お役に立てると幸いなブログ

生活の中で色んな気になることを調べ、体験も交えて書いていきます。お気に召されますと幸いです!

保育実習は日誌添削や人間関係が辛い!あえて厳しくする理由がある?

 

保育士になりたいと夢見ている保育学生の皆さん!

この記事を見ているという事は、

これから始まる実習に不安を抱えていたり

今行っている実習がツラい…と

思い悩んでいるのではないでしょうか。

 

「ツラい…」と思う理由は様々だと思います。

この記事がそんな頑張る保育学生さん達の

希望の光になれたら…と思い

元保育士の私から、“実習生の声”と

“保育士達の思い”を両面からお伝えします!

 

 

保育実習の初めは緊張だらけ!目標とともにこれだけは忘れないように!

いざ、保育着に着替え実習がスタート!

当時実習生だった私も、

緊張で胸がいっぱい…意味もなく

アタフタしていた記憶があります。

 

しかし、どんなに緊張していても、

忘れないで欲しいのが「笑顔で挨拶」です。

保育室に入り、まずお世話になる先生や

子ども達に挨拶をすると思います。

できればそこでその時出来る精一杯の笑顔で

挨拶をしてください。

 

先生達には「本日から、どうぞ宜しくお願いします」

子ども達にも「今日からよろしくね、いっぱい遊ぼうね」

どんなに引きつっていても、あなたの誠意は必ず伝わります。

保育士側としては明るく頑張ろうとする、

そんな姿勢の見える実習生を応援したくなるものです。

 

「緊張しすぎてあまり笑顔になれず、一週間がすぎてしまった!」

「質問もあんまりできなかったし、続きの実習も自信ないな…」

というそこのあなた!

大丈夫、週明け朝一番の挨拶で巻き返しましょう!

笑顔が自信を引き出してくれます。

前向きに頑張ろうとする姿勢を、

先輩先生達はしっかり見ていますよ。

 

 

保育実習中は先輩先生達にしっかり挨拶とお礼を述べると就職に繋がる?

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これを書くのは悩みましたが、

保育士になる事を夢見ているのであれば

現実もお伝えしなくてはなりません。

保育士たるもの女社会。先輩に先生に好かれてナンボの世界です。

なんて、少しドキドキしてしまうようなことを言いましたが。笑

 

先ほどお話しした、笑顔で挨拶はここでも肝心です。

お世話になる先生達に好印象を持ってもらえば、

後々先生達から声を掛けてもらったり、

話を聞いてもらいやすかったり…

気持ち的にも楽になる事は間違いないと思います。

 

残念ながら、緊張からなのか笑顔があまり見られず、

声も小さいまま日数が経って、

実習が終了してしまうケースもたくさん見てきました。

「やる気がなかったのかな?」「暗かったな…」

という印象の実習生に対して、

「この子を応援してあげたい!」と思えるかどうか…

分かりますよね?

実はやる気に満ちているんです!を

隠してしまってはもったいないですよ!

 

また、先生達は忙しさに追われている故に

「怖い」と思われてしまうかもしれません。

保育士は、子ども達の安全を

見守りながら保育するだけでなく

製作準備に行事の準備、毎日膨大な書類仕事に、

帰りの保護者対応引継ぎ等、

やることが次から次へと出てくるのです。

 

そこに加えて実習生への対応…

本当に忙しい時は正直、「ひゃ〜今無理!」と

叫びたくなる時もあります。

 

日中の保育で疑問に思った事は

しっかりメモにまとめておき、

お昼寝中の時間にささっと聞けるようにしておくと

良いかもしれません。

何か話しかける時も、

「お忙しい時間にすみません、今大丈夫ですか?」

等といった気遣いの一言はかなりポイントが高いです。笑

「気遣ってくれてるんだな、時間作ってあげよう」と

先生達も気持ちに余裕ができます。

 

積極性があり気立ての良い実習生は、

「就職もぜひうちの園に!」

と、その場で誘われる確率もかなり大きいのです!

実習先で就職を考えている場合には、

特に意識してみてくださいね。

 

 

保育実習中の日誌がとても辛い!厳しい添削とコメントは実は優しさ?

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保育実習の中で一番の難関と言っても過言でないのが

「実習日誌」ですよね。

 

その日に入ったクラスの1日の流れを必死に思い出しながら

「子どもの動き」「保育士の動き」「実習生の気付き」

等を書き出し、最後に1日の総括として所見を記入…

毎日夜中の3時頃までかかっていた!なんて話もよく聞きました。

少なからずや、私も「ほぼ徹夜組」の中のひとりでした。

それに、書いて提出はいおしまい♪ではないのです!

 

私は元々、文章を書くのがとっても苦手でした。

頑張って書いた実習日誌が添削され、

赤ペンまみれで返ってきた日のこと、

忘れたくても忘れられません。

そしてそれが2週間続いた事も。

もちろん、添削されたものは

返されたその日のうちに持ち帰って書き直し。

「返された日誌の直し」+「今日の日誌」

もう地獄の始まりでした。

 

こんな経験をしている実習生の皆さん!

本当に泣きたくなる毎日だと思います。

お疲れ様です…!

でも、「先生ってば意地悪!」なんて

思わないであげてください。

(当時の私は思っていましたが。笑)

先程も書きましたが、先生達は決して暇ではないのです。

 

では、なぜそんなに厳しく添削されるのか…それは

「将来、保育の現場に立った時、

あなたの書いた文字・文章をたくさんの保護者が読む」

からなのです。

 

保育士が毎日記入する連絡帳は、必ず保護者が読みます。

先生が書いてくれる我が子の様子を、

楽しみにしている保護者がたくさんいます。

また、毎月のクラスだよりも多くの保護者が読みます。

これらの書類は、先生と保護者の

コミュニケーションツールのひとつなのです。

担任の先生があまりにもトンチンカンな内容ばかり書いていると、

保護者との信頼関係も崩れかねません。

 

添削された日誌を前に茫然としている実習生の皆さん!!

その厳しい添削は、将来あなたが恥ずかしい思いをしないよう、

先生達が一生懸命見てくれた証なのです。

 

文章を書くのが苦手でも、

たくさん文字を書く事で少しづつ力になっていきます。

今はツラいとしか思えないかもしれませんが、

この頑張りは必ず役に立ちます!

なので、少しだけでも前向きに捉えて、

引き続き頑張ってくださいね。

 

 

まとめ

今回の記事は、あくまでも私や同僚の体験を元に書いているので、

実習先の施設により様々なドラマがあると思います。

少しでも「実習、頑張ろ…」と思っていただければ幸いです。

 

私は出産を機に退職しましたが、保育の仕事は本当に大好きです。

保育士でよかった!と思える経験をたくさんさせて貰えました。

 

今の頑張りを糧に、素敵な保育士さんになってくださいね!