知らない間にアナタも!?SNSを取り巻く4つの問題点と5つの対策!
現代社会において、私たちの生活に欠かせないものとなっています。
いつ、どこにいても誰かにメッセージを送れたり、
多くの人に向けて情報を発信できるのが、「SNS」の主な利点です。
その便利さや手軽さから、日本中のほとんどの人が、
SNSを利用しているといってももはや過言ではないでしょう。
しかし、その手軽さゆえに近年、SNSの利用において、
様々な問題点が指摘されています。
特に、最近では、誹謗中傷の問題がよく話題になっていますよね。
SNSの登場により、手軽に自分の言葉が発信できるようになった分、
特定の人を悪く言うような言葉も、手軽に発信できてしまう危険があるのです。
SNSは便利ですし、できることならば、そのようなトラブルは避けたいところ...
今回は、SNSに関する問題や、それらを回避するための対処法について説明します。
SNSが一般的になった現在ですが、慣れたからと言って、油断は禁物です!
改めて、SNSの問題について考えていきましょう。
要注意のSNSで起こった事例!誹謗中傷問題も含む4つとは!?
ご存知かもしれませんが、SNSで起こった問題について、ケースごとに紹介します。
①個人情報が特定される!
普段から、SNSに友人との写真や、
家の近くの景色を発信している人も少なくないと思います。
しかし、この何気ない行動が、トラブルにつながってしまう場合があります!
SNSは、誰にでも情報が発信できる利点を持つ反面、
誰でもその情報が閲覧できる、という特性を持っています。
その特性ゆえに、自分が何気なく載せた写真が、
思わぬ形で多くの人に見られてしまう可能性もありえます。
知らない人に自分の情報がいつの間に公開されていたら、
恐ろしくてたまりませんよね...
②特定の人への誹謗中傷!
これも、SNSの手軽さゆえに、近年、問題視されている事例ですね。
最近では、ニュースなどでもよく取り上げられているため、
知っている人も多いことでしょう。
SNSでは、簡単に自分の言葉を文字として発信することができますが、
それは時によって人を傷つける「刃物」となる場合があります。
誹謗中傷の問題は、有名人に対するものがニュースでも話題になりますが、
もちろん、被害を受けるのは有名人だけではありません。
最近では、事件の犯人と疑いをかけられた人が、
何もしていないのに、誹謗中傷の被害を受けたという例もあります。
相手の顔が見えない分、言葉の使い方には注意したいものですよね。
③投稿が炎上する!
誰でも発信した情報を閲覧することができる、という特徴を持っています。
その特性ゆえに、自分の何気なく発信した言葉が多くの人に拡散され、
トラブルの発端となってしまうこともにおいて少なくありません。
少し前、「バイトテロ」というものが話題になりましたよね。
アルバイトが悪ふざけでSNSにあげた写真が多くの人に公開され、
結果として、店に大きな損害を与えた、という事例です。
SNSの投稿は、一度拡散してしまったら二度と消えないとも言われています。
SNSで投稿する際は、慎重に行うようにしましょう。
④アカウントが乗っ取られる!
「乗っ取りなんてそんな...パスワードもきちんとしてるし、
なかなかそんなこと起こらないんじゃない?」
そう思ったあなた、油断してはいけません。
実は筆者の私も、Twitterのアカウントを乗っ取られたことがあります...
原因は、不正のリンクから誤って偽サイトに飛んでしまったことにありました。
偽サイトに入ってしまったことで、
Twitterのアカウントの情報が全て筒抜けになってしまったんですよね。
Twitterだけに限らず、全てのSNSにおいて、乗っ取り被害が起こっています。
乗っ取り被害の中には、友達のふりをしてギフトカードをだまし取る事例も..。
よく知っている人からのメッセージでも、
「あれ?変なことを言ってるな」と感じた場合、
相手のアカウントは乗っ取られているかもしれませんよ...
SNSを便利で安全に使うための5つのポイント!問題点への対策!
SNSの問題点について、理解できたでしょうか。
「SNSを安全に使いたい!」
そんなあなたは、以下の点に注意して、SNSを活用しましょう。
▼個人が特定されるような情報は発信しない!
個人の特定につながる情報としては、以下のようなものがあります。
- 名前や居住地、学校や勤務先の情報
- 自分や、友人の顔写真
- 家からの景色など、場所を特定できる写真
友人と遊びに行ってきた後、何気なく投稿した思い出写真も、
特定の材料となってしまう可能性があります。
できるだけ、個人が特定されるような情報の投稿は避けるようにしましょう。
▼写真に位置情報がついていないかチェックする!
最近の写真機能では、写真に位置情報がついていることが多いです。
いつ、どこで写真を撮ったか把握したいときには非常に便利な機能ですが、
これも、個人を特定する材料として利用されてしまうことがあります。
SNSにあげる写真に、位置情報がついていないか確認することは、
プライバシーを保護するために重要です!
▼発言に気を付けよう!
SNSでは、相手の顔が見えない分、
気軽に発言ができてしまうという特徴を持っています。
それゆえに、誹謗中傷や、悪ふざけによる炎上などが起こってしまうのです。
SNSを使用するうえで大切なのが、
「画面の向こう側にも人がいる」ことを意識することです。
SNSで、何か思ったことを投稿するときは、
見えない人の存在を意識しながら、よく考えて投稿するようにしてください!
▼公開範囲を設定しよう!
SNSにおいて、
「個人が特定される情報の投稿は避ける」ことは重要なことですが、
「これでは思うままにSNSを利用できない!」と
思う人もいるかもしれません。
また、自分の思いや考えを知らない人に拡散されるのは怖い...
という人も中にはいるでしょう。
そんな人は、SNSの公開設定を変更しましょう。
例えば、Twitterでは、特定の人にのみ投稿が公開される
「鍵アカウント」の設定ができます。
個人情報の特定や、意図しない拡散、炎上を防ぐ、というメリットもありますよ。
▼怪しいメッセージやリンクは開かない!
LINEなどのコミュニケーションツールを利用していると、
時折怪しいメッセージが届くことがあります。
これらのメッセージは絶対に開いてはいけません!
先ほど紹介した「乗っ取り被害」はもちろん、
スマートフォンやパソコンがウイルスに感染してしまう可能性もあります。
まとめ
いかがでしたか?
今回はSNSにおける問題点と、その対策についてお話ししました。
SNSって本当に便利ですが、
その裏でたくさんの問題を抱えているということを
この記事で知っていただけたと思います。
あなたがSNSで問題に巻き込まれないようにするために、
改めて、以下の点について、意識するようにしましょう!
「画面の向こうにも人がいる!」
「一度投稿した情報は、なかなか消えない!」
それでは、良きSNSライフをお送りくださいね!