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ドコモ口座被害に学ぶ銀行口座の不正利用対策!その鍵は「確認」?

お金の管理をしたいとき、お金を預かってくれたり、

誰かに送金したりするのに便利な「銀行」。

 

近年では、パソコンやスマートフォンを使って口座の残高を調べたり、

お金の振り込みができる「インターネットバンキング」や、

スマホで決済ができる「ウォレットサービス」など、

便利なサービスも普及しています。

 

しかし、ネットによるサービスの普及とともに、

それらを標的とした不正利用も問題化されるようになっています。

例えば、ここ最近で話題になっている「ドコモ口座」の不正利用

 

ドコモ口座の登録の際に、他の人のの銀行口座を登録することで、

不正にお金が利用されてしまう、といった問題ですよね。

 

現在、被害は1800万円を超えているそう。

普段何気なく使っているサービスで、

こんな大きな問題が見つかってしまったら、

これから安心して使えなくなっちゃいますよね...

 

そんな「不正利用」に巻き込まれないようにするために!!

銀行やインターネットによるサービスを利用するときは、

しっかりと対策をしておく必要があります!

 

安心して銀行を利用していただくために!

今からお話しする対策について、しっかり理解していきましょう。

 

 

不正利用の事例まとめ!フィッシング詐欺とは何?ネット講座が危ない!

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少し前までは、金融犯罪の事例として、

代表的なものに、「オレオレ詐欺」などがありましたよね。

 

しかし、ネットの普及により、金融犯罪の手口はより複雑化しています。

近年、被害が増加している事例としては、以下のようなものがあります。

 

フィッシングメールを用いたもの

フィッシングメール...どこがで聞いたことがある人も多いと思います。

「フィッシング」とは、ネットの情報を奪う詐欺行為、という意味です。

つまり、「フィッシングメール」とは、詐欺のメールのことを指します。

 

主な方法は、銀行のふりをして偽のメールを送信し、

偽サイトに被害者を誘導することで、

認証情報などの個人情報をだまし取る、というものです。

 

実は私にも、偽メールが届いたことがありまして...

はじめは「どうしよう!」と少し焦りましたが、

よく見ると、私の口座とは違う銀行の名称が書いてありましたので、

「偽物だな」と思い、被害を免れたという経験があります。

 

私の場合は大丈夫でしたが、

もし自分の持っている口座の銀行からメールが来たら、

焦っても開いてしまう人もいるかもしれないですね。

 

・パソコンのウイルスによるもの

パソコンを脅かすウイルスですが、ウイルスの中には、

インターネットバンキングの情報をだまし取るものもあります。

 

主な事例として、偽の不正送金対策ソフトの利用案内などの、

偽のパスワード入力画面を表示し、

ワンタイムパスワードの入力を促す、というものがあります。

 

この画面に従って、ワンタイムパスワードを入力してしまうと、

不正送金が行われてしまいます。

 

このようなウイルスによる手口において、

「セキュリティ強化のため...」などといった、

被害者を誘導しやすくするための偽の理由が書かれていることが多いです。

そのような特徴から、ウイルスによる不正利用の被害は、

近年非常に増えているようです。

 

・ネット口座における事例

最近話題となっている「ドコモ口座」の不正利用は、

ウォレットサービスの脆弱性をうまく利用した金融犯罪です。

 

詳しく説明しますとドコモ口座の開設時に、

他人の銀行口座を勝手に登録し、不正に口座に送金。

その後、出金を行うことで残高を現金化する、という手口になります。

 

かつてのウォレットサービスでは、

口座登録時にインターネットバンキング用のパスワードや

認証カードの情報を入力しなければなりませんでした。

 

最近のウォレットサービスでは、

口座番号や暗証番号を確認するだけで口座登録ができるものが増えています。

 

よって、ウォレットサービスのセキュリティレベルは、

登場初期と比べ、どんどん下がってきているともいえます。

 

そして、セキュリティが弱くなったことにより、

サービスの「脆弱性」が露呈し、

今回のドコモ口座の不正利用といった犯罪が発生してしまったのです。

 

 

ドコモ口座の被害を鑑みての対策!基本的な3選を実践しよう!

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金融犯罪の手口について、どのようなものがあるかは、理解できたと思います。

しかし、いざ対策しようと思っても、

「どうすればいいかわからない...」となるかもしれません。

 

そんなあなたのために、

以下に不正利用を防ぐための対策方法についてまとめましたので、

是非、参考にしてくださいね。

 

・不審なメールやメッセージは開かない!

あなたは、今までに身に覚えのない人から

不審なメールおよびメッセージが届いたことはありませんか?

これらの不審なメールやメッセージは、

何があっても絶対に開かないようにしましょう。

 

もしメールに添付されているファイルや、

記載されたリンクを開いてしまった場合、

ウイルスの侵入や個人情報が漏れてしまう可能性があります!

 

ウイルス対策ソフトを導入する!

インターネットバンキングを利用しているパソコン、スマートフォンには、

ウイルス対策ソフトを導入するようにしましょう。

 

とくに、スマートフォンでのウイルス被害が近年増加しています。

安全にインターネットバンキングを利用するために、

自身にあったソフトを導入するようにしましょう。

 

・セキュリティに強い銀行を選ぶ!

今回のドコモ口座の事例では、、

登録が簡単に行うことができるという利点が裏目に出、

サービスの「脆弱性」を露呈させてしまうという結果になってしまいました。

 

あなたがスマホ決済サービスを利用したいときは、

ワンタイムパスワードを導入した「2段階認証」や、

IPアドレスによる制限などを導入している、

セキュリティ面で安心できるような銀行を利用するようにしましょう。

 

また、万が一不正利用に遭ってしまった場合に、

被害総額を最小限に抑えるためにも、

サービスと連携している口座とは別に

貯蓄用の口座を作っておくのも一つの手ですよ。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は銀行の不正利用の事例と、それらを防ぐための対策について話をしました。

 

インターネットバンキングって本当に便利ですよね。

家で残高を確認したり、お金の振り込みができたりするので、

私もよく活用してます。

 

また、ウォレットサービスも本当に便利です。

わざわざ財布を出さなくても、お買い物が簡単にできるので、

いつも活用しています。

 

でも、そんな便利なサービスが悪い人に脅かされたりなんてしたら...

そうならないためにも、普段から犯罪を防ぐために、

対策をしておかなければなりません。

 

今回のドコモ口座事件は言葉は悪いですが、

ある意味、「教訓」となる出来事だったかもしれませんね...。

どこから問題が生じるかわかりませんから、

安心しきっていては、いけませんからね!

 

あなたも、犯罪に巻き込まれないように、

日頃からきっちりと対策を行うようにしましょう!