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生活の中で色んな気になることを調べ、体験も交えて書いていきます。お気に召されますと幸いです!

睡眠が浅い方はストレス対策を!浅い原因や深い睡眠へ変える改善法!

 

「昨日はたくさん寝たはずなのに、何だか体がだるいなぁ。」

「朝起きても疲れが取れてないなぁ。」

 

あなたもこんな経験、あるんじゃないでしょうか。

きちんと睡眠をとったはずなのに、寝た感じがしない、疲れがとれていない。

それは、あなたの睡眠が浅いせいなんです。

 

厚生労働省が行なった調査では、

日本国民の実に5人に1人は睡眠が浅く、よく眠れていない

ということも分かっています。

 

睡眠と聞くと、身体を休める行為のように感じるかもしれませんが、

実は脳の疲労をとるという役割もあるんです。

睡眠が浅い人は脳の疲労がとれていない、ということになりますね。

 

睡眠がきちんと取れていないと記憶力や判断力が低下したり、

気分が落ち込みやすくなったりという悪影響が出てきます。

いったいなぜ、きちんと眠っているにも関わらず、

睡眠が浅い状態になってしまうのでしょうか。

 

 

睡眠が浅い理由はメカニズム?レム睡眠とノンレム睡眠の比率に注意!

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睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠という2種類が存在しています。

睡眠が浅くなってしまうのは、

この2種類のうち「レム睡眠」の状態が長引くためなんです。

 

レム睡眠とは、体は休んでいるのに脳は起きている状態のこと。

脳は覚醒していますので眠りは浅く、

夢を見るのもレム睡眠のタイミングと考えられています。

 

逆に、ノンレム睡眠は脳も体も熟睡をしている状態のことをさします。

眠りが浅いということは、睡眠はとれているけどノンレム睡眠に移行ができず、

レム睡眠が長引いている状態なのです。

 

通常このレム睡眠とノンレム睡眠は90分サイクルで入れ替わるようになっています。

しかし、様々な要因によりこのサイクルが乱れてしまい、

睡眠が浅くなってしまうのです。

 

 

睡眠が浅い要因や原因!ストレスとの関係が脳を休ませる邪魔を!?

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睡眠の浅い深いには、様々な要因が重なり合っていると考えられています。

 

たとえば、寝る前にパソコンやスマホを使用する人が最近は多いですよね。

パソコンやスマホの光はブルーライトといわれ、睡眠に必要な

メラトニンというホルモンを減少させてしまうのです。

 

または、私たちの生活から切り離すことができないストレス。

これも大いに関係があるんです。

過度のストレスを受けると体内の自律神経が乱れてしまい、

体内リズムが崩れてしまうんです。

 

自律神経は、体をリラックス状態に導く副交感神経を、

コントロールしてくれています。

しかし、ストレスの影響を受け自律神経が乱れてしまうと、

心身の活動をアップさせる交感神経を刺激してしまいます。

 

そうなると脳は休息モードに入りにくくなってしまい、睡眠は浅い状態になります。

 

このように、日常生活の中には、

私たちの睡眠を妨害してしまう要因がたくさん潜んでいるんです。

 

 

睡眠の質を上げるには!?快眠の方法は大きく4つ!

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「せっかく寝たのに体の疲れがとれない!」

こんな状態は、できれば避けたいですよね。

私たちはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。

 

◆起床時間

毎日決まった時間に起きることは、質のいい睡眠に欠かせません。

目覚める時刻を一定にすることで、

体内時計のリズムを整えることができるからです。

 

また、朝日を浴びることも推奨されていますよ。

朝日を浴びると、14~16時間後に、

先ほどご紹介した睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が、

始まるようになっているんだそう。

 

人間の体ってとても不思議で、上手にできているんですね!

 

◆食事は規則正しく!

朝食をとることで胃腸がはたらき、体内時計のリズムが整います。

反対に夜遅い食事はおすすめできません。

食事のせいで胃腸が休まらず、睡眠の質を下げてしまうからです。

眠る3~4時間まえには食事を終えるようにしたいですね

 

また、カフェインなどの摂取も睡眠前には控えましょう。

神経に作用したり、代謝によって尿意をもたらしたりすることで、

眠りを浅くしてしまう可能性が高いですよ。

 

グリシンを含む食品

グリシンはエビやホタテ、イカカニなどの魚介類に含まれている栄養素です。

体内に広く存在するアミノ酸の一種で、

私たちの体内時計に作用し睡眠のリズムを調整する、と言われています。

 

◆適度な運動

睡眠は体と脳の疲労を解消する効果がありますが、

現代では脳だけを酷使してしまう人が多いようです。

体を動かす機会がないまま睡眠をとろうとすると、

体が疲れていないので眠ることができないんですね。

 

脳は休養を必要としているのに体は疲れていないという、

あべこべな状態になってしまいます。

適度に体を動かし、体も脳もゆっくり休養できる状態を作りましょう。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

きっと多くの人が、

「眠れない」「寝ても寝ても疲れがとれない」

このような経験があると思います。

 

私は新入社員の頃、体はクタクタに疲れているのに、

頭が冴えてしまって眠れないことが結構ありました。

翌朝起きると全く疲れがとれておらず、その疲れは翌日に持ち越し…。

 

まだ若かったので体力もあり、何とか乗り越えましたが、

悪循環だなぁと感じていました。

 

このように自分の睡眠不足を認識していても、

「まぁ大丈夫だろう」とか「休みの日にまとめて寝ればいいや」

と考える人は多いはず。

 

しかし、睡眠不足は私たちの心身に大きな影響を及ぼします。

生活の質を下げるだけではなく、

高血圧や糖尿病といった生活習慣病や各種ガンにかかりやすくなる、

ともいわれています。

 

「たかが睡眠不足」と思わずに、日ごろの睡眠を大切にしていきましょう!