タイツの世界が丸わかり！デニール数の最大やストッキングとの違い！

冬になったらかかせないタイツ。

スカートの時はもちろん、パンツスタイルのときでも、

超寒がりの私は中にタイツを履いています。

そんなタイツを購入するときに見るのは、デニールの数字。

「デニールの数字が大きい方があたたかいはず！

　でも、大きすぎると、ちょっと締め付けられる気がするから・・・。」

そう思って、私はいつも80デニールを選ぶことが多いです。

これまではデニールの意味をよく知らないまま、

なんとなくそんな風に選んできましたが、

私と同じような選び方をしている方、多くいるのではないでしょうか？

というわけで、デニールについて意味やストッキングの違いなど、

色々と調べてみましたので、紹介しますね。

タイツの厚さでよく聞くデニール数の意味とは！最大値が分厚すぎる？

デニールが一体何を表しているのかというと、

タイツを編んでいる糸の太さ（質量）の単位です。

基準となるのは9,000メートルの長さの糸で、

9,000メートル1グラムの糸が1デニールとなります。

ですから、私がいつも買う80デニールは、

9,000メートル80グラムの糸で出来ているということになりますね。

デニール数が大きいほど、糸が太く重くなります。

このデニール数ですが、一体、何デニールまであるのでしょうか？

店頭では、確か120デニールくらいまでしか見たことがないように思います…。

実は最大で、1200デニールらしい・・・です。想像つきませんね。

そんなタイツ履いたら、分厚すぎて足が動かないんじゃないか？！

まず膝が曲がるのか？歩くことすら難しいのではないか？

と思ってしまいますが、どうやら大丈夫らしいですよ。

構造は二重構造で、当然あたたかく、生地がしっかりしていて洗濯にも強い。

どんなものか気になる方や寒がりの方は、興味があれば試してみてください。

タイツは男も履く！黒ストッキングとの違いはデニールだけじゃない！

そして知ってそうであまり知らないストッキングとタイツの違い！

アナタはご存じですか？

ここでもデニールが一つの基準となります。 

30デニール未満をストッキング、30デニール以上がタイツとされています。

また、デニールの違いだけではなく、そもそもの目的が違うようです。

タイツはウエストからつま先まで、全体を覆うもの。

バレエのために作られたのが最初のようなので、男性にも使用されますし、

防寒用としても使われます。

ストッキングは、長い靴下のことを意味しています。

そう言われると店頭で並んでいるストッキングは、

ハイソックス丈のものから、太ももまでの丈のもの、

そして腰まで覆うものがありますよね。

タイツのデニール数ごとの特徴比較！冠婚葬祭のシーン別の選び方も！

次にデニール数ごとに特徴を紹介します。

数字によっての用途や合わせ方など、参考にしてみてください。

ここでは冬のタイツとして多くの方が黒を選ぶと思いますので、

黒タイツでデニール数別の特徴を見てみましょう。

・30デニールタイツ

ストッキングと大きく変わらず薄いので、

タイツとはいっても防寒には向いていません。

・40デニール

ほどよい透け感があるため、美脚効果があり、

パンプスでも違和感なく履くことが出来ます。

・60デニール

透け感よりもマットな感じになり、防寒効果が期待できます。

秋頃から使用するのに便利でしょう。

・80デニール

ここまで分厚くなると、防寒効果がUP。

カジュアルな感じなので、ブーツやスニーカーに合わせると良いでしょう。

・110デニール以上

防寒にはもってこいです。

80デニール以上になるとマットな質感になり、

足が細く見える効果は期待できません。

でも、防寒効果、足細見え効果、両方欲しいですよね。

そんなときにはデニール数だけでなく、

着圧効果があるものを選ぶようにするのも良いですよ。

ここまででわかるように、

オフィスで使用するには、カジュアルすぎない40デニールのタイツ、

防寒目的なら80デニール以上のタイツがオススメですね。

注意が必要なのは、冠婚葬祭でのストッキング・タイツのマナーについて。

葬儀で喪服を着て出席する時には、

タイツはカジュアルなイメージになりますから避けましょう。

足下が寒いなら、肌色ストッキングと黒いストッキングを重ねて履くと良いですよ。

結婚式では、黒のストッキングも黒のタイツもNGとされていますから、

肌色のストッキングを使用しましょう。

まとめ

タイツのデニールについて紹介してきましたが、

これからのあなたのタイツ選びに参考になればうれしいです。

好みもありますし、防寒やオシャレなどの何を重視するか、

またTPOも考えて、ベストなタイツを選び、寒い冬を快適に乗り越えましょう！