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国産のアボカドが人気?宮崎県などの日本産と海外産の違いとは!?

さり気なく食生活の一部に溶け込んでいるアボカド。

今は美容や健康に良いことづくめの食べ物のイメージが強いアボカドですが、

産地や種類が複数あって特徴が色々あるのを知っていますか?

何となく南国風だな~とか、暖かいところじゃなきゃ育たなそう、

などのイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

今日はそんなアボカド好きの方がもっと大好きになって頂くために、

国産のアボカドについてご紹介しますね!

 

 

アボカドの効果はどんな栄養成分?脂肪分が多いとよく聞く栄養価とは?

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「森のバター」と言われるほど濃厚なアボカドですが、

栄養素はどんなものを持っているのでしょうか?

 

主な栄養成分には以下のものがあるそうですよ。

(食べられる部分100gあたりの総量)

カリウム(720mg)

・ビタミンE(3.4mg)

・ビタミンB6(0.32mg)

葉酸(84mcg)

脂肪酸総量(16.22g)

・食物繊維(5.3g)

ふむふむ…たくさんあるなぁって感じですよね!

 

そして効果はどんなものがあるのでしょうか。

▼アボガドの効果

利尿作用、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防

心筋梗塞予防、がん予防、便秘改善、老化抑制……

もうあげればきりがないほどですね。

ビタミンEをはじめ、各種ビタミン、鉄やリンなどのミネラルも豊富ですよ。

 

それから、膝が痛い方にとってもおすすめで

膝の軟骨が溶けるのを防ぐ役割をしてくれるとか!

私も膝が痛いので、こちらは実践してみようと思っています。

 

また、脂肪分が20%近くしめているのもアボカドの特徴ですが、

この脂肪分は血液をサラサラにしたり、

コレステロールを減らす効果が期待できる不和脂肪酸なので、

健康的な脂肪分です。

また食物繊維も多いので便秘予防にも効果があると言われています。

 

 

アボカドの生産地や国はどこ?実はほとんどが輸入品って本当?

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お店でよく売られているアボガドの産地は主に99%が外国産なんです。

温暖な地域で育まれる「熱帯果樹」なので、

おもに輸入に頼らざるをえないんですよね。

 

アボガドは7か国から輸入されていて、メキシコが全体の9割を占めています。

次いでペルー、アメリカ、ニュージーランド、チリ。

あの、黒くて皮がブツブツ、ゴワゴワしていて何だか強そうなアボカドは、

外国産で海を渡ってきているんですね!

いかにも皮が分厚くて丈夫そうです(笑)

 

メキシコのアボカドは年中収穫できるので

日本にも一年中アボカドが出回っていますよね。

日本人のアボカドブームから、輸入量も年々増加の一途をたどっているとか…

すごいんですね!日本人のアボカド好きは。

 

 

アボカドの国産品の特徴は?輸入品と同じでやっぱり味がない?

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そんな中、日本でも何とかアボカドを育てられないかと、

農家さんも頑張っているんです。

日本にもその数は少ないですがアボカド農家さんがあります。

育てている主な県は和歌山県愛媛県

それから最近では宮崎県の農家さんも頑張っているようです。

 

インターネットの通販サイトで販売もされていますが、

国産のアボカドは生産量が限られている分、

希少価値があるので「幻の国産アボカド」という名称などで、

すぐにソールドアウトしてしまうくらいの大人気ぶり。。

 

ではなぜそんなに人気があるのか。

国産と外国産とどんな違いがあるのでしょうか?

 

▼メキシコ産

メキシコ産のアボカドの品種は「ハス」といって、

熟れていないときは緑色、熟れると黒っぽくなります。

果肉はねっとりとしていて脂肪分が多く、コクがあるのが特徴。

 

ニュージーランド

ニュージーランド産の品種も「ハス」です。

10月から12月に出回る季節限定のもの。

 

▼カリフォルニア産

カリフォルニア産の品種もメインは「ハス」ですが、

以前は「フォルテ」という品種がメインで、

洋ナシみたいな形をしてるのが特徴

 

▼日本国産

日本でも最近では10月~11月に国産アボカドが出回り始めています。

国産の品種は「ベーコン」と言います。

寒い地域でも耐えられるような品種です。

皮が薄くツルツルしており、ハスのようなボコボコさがありません。

それから丸っこくて緑色をしています。

熟れても色は変わらないので、

触ってその柔らかさで熟れ時を確認するのが大事です。

味は繊細でクリーミー、まろやかな味わいです。

 

外国産の「ハス」と比べてねっとりした感じではなく、

なめらかなのが特徴で味も繊細で溶けるように味わい深く、

リピーターの方も多いのでしょう。

一度食べたら病みつきになってしまうお味。

そんなこと聞くと、家族に食べさせたいと思ったり

自分でも食べてみたいと思いますよね!?

 

ただ今のところ、日持ちがしないことから、

スーパーにおいて流通が少ない状況になっています。

しかし、日本が最近の温暖化の影響で気温が上がってきているため、

実はアボカドの生産可能北限が、東京まで上がってきました。

温暖化は複雑ですが、アボカドを生産できるエリアが広がって、

国産アボカドを食べられる機会が増えるのは嬉しいな~と思ったり。

 

アボカドの苗から木を育てて実がなるまでには5年以上はかかるので、

気長に大切に育てなければいけませんが、

アボカドの木は手がかからず育てやすいと農家さんが仰っていて、

最近では素人の方でもアボカド育成をしている方が増えてきたそうです。

 

そういう意味では、自力でアボカドの木を育ててしまう、

なんてこともアリですよね?!

 

 

まとめ

国産のアボカドの魅力がお分かりいただけたかと思います。

アボカドは美味しいので食べることについつい夢中になってしまいますが、

「どこの国からきたのか」や「どんな種類か」なんて、

思いながら食べるアボカドを選ぶのも楽しいと思いませんか?

ぜひ、機会があれば国産アボカドも手に取って食べてみてくださいね!