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パラスポーツの発祥は戦士のリハビリ?驚きの歴史や競技一覧を紹介!

オリンピックに続いて開催されるパラリンピック

日本でも金メダル有力者の方々の活躍が期待されます。

普段の大会でもその選手の方々の活躍は、ニュースで目にしますよね!

 

パラリンピックに採用された有無に関わらず、

障害のある方が行うスポーツを「パラスポーツ」と呼ぶそうですが、

その歴史を追ってみると、発祥は戦争で負傷した兵士のリハビリだったそうです。

 

今回はそんな歴史や、パラスポーツならではの競技やルールを紹介します!

 

 

パラリンピックの発祥や歴史!オリンピックとの語源の違いとは!?

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パラスポーツの競技で目指す頂点である、パラリンピック

実は当時はイギリスの第二次世界大戦で負傷された兵士のための、

リハビリを兼ねたイベントだったそうです。

 

1948年にロンドンオリンピックが開催されたのと同じ時期に、

イギリスの療養病院で負傷した兵士が選手となり、開催されました。

当時は単に、療養者向けの大会として、例年開催されていたそうですが、

年を重ねるごとにその規模も大きくなり、多国も加わって、

1988年のソウルオリンピックで「パラリンピック」と名が付き、

認定されたそうです。

 

パラリンピックの最初の語源は、

「パラプレジア(下半身麻痺者)+オリンピック(Olympic)」の、

二語をかけ合わせた造語のようです。

 

ただ、回を重ねる中で下半身麻痺以外の症状の選手も参加するようになりました。

そこで最終的に1985年には「パラレル(並行)+オリンピック(Olympic)」として、

もう1つのオリンピックの意味に、

IOC国際オリンピック委員会)が解釈を変えたのです。

 

こうしてみると、一国の病院で始まった企画が、

国を超えて競技として人々に繋がりを持たせたこと、

そして障害のある姿でも人体の限界を超えるプレーが私たちも見えること、

改めてスポーツの力の強さと幅広さに驚きと尊敬を覚えます。

 

ちなみに「オリンピック」は古代ギリシャの神話に登場する、

オリンピア」って場所が由来のようです。

確かに第1回のオリンピックはギリシャって聞いたことあるので、

そこの場所の名前っていうのも納得できますね。

 

 

パラスポーツの競技一覧!ボッチャってスポーツ、ルール知ってる?

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2021年の東京パラリンピックでは、22競技539種目が実施されます。

新たにバドミントンとテコンドーが新競技として採用されたそうです。

全ての競技は以下になります。

 

この中でも★のついた「ボッチャ」、知ってますか?

私は初めて聞いて全く想像もつきませんでした。

早速、簡単に紹介します!

 

▼ボッチャの競技内容

対戦する2チームが、赤・青の色の異なる革製ボールを持ち、

ジャックと呼ばれる初めに投げられた白色の的球に向かって投げ、

近づけた方の勝ち。

 

↓↓まさにこの色とデザインのボールです! 

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コートは12.5m×6mの長方形で、個人戦とペア戦でエンド(ターン)や、

エンドごとの持ちボール数は異なる。

 

↓↓競技風景はこんなイメージです! 

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何となくカーリングのイメージでしょうか!

そして、障害によってボールが投げられずとも、

その代わりとなる補助する道具があるようで、それを活用することもできます。

または、意思伝達が可能であれば介助者のサポートによるプレーも可能とのことです。

 

この補助具ですが、写真で見た感じは2m程度のスロープで、

ボールを投げる代わりにそこから転がせられるような構造のものもありました。

ちなみにこれは「ランプ」と呼ばれるらしいです。

 

 

まとめ

今回はパラスポーツについて紹介しました。

 

私がまだ小さい頃にみたパラリンピックで凄い成績を収めた方で、

「障害があるからこそ自分はここまでこれた」

ってインタビューをテレビで見た光景が凄く印象に残っています。

 

こうして一見は困難と思われるようなことも、

前向きに捉えて乗り越えていく強さは、

大人になった今でこそ自分に置き換えて考えると、

尊敬しか浮かびません。

 

これまでのパラリンピックは、

開催される競技の全ては放送されていないと思いますが、

東京パラリンピックではこれまでにも増して、

選手の方々を応援できる機会が増えればと思います。