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リンスとコンディショナーの違いや歴史を紹介!使い方や意味は同じ?

最近、ふと気がついたのですが…

いつからリンスはコンディショナーと呼ばれるようになったのでしょうか?

私が子どもの頃は、シャンプーの後は「リンス」でした。

今ではコンディショナーと呼ばれる方が主流で、

あまりリンスという製品を見かけなくなりました。

とはいえ、リンスがなくなったわけではありません。

そう!いつの間にかコンディショナーやトリートメントが

主流に変わっていったのです。

 

いつ頃からリンスよりもコンディショナーやトリートメントが主流になったのか?

そもそもリンスとコンディショナーとトリートメントの違いもよくわからない…

そこで今回はリンスとコンディショナーの歴史や、

トリートメントの違いなどを調べてみました。

 

 

リンスとコンディショナーの違いは?役割や意味や使い方まで解説!

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そもそもリンスとコンディショナーはどんなものなのでしょうか?

シャンプーの後に何もしないとギシギシ・パサパサして、

ブラシも通せないですよね。

これはシャンプーが髪の汚れとともに、

キューティクルといわれる髪の保護成分も流してしまうから。

リンスには、髪の表面を油分でコーティングし、

乾燥やパサつきを抑えてくれる役割があるんです。

 

一方、コンディショナーもリンスと同じように、

シャンプーの後に髪の表面を艶やかに保護してくれるもの。

実は、リンスとコンディショナーには、

メーカー間ではっきりとした定義や違いはないそうなんですよ。

 

 

リンスとコンディショナーとトリートメントの違いは効果が違う!?

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リンスやコンディショナーには、

髪の表面を艶やかにコーティングする役割があるのに対して、

トリートメントは髪の内部に浸透して、傷んだ髪の補修をして、

健康な状態に整えてくれます。

つまり、リンスやコンディショナーが髪の表面、

トリートメントが髪の内部を整えてくれるということは、

両方使うことで髪のケアはバッチリということですね!

 

ちなみに、リンスやコンディショナーは髪の表面をケアしてくれるので付けた後、

時間を置かずに洗い流して正解です。

一方、トリートメントは髪の内部に染み込ませるために、

すくに洗い流さずにしっかりなじませてから洗い流しましょう。

 

最近は、リンスやコンディショナーにもトリートメント効果のあるものがあったり、

メーカーによっても使い方や頻度なども違います。

説明書をよく読んで、しっかり効果が出る使い方をすることがおすすめです。

 

 

リンスの誕生をシャンプーの歴史で振り返る!日本の洗髪頻度の変化!

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リンスはいつ頃、日本で使われるようになったのでしょうか。

日本の洗髪の歴史を見ていきましょう。

 

昔の日本には毎日髪を洗う習慣はなく、戦後は月に1回程度、

1980年代頃でも家庭によっては週に2~3回くらいの洗髪でした。

現代のように、毎日の洗髪が習慣になったのは1980年後半頃からです。

 

固形石けんで洗っていた時代から、粉末シャンプー、

次いで1960年頃に現代のような液体シャンプーが登場しました。

リンスが登場したのは1960年代、洗髪の頻度が増えたことで、

髪の傷みやパサつきなどのケア製品も販売されるようになったのです。

 

 

リンスの誕生当初はコンディショナーとは違う使い方だった!?

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家庭用リンスが登場した1960年代は、

リンスは現代のように髪に直接塗るタイプではなく、

洗面器などにお湯を入れて薄めたものを髪にかける使用方法でした。

直接、髪に塗るタイプのリンスになったのは1975年頃です。

 

 

リンスはコンディショナーとは違う意味が名前に隠されている?

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リンスとは英語で「すすぎ流す・洗い落とす」という意味から名付けられたもの。

これは、まだシャンプーがなく石けんで洗っていた時代、

石けんで洗うと髪がギシギシしたり脂っぽくなってしまうので、

当時はレモン汁や酢など酸性の水で洗い流していました。

この代わりに開発されたものが、すすぎ流すという意味のリンスなんですね。

 

 

リンスからコンディショナーの時代へ?呼び方の他に効果や役割も変化!

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実は海外ではシャンプーは髪を洗うという意味で通じても、

「リンス」は髪を艶やかにしてくるものとしては通じません!

先ほども説明したようにリンスは「すすぎ流す」という意味なので、

海外ではシャンプーの後にするものは、

「ヘアコンディショナー」と言うのが一般的なんですよ。

 

<リンス→コンディショナーへ>

月に1回程度だった戦後の洗髪習慣から徐々に洗髪頻度も多くなるにつれて、

パサつく髪のお手入れや美しい髪をキープするための製品が

続々と販売されるようになりました。

指通りをよくするリンスから、

状態を整えるという意味のコンディショナーに変わっていったのです。

 

<リンスインシャンプーの登場>

人々の暮らしが多様化するようになったり美意識の高まりなどで、

洗髪のスタイルもさまざまに変化しました。

1980年代終わりには「朝シャン」が流行し、

忙しい朝の時短用に開発されたのが「リンスインシャンプー」です。

 

この頃はロングヘアやソバージュヘアなども流行って、

ますます髪へのケア意識が高まり、

傷み防止や切れ毛・枝毛防止の効果が高いものが求められるようになりました。

髪の表面だけでなく内側からケアするトリートメントやヘアパックなども

販売されるようになったのです。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

リンスは消えていたわけではなく、

今はコンディショナーとして同じ役割をしていたのでした。

昔の人は、月に1度の洗髪が当たり前だったことにビックリでしたね。

今ではごく当たり前のシャンプーやリンス・コンディショナー、トリートメントなども、

時代の変化や人々のニーズに合わせて開発されてきたんですね。

リンスという製品はあまり見かけなくなりましたが、

まだまだ残っているのでお買い物ついで探してみてはいかがでしょうか。