育苗の温室の自作方法!これで家庭菜園が簡単に収穫量アップも!
トマトやピーマン、ナスなどの家庭菜園でお馴染みの野菜。
苗を買って植えるのが一般的ですが、種から育てる事もできます。
種を育苗ポットに植えるのはまだ寒い冬の間ですから、
育てるには温室に入れなくてはいけません。
でも、一般家庭に温室なんてないですよね。
設置するには大掛かりになりそうです。
実は設置が難しそうな育苗の温室は、
家庭菜園クラスであれば自作する事ができるんです!
本当に簡単に小さいスペースで作れますので、
その方法をいくつかご紹介しますね。
- 家庭菜園用のビニール温室キット!市販の組立式がとても簡単!
- 育苗温室を自作ならこれ!100均の組み立てスチールラックで!
- 家庭にあるもので代用しよう!使っていないラックで育苗温室を自作!
- 育苗温室の設備に加えたい!ヒーターはどんなものが必要なの?
- 畑ならミニビニールハウスを自作!園芸用の支柱とクロスバンドで!
- まとめ
家庭菜園用のビニール温室キット!市販の組立式がとても簡単!
温室を設置となると値段が高いイメージがありますが、
思った程時間もお金もかけずに設置する方法があります。
一番簡単なのは市販されている、
ガーデニング用の組み立て式ビニール温室を使う事です。
付属のパイプの骨組みを組み立て、
専用のビニールのカバーを被せるだけなので簡単にできます!
小さい物なら3,000円程度で買えますよ。
大きいとちょっとしたビニールハウス型の物もありますから、
育てたい苗の量に合った大きさの物を選んで下さいね。
育苗温室を自作ならこれ!100均の組み立てスチールラックで!
小さい物なら100均の組み立て用スチールラックと、
園芸用ビニールシート、洗濯ばさみ、
発泡スチロール板を使って手作りもできます。
作り方は、まず好みの大きさのラックの支柱と棚を用意し、
2段、3段になるよう組み立てます。
ラックの一番下の段に発泡スチロール板を敷いて、下からの冷気を防ぎます。
そのラックに園芸用ビニールシートをかぶせて、シートをガムテープで留めます。
最後にシートが風で飛ばないように、洗濯ばさみで数か所留めれば完成です!
手作り温室は前面のシートの開閉部分から冷たい空気が入らないよう、
重ねるようにして下さい。
また、ガムテープもよくある茶色いものではなく、
白いガムテープを使うと見た目が良いですよ。
家庭にあるもので代用しよう!使っていないラックで育苗温室を自作!
もしご自宅に使っていないスチールラックがあれば、
それを活用する方法もあります。
スチールラックも100均のラックと同じように、
園芸用ビニールシート、洗濯ばさみ、
発泡スチロール板を使えば温室にする事ができます。
育苗温室の設備に加えたい!ヒーターはどんなものが必要なの?
晴れた日の日中は日光が当たって、温室の中はポカポカ温かくなります。
しかし夜間や天気が悪い日は温室内も気温が低く、
育苗が弱ってしまう事もあります。
それを防ぐ為に、できれば温度調節ができるヒーターを設置しておくといいです。
小さな温室用であればコンパクトな園芸用ヒーターがあります。
ヒーターはサイズが色々ありますから、
作った温室の大きさに合わせて選んで下さいね。
ヒーターは温度調節ができるサーモスタット付きの物にして下さい。
コンパクトサイズの物だと、13,000円位の価格になります。
そして温度調節ができないタイプの物は必ずサーモスタットを付けて下さいね。
温度の上がり過ぎに注意が必要です。
畑ならミニビニールハウスを自作!園芸用の支柱とクロスバンドで!
最後に自宅にある植物の支柱を使う方法をご紹介します。
こちらはちょっと手間がかかりますが、
家にある支柱を有効活用したい場合はお試しください。
▽用意する物
- 園芸用の支柱(最低でも12本)
- 支柱の太さに合った菜園クロスバンド
- 園芸用ビニールシート
- ガムテープ
- 洗濯ばさみ
菜園クロスバンドというのは、
支柱を十字に組み合わせた状態で固定できる金具の事です。
支柱の太さにあった物でないと固定できませんから、
よく確認して下さいね。
作り方は、まず園芸用支柱をクロスバンドを使って組み立て、
温室のフレームを作ります。
フレームは育苗箱がちょうどはまる大きさで作るようにして下さい。
そしてビニールシートをかぶせ、
ガムテープと洗濯ばさみでシートを固定すれば完成です!
園芸用の支柱は12本あれば一応フレームが作れますが、
2段にしたい場合はあと4本用意して下さいね。
こちらの園芸用支柱を使って作るやり方は、
大きさを自分の好みにする事ができます。
デメリットは作るのが大変な事と、強度が不安な所です。
まとめ
設置が難しそうな家庭菜園の育苗用の温室も、
思った以上に簡単に設置できますね!
簡単で確実な温室キットで作るのもいいですし、
100均の材料で自作するのもいいです。
お好みの方法で温室を作って、元気な苗を育てましょう!