ペンキの塗り方やムラを直す方法!DIY初心者必見のムラの原因やコツ!
先日、友人のお父さんが、倉庫の塗り替えを考えたみたいで、
少しでもお金を浮かせられたらと、自分で塗装をしたようなんです。
どんどんと塗り進めていったみたいなんですが、
ひと段落したところで、翌日に続きをすることになったみたいで。
次の日に見てみると、かなりムラができていたんだそうです。
もう一回薄いところを塗ったりして直そうとしたみたいですが、
何度やっても、逆に濃くなったりとうまくいかず。
塗装屋さんのプロに相談したようです。
ちなみにペンキでムラができてしまった場合でも、
ちゃんと直すことができるそうなんです。
ムラができた場合の直し方と、
ムラができないように注意する方法を調べてみました。
DIYなど、これからされる方もご参考にしてください。
ペンキのムラを直す方法とは?塗り直したいけど塗りたて注意な理由!
ペンキのムラができてしまった場合は、その部分だけを塗ってしまうと
どんどんひどくなってしまいます。
その為、ムラができてしまった場合は、
ムラができた面全体を再度塗りなおす必要があります。
その場合、前塗った塗料の乾きが不十分であると、
塗りムラができてしまいますので、乾いてから行う必要があります。
また、下塗りが不十分であれば、
壁の素材にどんどん塗料が吸収されてしまい、キレイに仕上がりません。
吸収される量が少なくなるまで、何回か上から塗る必要があります。
上から塗りなおすことで、ムラが改善しますが、
ただ同じ塗料を上から塗っても、またムラができてしまう場合があります。
ハケやローラー、吹き付けなど何を使うか、
どんな風に塗ったり、塗料をつけたりという塗り方や
塗料の種類や水やシンナーなどとの混ぜ率などにより、
ムラができてしまいます。
いくら技術があっても、知識があって気をつけていても、
プロの方でも多少のムラはできてしまうものです。
そのため、もしムラを見つけた場合は、
自分で治すというより業者の方に依頼する方が良いと思います。
業者の方が塗装したけど、素人からみてもムラが酷いという場合は、
足場がある状態で治すように依頼した方が良いでしょう。
もし解体してから伝えると、
再度足場を組んだりと、時間も費用も掛かってしまいます。
ペンキの塗りムラができる4つの理由とコツ! 道具や手順は守るべき!
ムラというのは、色が薄い箇所や濃い箇所など、
仕上がりが一定になっていない状態になっていることをさします。
人が塗っていくので、どうしてもムラが発生してしまいますが、
どれだけそのムラが分からないように塗り上げるか、
そこがプロとの違いになるんでしょうね。
ムラがあまりにひどいと、防水や保護の機能が薄れてしまう場合もあります。
見た目が汚くなってしまうだけではなく、
耐久性が弱くなり、ひび割れしたり、さびができたり、塗装がはがれたり、
大体10年持つと言われているのが、5年ほどで悪くなったりしてしまいます。
直し方の説明とか被る部分がありますが、
ムラができてしまう原因を説明したいと思います。
○塗料を塗ると、その素材は塗料を吸収します!
塗料が吸収されすぎると、部分により吸収の度合いが違ったりして
ムラができてしまいます。
外壁の素材が何なのか、どんな塗料を使うのかを確認します。
吸収されるということは、吸収される分の塗料を塗ったら、
その上からまた塗装を繰り返すことで吸収されずに塗ることができます。
塗装屋さんは、ペンキを下塗り、中塗り、上塗りと3回塗ります。
きちんと下塗りをすることで防ぐことができます。
○下塗り、中塗り、上塗りをする時、下に塗った色が透ける!
この下に塗る色が適した色でないと、下の色が透けてしまい、
ムラができてしまうという訳です。
○乾燥が不十分なうちに上から塗る!
きちんと乾燥してから、次を塗らなければなりません。
○塗料や道具の使い方が誤っている!
塗料は買ってそのまま塗っているのではありません。
シンナーや水で薄めたり、混ぜたり、何回塗るかなど、決まりがあります。
これが違っていると、ムラができることがあります。
○技術力の差はもちろん関係する!
ローラーやハケ、吹き付けなど、色んな塗装方法があります。
ローラーやハケにつける塗料の量や、塗料のつけ方など、
些細なことによっても仕上がりが異なります。
ローラーにクルクルと塗料をつけたけど、
片面にいっぱいついていたりすると、塗ったときに違いがでます。
まとめ
図工のような簡単な物だったり、自宅のちょっとしたところであれば、
自分で塗装されるかもしれません。
そんな時は、難しいこともあると思いますが、
お伝えしたことに注意してみてください!
ただ、家の外壁塗装とか、大きなものとなると、
なかなか自分ですることは難しいと思います。
ムラや仕上がりが酷いと、自宅の状態に影響もでるので、
プロの業者の方にお任せする方が、良いでしょう。