知られざるコーヒーのアメリカンコーヒーとは？名前の由来や違いを解説！
そもそもアメリカンコーヒーって何？と疑問に思う人も多いかもしれません。
私もアメリカンコーヒーのアメリカンてどういう意味なのか知りませんでした。
そこで今回は、知っているようで知らない、
アメリカンコーヒーの意味や由来を調べてみました。
これを読めば、アメリカンコーヒーのことはバッチリ！
誰かに語りたくなるかもしれませんよ。
- アメリカンコーヒーの特徴や薄い味の理由とは？焙煎と作り方が関係？
- アメリカンコーヒーって名前の理由が驚き！？実はアメリカ発祥でない？
- アメリカンコーヒーとよく目にするブレンドコーヒーの違いとは！？
- アメリカンコーヒーと似ているアメリカーノとの違いとは作り方だけ？
- アメリカンコーヒーの作り方はお湯の割合が大事！好みの味に薄めるコツ！
- まとめ
アメリカンコーヒーの特徴や薄い味の理由とは？焙煎と作り方が関係？
コーヒーは好きだけど、苦みや酸味が強いのは苦手な人もいるかもしれませんね。
そんな私もコーヒーは味や色が薄いアメリカンコーヒーの方が飲みやすいです。
そう！アメリカンと言えば、「味や色が薄い」と思っている人も多いのでは？
そもそもコーヒーとは、コーヒーノキという植物の種子を焙煎し、
粉に挽いてお湯で抽出したもの。
焙煎の度合いには浅煎りから中煎り、深煎りまで8段階あり、
浅く焙煎したものがアメリカンコーヒーなんです。
焙煎の度合いによって、色や苦み・酸味が変わります。
浅く焙煎した豆は、色が薄く酸味があり、
深く焙煎したものは濃い色と苦みが強くなる特徴があります。
アメリカンコーヒーは浅い焙煎なので、
さわやかな酸味とさっぱりした味わいなんですね。
アメリカンコーヒーって名前の理由が驚き！？実はアメリカ発祥でない？
実はアメリカンコーヒーとは日本固有の呼び方なので、
アメリカでは通じないってご存知でしたか？
と思うかもしれませんが、アメリカではコーヒー豆は生産されていません！
アメリカンコーヒーの由来は、いろいろな説があります。
・戦後の日本で、アメリカ人が浅く焙煎したコーヒーを好んで飲んでいたから。
・深煎りが主流だった頃の日本で、アメリカから帰国した人のリクエストで
少ない豆に多めのお湯で入れて浅煎りのようにしていたから。
この他にも由来にはさまざまな説がありますが、
近年では濃度が薄いコーヒーをアメリカンコーヒーと呼ぶようになってきました。
アメリカンコーヒーが通じるのは日本だけなので、
旅行など海外でうっかり言ってしまわないように注意が必要ですね。
アメリカンコーヒーとよく目にするブレンドコーヒーの違いとは！？
「ブレンドコーヒー」というのも目にしますよね。
いろいろな産地や種類の豆を混ぜているもの。
ブレンドコーヒーと言うと、なんだかお米のブレンド米のように良くない印象ですが、
さまざまな豆を混ぜ合わせることで風味や味、香りに深みが出たりするんですよ。
反対に、1種類の豆だけのコーヒーは「ストレートコーヒー」といいます。
こちらは、純粋にその豆だけの味や風味を味わうことができます。
アメリカンコーヒーと似ているアメリカーノとの違いとは作り方だけ？
似たようなコーヒーの名前に「アメリカーノ」というのもありますよね。
アメリカンと何が違うの？と疑問に思っている人もいると思います。
アメリカーノは、簡単に言うとエスプレッソコーヒーにお湯を加えたもの。
エスプレッソとは、フィルターに入れた深煎り豆に圧力をかけて、
抽出した濃いコーヒーのことです。
アメリカンコーヒーとは、豆の焙煎度合いや抽出方法が違うんですよ。
アメリカンコーヒーの作り方はお湯の割合が大事！好みの味に薄めるコツ！
先ほども説明したように、アメリカンコーヒーは浅煎りした豆を使うので、
色が薄く酸味がある味わいになります。
お家で入れる時は、浅煎りの豆を使う方法の他に、
深煎り豆でお湯を足す方法もあります。
豆の焙煎は全部で8段階あります。
簡単に言うと、焼けば焼くほど濃い色合いで苦みが増していきます。
ライトローストから始まり、シナモン→ミディアム→ハイ→シティ→
フルシティ→フレンチ→イタリアンローストまで、順に深く濃くなっていきます。
このうち浅煎りの豆は、ミディアムローストかシナモンローストがおすすめです。
焙煎が浅い分、苦みは少ないですが酸味があります。
酸っぱいのが苦手な人は、深煎り豆で入れてお湯をたすというやり方がいいですよ。
焙煎が深いので、酸味は減りますが苦みがあります。
お湯を足して薄めることで、自分好みの味の濃さに調節することができます。
我が家は味の好みがバラバラなので、深煎り豆で入れて家族それぞれが好きな濃さに調節しながらコーヒーを楽しんでいます。
まとめ
今回はアメリカンコーヒーの由来や特徴、
他の種類との違いについて説明しましたが、いかがでしたか？
アメリカンコーヒーは浅く焙煎したコーヒー豆で、
さっぱりした味が楽しめるのが特徴でした。
実はアメリカでは通じないということに驚きでしたね！
コーヒーの好みは人によって、「苦いのが好き」「酸っぱすぎるのは苦手」、
「濃いのがいい」など実にさまざま。
いろいろ試して自分好みの味や深みを見つけてみてくださいね。
