お役に立てると幸いなブログ

生活の中で色んな気になることを調べ、体験も交えて書いていきます。お気に召されますと幸いです!

子どもの短所が飽きっぽい!習い事もやめたい病の我が子への対処法!

 

日本には、子どもの性格は3歳くらいまでに決まってしまうという、

「三つ子の魂百まで」ということわざがありますね。

 

我が子の下の子は小さい頃から手がかからず、

今も特別良い子というわけではありませんが、特に悪いこともしません。 

ですが、最大の短所は「飽きっぽい」ということなんです。

 

とにかく熱しやすく冷めやすい性格で、

興味を持って始めたこともすぐに飽きてやめてしまいます。

これは小さい時からあまり変わっていないかもしれません。

まさに「三つ子の魂百まで」なのかも…

 

次々に興味が変わる子どもの性格に困って、

親としてなんとか直そうと怒ってばかりでした。

今回は、そんな私が考え方を変えて、

子どもの短所を長所と思えるようになった経験を紹介します。

飽きっぽい性格の子どもに困っているお母さんに、

心が軽くなる考え方をお伝えしますね。

 

 

子どもが習い事を嫌がる!私は初めの内はこんな考え方で接していた!

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子どもが興味を持ったものなら、応援してあげたいのが親心だと思います。

勉強でもスポーツでも習い事でも、

子どもが熱中している姿は親にとって嬉しいものですよね。

 

自分からやってみたいと言い出したのに、

「飽きたからもうやめる」って言い出したら、どんな対応をしていますか?

  • 自分で決めたんだから最後まで何が何でもやらせる!
  • 無理にやらせても意味がないのでやめさせる!

だいたいは、この2択に分かれると思います。

 

我が家の下の子は、熱しやすく冷めやすい性格でもあります。

今まで熱中したものは、将棋、囲碁、カードゲーム、

スポーツでは卓球、野球、サッカー、バスケ。

「将棋教室に行ってみたい」

「野球チームに入りたい」

「やっぱり野球はやめてサッカーにする」

などなど、かなり振り回されました。

 

そのたびに、

「自分でやるって言い出したんだから最後までやりなさい!」

と叱っていました。

そして、どうしてうちの子は、飽きっぽい性格なんだろう…

と、悩んだりもしました。

あまりにも怒り過ぎて親子関係がギスギスしてしまうことも…

 

 

大人と子どもの考え方の違いから飽きっぽさの原因はなぜかわかった!

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脳科学的に人が飽きると感じるのは、2種類あるんだそうです。

 

1つめは、単純に疲労からくるもの。

同じ作業を長時間行っていると、脳も疲れてきて働きが鈍くなります。

飽きたという感覚は脳からの「ちょっと休憩してほしい」というサインなんだとか。

 

2つめは、新鮮味を失うこと。つまりマンネリ化です。

初めてやることは脳にも刺激があって活性化しますが、

慣れてくると脳も新鮮味を感じなくなってしまい、「飽きた」となるんだそうです。

 

下の子は、一言でいうとなんでもすぐに飽きてしまう性格。

一方の上の子は、小学生からずっと同じスポーツを続けています。

下の子にも趣味でもスポーツでも何でもいいから、

何かずっと続けられる大切なものを見つけてほしい…

飽きっぽいのは、忍耐力がないから?そう思っていつも厳しく接していました。

 

それでも我が子はすぐに新しいものに興味を持って、

「やってみたい!」と言い出します。

またか…と思うと同時に、

「どうしていろいろなものに興味がわくんだろう?これはある意味、長所かも!」

と思うようになりました。

 

子どもは、経験していないことは未知の世界なので、興味を持ちます。

既に経験したり、見たり聞いたりしている大人からみると、

自分に「向いているか」「向いていないか」がなんとなくわかります。

でも我が子にとっては、見たり聞いたりするだけではなく、

やってみないとわからない!

とにかくやってみて自分に向いているか確かめたいんだそうです。

 

行動を起こす前からこういうものだと決めてかかる大人に対して、

先入観なく行動を起こせる我が子。

子どもの考え方や行動から、次第に飽きっぽい性格は言い方を変えれば、

『好奇心旺盛で何でもやってみるという積極的な性格』

だと良い方向に考えが変わりました。

 

今までのことも、

『興味を持ったことをやってみる』→『自分には合わないことがわかった』

という経験ができたと捉えれば子どもにとって良い経験になったのでは?

と思うようになったんです。

 

 

私の結論!子供の長所も短所も一言で片づけずに見方を変えてみよう!

 

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子どもが飽きてしまうのはなぜでしょうか?

飽きてしまうのは新鮮味がなくなったか、もう充分だと満足したか、

どちらにせよ「もっとやってみたい」「もっとこうなりたい」「もっと知りたい」

と思えなかったからだと思うんです。

 

我が子は卓球がやりたいと言って市民体育館に通ってみたり、

野球クラブの体験に行ってみたり、サッカークラブに入会してみたり…

いろいろな経験をして、今はバスケットにハマっています。

バスケットは合っていたのか、ずっと続けています。

 

まさに「もっとやってみたい」「もっとうまくなりたい」

というものを見つけたようです。

もちろん、責任感を持つことも大切なので、学校のことや家でのお手伝いなど、

最後までやることも小さい頃からしっかり教えています。

嫌なことからは逃げればいいと思うようにはしたくありませんよね。

 

我が子にとってバスケットは、

嫌なことがあっても逃げないで続けることができる大切なものなりました。

飽きっぽい性格が短所だった我が子ですが、

考え方を変えて好奇心旺盛で何でもやってみる、

そんな積極的なところが長所だと捉えるようになってから、

私も心が軽くなりました。

 

子どもの性格は、生まれながらに持つ気質や家庭環境に左右するといわれますが、

一言で長所・短所と決めつけてしまうのはもったいないと思います。

短所だと思っていたところも見方を変えてみると、

長所として伸ばしてあげることができますよ。

大人がうまく手助けして、子どもが持っている長所を、

さらに伸ばせるような子育てをしたいものですね。

 

 

まとめ

子どもが飽きっぽくて困るというお母さんはたくさんいると思います。

飽きてしまうのは、「もっとやってみたい」と探求心が芽生えなかったから。

その要素があれば、子どもは飽きることなく、長く続くのではないのでしょうか。

 

もちろん、子どもの言いなりになって何でもやらせていたら疲れますよね。

でも子どもが興味を持ったものなら、応援してあげたいのが親心。

何か子どもが熱中できるものを見つけてくれたら嬉しいですよね。

飽きっぽい性格は確かに短所ですが、好奇心旺盛で積極的な長所だと、

見方を変えてみませんか?