転職に決断できない時のきっかけは？40代パートが正社員へ転職体験談！

生きていく上で、大きな決断をしなければいけない場面はたくさんあると思います。

転職するかどうかも、大きな決断ですよね。

今の仕事を辞めようか、それとも続けるか…

なぜ決断できないのか、どう決断すればいいのか、

まずは転職しようと思った一番の理由を考えてみましょう。　

主婦を経てパートだった私が正社員に転職した体験を元に、

決断するきっかけを探すお手伝いをします。

皆の転職を決断するきっかけは？実は本音と建て前が存在する！？

転職しようかな…そう思うきっかけはなんでしょうか？

就職サイトによるアンケート結果では、面接で答えた転職理由の多くが、

「仕事の領域を広げたいから」

「専門知識を活かしてスキルアップしたいから」

など、将来に向けた飛躍のために転職したいと答える人が多いようです。

しかし、実は転職の本音で一番多いのは、

「報酬を上げたいから」

「人間関係が悪いから」

のようで、前者のほとんどは建て前なんだそうです。

転職したいと思う原因のほとんどは「お金」と「人間関係」ということなんですね。

転職か続けるかの決断に悩む！悩み過ぎのときの考え方のコツとポイント！

実は私も転職しようか、続けようか迷った経験があります。

自分でなかなか決断できなくて、悩むポイントを整理してみました。

▼その1．人間関係

多くの人の心理として、以下の2つが働いていると思います。

• 人間関係が円満→仕事の内容や給与面で多少不満があっても、

　　簡単に辞めようとは思わない。

• 人間関係が険悪→仕事の内容や給与面に満足していても辞めたいと思う。

そうなんです。

つらい仕事でも人間関係が良好だと、もう少し頑張ろうって思いますよね。

逆に楽な仕事でも、理不尽なことで上司に怒られる、

いつも嫌な態度をとる人がいる、またはギスギスした雰囲気の職場だと、

ストレスがたまってもう辞めたい！となりますよね。

人間関係って本当に大切です。

私が転職しようか、続けようか迷った理由のひとつは、

人間関係はとても良好で居心地のよい職場だったのでとても悩みました。

転職先も人間関係が良いかどうかは、実際に働いてみないとわからないからです。

もし人間関係が悪かったらそれほど悩まなかったかもしれません。

それくらい人間関係の良し悪しは、私にとって大切なポイントでした。

▼その2．給与面

転職前の給与は安定した企業ということもあり、

周辺地域と比べると少し高めの時給でした。

65歳までの雇用は約束されていましたが、

私はパートという事もあり、この先飛躍的に昇級する見込みはゼロでした。

もちろんパートには退職金もありません。

私が転職しようと思った一番の理由は、やはり「お金」でした。

もっと年収を上げたい！

でも65歳まで雇用が保証されていて倒産の心配もない企業、

しかも人間関係も良好の職場を辞める決断はなかなかできませんでした。

▼その3．年齢の高さ

転職しようと思った時は40代半ば…

ただのパート主婦が新しく仕事を見つけようと思ってもなかなか見つかりません。

企業が欲しい年代は、20～30代半ばくらいまでなんです。

何か資格を持っているわけでもなく、特技があるわけでもない…

まずは年齢で求人に応募すらできず、

やはり無理な転職はしない方がいいのか、迷いました。

もし今の職を失ったら、もう次は採用されないかもしれない・・・

そんな不安がありました。

▼その3．仕事内容

私の転職の目的は「年収を上げたい！」なので、

転職先を探すのに職種は決めていませんでした。

何度か面接落選を繰り返し、

なんとか今までとは違う職種で正社員として内定をもらった時は、

仕事内容を覚えられるか、体力は持つか不安だらけでした。

しかも今までとは違い、倒産する可能性もあるかもしれない中小企業。

このようにいろいろな迷うポイントがあって、

なかなか決断できず転職先から内定をもらってもしばらく考えてしまいました。

私は転職決断のために無理にきっかけを作った！悩みすぎなら話すべき？

もっと年収を上げたい！という理由で転職活動を始めた私は、

何度か面接に落ちながらやっと内定をもらうことができました。

しかし、今までの職場を退職する決断がなかなかできませんでした。

迷ったのは人間関係の良さと65歳までの安定した雇用が約束されていたから！

そこで信頼できる人に相談することにしました。

女性の悩み相談は解決を無理にしない！転職決断も押してほしいだけ？

よく、女性の悩み相談は解決しなくていいと聞くことがあります。

それは誰かに相談する時点で、女性は自分でどうするか決めていて、

後は背中を押してほしいだけなんだそうです。

実はそうなんです。

私もまさに転職へ背中を押してほしい、決断のきっかけが欲しかっただけでした。

今の職場は確かに居心地がよくて辞めたくない…

でも私は年収を上げたいという一番の理由があって、

迷っている気持ちを他の人に聞いてもらうことで、

やっぱり転職しようと決断できたんです。

結論！転職決断ができないときは現職を続けた場合にどうなるかを考える！

本当に転職した方がいいのか、

今の仕事を辞めずに続けるか迷っていて決断できない時は、

転職しようと思った一番の理由を考えてみましょう。

• 人間関係？　
• 給与面？
• もっとやりがいを感じたいから？
• スキルアップのため？

本当に転職をした方がいい場合のチェックポイントをいくつか紹介します。

▼その1．人間関係

人間関係が悪い場合、すぐに転職するのではなく、

部署の異動などで今の周りの人間関係に変化をつけることはできませんか？

部署の異動などがない場合、あなたがどんなに努力しても変わらなかったり、

追い詰められるほど人間関係が険悪なら、

転職する決断のきっかけになると思います。

▼その2．万が一、無職になっても大丈夫か？

うまく転職できなかった場合、すぐに生活に困ることはありませんか？

貯金が十分にない場合や、生活に困った時に家族に頼れないなど、

リスクが高すぎる時は、よく考えましょう。

私の場合は家族と同居していたので、迷いながらの転職でも、

いざとなったら、家族が支えてくれるという安心感がありました。　

せっかく転職しても、馴染めなかった、予想していた職場とは違った…など、

なんらかの理由でまた辞めることになってしまうのは避けたいところですよね。

万が一、無職になっても生活にすぐに困らない備えがあるか…

というのも重要なチェックポイントです。

▼その3．今の仕事に飽きて転職したい場合は、要注意！

あなたが今の仕事を始めた頃は、どうでしたか？

覚えることがたくさんあってプレッシャーを感じながらも、

できることが増えていくと手応えを感じていたのではありませんか？

しかし誰でも慣れると飽きてくるものです。

もし違う内容の仕事に変わったとしても、

慣れると同じことの繰り返しになりませんか？

人間関係も悪くない、給与面でも大きな不満がないのなら、

無理な転職はおすすめしません。

なぜなら、転職を繰り返す人は採用されづらいからです。

一般的に採用する側は、何度も転職歴がある人を雇うことをリスクと捉え、

「この人を雇ってもすぐに辞めてしまうのでは？」と思われてしまいます。

飽きたからなんとなく転職するのではなく、

こんな理由があって転職したい！という時まで、

安易な転職はやめた方がいいでしょう。

まとめ

転職しようか、今の仕事を続けようか迷った時は、

転職したい一番の理由が何か考えてみましょう。

万が一、転職がうまくいかなかった時のリスクもしっかり考えた方がいいです。

迷う時は誰かに聞いてもらうだけでも、決断するきっかけになったりします。

この記事が転職に失敗して後悔しないために少しでも参考になれば嬉しいです。