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習字道具の名前と役割!筆や硯の洗い方や手入れ方法は意外と知らない?

趣味や習い事で子どもから大人まで人気の「習字」ですが、

皆さんは習字の道具の名前はご存知でしょうか?

学生時代、授業で使用したとはいえ、

これの名前はなんだっけ?となる方が多いのではないでしょうか。

 

今回は習字道具の名前や、各道具のお手入れ方法などをご紹介します。

お子さんがこれから学校で習字を始めるお母さん、

趣味で習字をやってみたい方など必見です!

 

 

習字道具のセットはこれだ!初心者さんは覚えておきたい名前と役割!

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まず、習字道具の名前からご紹介します。

 

・筆

習字といえば必ず必要なのが筆ですね。

筆は小筆、中筆、大筆と様々な大きさがあります。

書き初めのような大きな作品でなければ、

基本的には中筆、名前を書く用に小筆があるといいです。

お手入れ方法については後ほどご紹介します。

 

・硯(すずり)

習字をする時に墨を入れる道具です。

これまでは石でできているものが一般的でしたが、

現在は墨汁を使うことが多くて墨をする機会もなかなかないので、

プラスティックでできたものを使用する方も増えているそうです。

 

・墨

いわゆる墨汁です。

ケースに入っていて使いやすいですよね。

今では洗濯すれば落ちる墨汁も売られていてお子様にも安心して使わせられます。

 

・下敷き

言葉の通り、半紙の下に敷く下敷きです。

フェルトでできています。

下敷きの中には線が書かれていて、

習字をする時にバランスが簡単に取れるものもあります。

半紙は折って使ってもいいので、特別線が書かれている必要はありませんが、

折りたくない!という方は線入りがオススメです。

 

・半紙

習字をする時に使用する紙です。

普通の紙に比べ、薄く筆で書きやすくなっています。

一般的なサイズは25センチ×35センチです。

大きいものだと240センチ×60センチという種類も!

あまり見る機会はないですが、上達した際には是非使ってみたいですよね。

 

・文鎮(ぶんちん)

半紙を押さえるために使用する重りです。

長く一本のタイプから、短くて二本になっているものもあります。

金属がコーティングされていないものは錆びてしまうこともあるので、

取り扱いに注意しましょう。

現在ではクリアな文鎮も売られており、習字道具もオシャレに揃えられそうです。

 

・筆巻き

筆を収納するために必要なものです。

すだれのようになっていて、くるくると丸めて筆をまとめられます。

ただ、丸める際には筆についた水分は取ってからまとめてくださいね。

 

・水挿し

濃くなってしまった墨を薄めるときにお水を入れて使用します。

墨汁を使用する機会が多い場合はあまり出番はないかもしれませんが、

習字セットには必ず入っているものの一つです。

 

 

習字で使った筆や硯の洗い方や手入れ方法!そのやり方は間違いかも?

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習字をする時には墨を使うので、少なからず汚れてしまいますよね。

汚れてしまった道具を綺麗にすることで長持ちして気持ちよく使えるので、

書いて終わりではなく、後片付けまでしっかり終わらせたいものです。

そんな後片付けの洗い方、子供の頃に習字教室に通っていた際、

先生から教えてもらった方法をご紹介します!

 

まずは筆の洗い方です。

お子様が洗う際、筆を雑に洗ってしまうことが多いです。

筆には墨がたくさん付いているのでしっかり洗い流します。

筆の毛の部分が丸く広がるように洗うのはNGです。

痛んでしまう原因になります。

洗う際には筆についた墨を根元部分からしっかり落としてくださいね。

墨がついたまま放置してしまうと、カピカピに固まってしまいますので、

使い終わったら早めに洗ってください。

もし固まってしまったらしばらく水に漬け、柔らかくしてから洗うといいですよ。

私は子供のとき、固まった筆を無理矢理洗ってダメにしてしまったことがあり、

とても残念な気持ちになったことを覚えています。

 

続いては硯の洗い方です。

硯も筆と同様に洗わずに放置すると墨が固まってしまいます。

そうなってしまうと後処理が大変になるので、

新聞紙や書き損じた半紙などを使用して、まずは残った墨を吸い取ります。

量が多い場合には墨汁入れに戻すともったいなくないですね。

しっかりと水で洗い流した後は、乾かしたらOKです!

もし、固まってしまったらぬるま湯に浸してから洗ってくださいね。

 

 

まとめ

今回は習字道具の名前や洗い方についてご紹介しました。

参考になりましたでしょうか。

今はステイホームも続きつつあり、

新しい趣味として始めるにはもってこいの時期だと思います。

ぜひこの機会に習字を始めてみてはいかがでしょうか。

習字をしたあとは、道具を綺麗に洗って大切に永く使ってあげてくださいね。