食文化と共に日本に入ってきました。

 

多くのものが両刃(刃の断面がV字)であり、

真っ直ぐ切るのに適しています。

また、刃は鋼板打ち抜きか、今はステンレス製が多いでしょう。

いや、割込のもありますが。

グリップは樹脂が多い気がします。

それか貼り合わせた強化木材かな。

 

有名なものは「牛刀」でしょうか。

24~30cm位の、刃渡りの長い包丁で、先端が上に反るような形状です。

割と薄刃で幅はそれなりに広い包丁です。

 

元は肉を切り分けるためのものだったようですが、

野菜でも魚でも

色々使えます。

特に「刻む」ことに向いています

 

他にも、ペティナイフなども有名です。

刃渡りが短めの包丁で、フルーツカットや細かな作業に向いたものです。

 

意外と便利なもので、リンゴの皮むきと飾り切りなどに使いやすく、

使い出すと手放せなくなります。

 

 

▼和包丁

日本に以前から存在する伝統的な包丁で、

大半のものが片刃と呼ばれる形状の刃(断面がレの字)になっています。

 

出刃包丁とか有名ですよね。

片刃なので、骨に沿って身を削いだりしやすいです。

それに、切った後の食品が離れやすいので、刻みもしやすいと

言われています。

 

出刃包丁は、刃の分厚い、重みのある片刃の包丁です。

魚の硬い骨にちょっとやそっと当たった程度で刃こぼれもせず、

簡単に捌いていくことができます。

 

柳刃包丁とかは刃渡りの長い、幅が細めの包丁です。

刺身包丁とも言われますが、スッと一引きで刺身を切ることができます。

 

ただ、刃渡りが長いので、キッチンで使うには……。

一度は使ってみたい包丁ではあるのですが。

 

柄(グリップ)は木製で、朴で作られるものが一般的です。

もし柄が悪くなっても、取り替えができるというメリットもあります。

 

 

▼三徳包丁

これは……一応洋包丁なのですが、日本独特な包丁です。

英語でも「Santoku」と呼ばれるので、日本独自の包丁といえるでしょう。

 

洋包丁(牛刀)と和包丁(菜切包丁)を足したような形状で、

牛刀ほど反りが深くないものです。

 

刃渡りが20cm弱なので、キッチンで取り回しがしやすいこともあり、

現代日本でとてもメジャーな包丁ではないでしょうか。

 

両刃なので、野菜も肉も真っ直ぐ切りやすい

刃渡りもものすごく長いというわけではないので、

細かい作業もしやすいオールラウンダーな包丁です。

 

 

包丁の数ある種類の中でおすすめなのは初心者でも使える三徳!

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このように、大きく分けて3種類の包丁があるわけですが、

果たしてどれを選ぶと良いのか。

 

もちろん、人それぞれですが、多用途に使える包丁が便利です。

初めてであれば「三徳包丁」がいいでしょう。

 

長さも長くないので、軽く、取り回しがしやすく、色々使えます。

最初に買うのであれば、「三徳包丁」ですね。

 

大体、18cm前後のものが使いやすいです。

これ一本で何でもできます。

私も最初使っていたのはこれでした。

 

キッチンが広ければ牛刀も使いやすいのですが、

刃渡りの関係で細かい作業はし辛いかもしれません。

 

ちなみに、母に私の牛刀を使わせると「重い」と言われました。

牛刀はそこそこ重みもあるので、肉とかを一気に切り分けて料理するのは楽です。

 

ただ、みじん切りとか、細かい作業の際、

女性であれば軽いものをオススメします。

下手すると腱鞘炎になりますので。

 

 

包丁の値段はいくらがおすすめ?研ぎやメンテナンスも考えて選ぼう!

「初心者が使うのだから、そんなに高くないのでいいや」

そう思われますか?

 

確かに、そこまで料理が得意でなかったり、

まだ包丁自体を使い慣れていないのであれば、

そこまで高いものは不要かもしれません。

 

でも、料理に慣れていくにつれて、

自分のクセや、使いやすい重さなど決まってきます。

切れ味の悪い包丁を使っていると、変な力のかけ方や切り方を

することになり、料理の腕は頭打ちになっていきます。

 

さらに、慣れてきてもっと色々な包丁を使う場合、

基本的に三徳包丁より重みのあるものや、

刃渡りの長いものが増えていきます。

 

そうすると、包丁を安全に、確実に使わなければいけない。

そうでないと、危険ですし、綺麗な料理もできない。

 

それで、最初のうちは5,000円前後の包丁が

一番良いのではないかと思います。

 

もちろん、長く使うのであれば、

最初から1万円以上のクラスを手にするのも良いですが、

包丁選びに失敗すると残念感が……。

 

それで、「高くもないけど、安物でもない」レベルを狙うのが手です。

 

なぜか。

1つには、その値段のクラスであれば

それなりに材質が良いので保ちがいいという利点があります。

 

もうひとつ。

割と重量があるものが買えるということです。

 

重量があるものは、重心のバランスも良く、使い勝手が良いものです。

もちろん全て重いものであるとはいいませんが、料理をするにあたって、

それなりの重さの包丁であれば手が鍛えられるからです。

 

すると、もう少し重量のある出刃や牛刀など使う事になった際、

扱いやすくなります。

 

ただし、ネット通販は止めましょう

確実に現物を触って購入することです。

 

自分にあった包丁について詳しく理解しているなら別ですが、

初めて購入するのであれば、実際に触ってみた上で決めるのが確実です。

 

できれば、刃物専門で売っている店で相談してみるのが良いでしょう。

私の仕事場近くにも包丁の専門店があったため、

何回も通ってどのタイプが使いやすいか相談し、調べました。

 

ついでに、そういう専門店の方と仲良くなって、

包丁のメンテナンスなど聞いて教えてもらうなら、

より長く包丁を使うことができます。

 

 

まとめ

当たり前の道具でもある包丁ですが、

自分の手に合うものを買うならば間違いなく料理が楽しくなります

 

スムーズに包丁が使えるようになると、スピードも上がり、

さらに料理が好きになるでしょう。

 

特に、自分が考えに考えて選んだ包丁は、

長く使うものであり愛着も湧きます

 

道具ばかり揃えても勿体ないですが、

1つ良いものを買うと、やる気がでると思います。

皆さんの包丁選びのご参考となれば嬉しく思います。

 

さて、形状を選んだとして、他にも材質など、色々な事が

包丁選びには関わってきます。

 

そう。慣れてくると、もっと良いものが欲しくなります。

次回、材質面でどんな種類があるのか、お話ししたいと思います。