電気代が1万円超えと高い原因は何?一人暮らしと使う時間帯が関係?
就職して一人暮らしを始めた、または学生の時から一人暮らしを始めた方、
結構大勢いるのではないでしょうか。
憧れの一人暮らしを始めた方の中には、
月末に初めて自分で電気代を支払った方もいるはずです。
実家にいれば、電気代は親が当然のように支払っていましたが、
1人暮らしでは必ず自分で支払う事になっています。
電気代の支払い表を見た時に、
「高い!」と感じることもあるのではないでしょうか。
一人暮らしをして、電気代が高くと感じるのは、どのくらいからなのでしょう?
電気代が高いと感じる原因とは、いったい何が原因なのでしょう。
- 電気代が一人暮らしで1万円は高い!相場はどのくらい月にかかるの?
- 電気代が高い原因は?一人暮らしだからの使用時間や漏電の関係も!?
- 電気代が高い原因を改善!!すぐに抑えられる効果的な4つの方法!
- まとめ
電気代が一人暮らしで1万円は高い!相場はどのくらい月にかかるの?
一人暮らしを始めると電気代を始め水道代なども支払わなければなりません。
この時に、誰もが思うのが、親のありがたみではありませんか?
「こんなに電気代を毎月支払っていたのか!?」と必ず思うはずです。
総務省がまとめたデーターでは、
全国の一人暮らしの方の1年を通しての電気代の月平均金額を発表しています。
その額は6000円です。
これが、高いのか安く感じるのか、人それぞれの価値観の問題ですから、
一概に高い!とは言い切れないものがあります。
総務省が全国の一人暮らしの電気代の月平均の支払金額は5700円となっています。
6000円は四捨五入した結果ではあると感じますが、
電気代は夏や冬でも変化しますし、契約している電気会社によっても変わります。
夏はクーラー、冬は暖房類などを使用することで、
電気代が一気に跳ね上がることが考えらえられるのです。
大体6000円を目安に生活をしてくれれば、
総務省的にも生活の目安として発表した可能性があります。
一人暮らしをしている方にとって職場や大学にいっている間は、
電気代は、ほとんどかかっていないと思っているでしょう。
中には、支払い明細が来るまで、
電気代について考えもしない方が大半を占めているのではないでしょうか。
部屋にいない時間が多いのに電気代がかかっているのはどうしてなのか、
疑問と捉える必要があるはずです。
電気代が高い原因は?一人暮らしだからの使用時間や漏電の関係も!?
一人暮らしを始めて、「電気代がこんなにもかかるのか!?」
と思った方も多いはずです。
それに実家の電気代よりも一人暮らしの方が、
電気代が高いと感じることもあるでしょう。
例えば、
実家は両親に兄弟の3人暮らしで、9000円
一人暮らしの自分は、6000円
実家は1人平均3000円なので、一人暮らしの自分は1人で6000円!
つまり倍の金額を支払っていることになります。
電気代が一人暮らしの方が高くなる原因はどこかにあるはずと考えるべきです。
▽電気代が高いと感じる原因
◇待機電力
昼間は仕事や学校でいない時間が多いから、
電気使っていないと感じる方も多いようですが、
電気代はコンセントに電化製品のプラグを差し込んだ瞬間から発生します。
冷蔵庫やTV・照明器具などは常にコンセントを使用している状態ですから、
待機電力を消費します。
実はこの待機電力が電気代を底上げしていると考えた方がいいでしょう。
◇契約している電気プラン
電気代の基本料金の設定金額は、契約しているアンペアによっても差が生じます。
また電気会社との契約しているプランによっても差が出るのです。
◇漏電や配線の老朽化など
意外と多いのが漏電や配電盤やコード類の老朽化です。
一人暮らしの場合には、家賃を安く抑えるために、
築年数が高い物件を選びがちになりやすいです。
そのため、配電盤や家屋内のコードの老朽化による漏電が考えられます。
古い配電盤や老朽化したコードは漏電しがちで、
そこから電気が漏れ出ているために電気代が高くなるのです。
最悪は出火する恐れも・・・・。
一人暮らしでも電気代が高くなる原因を3つほど紹介しました。
この3つが電気代の金額を底上げしていることが考えられるのです。
電気代が高い原因を改善!!すぐに抑えられる効果的な4つの方法!
一人暮らしの電気代が高い原因がわかったところで、
心情的には電気代を安く済ませたいと誰もが考えるはずです。
どうすれば、一人暮らしでも電気代を安く抑える事ができるのでしょう。
考えられる電気代を安くする方法は、原因を潰すことから始めることです。
▽電気代を低減させる方法
①待機電力を極力減らす
コンセントにプラグを指すことで、
電気代が基本料金にプラスされていくわけですから、
必要のない電化製品のプラグを抜くことから始めます。
エアコンなどは夏や冬以外使わないというのであれば、抜いておきます。
使うときだけコンセントに差し込んで使用するだけでも、
待機電力は思った以上にかからなくなります。
必要以外のコンセントを抜くだけでも、
約20%の電気代が安くなるとも考えられています。
②契約しているアンペアの見直し
多くの一人暮らしの方で電気代が高いと感じている方は、
『アンペア数が一人暮らしでは使いきれない』
くらいの電気量を契約していると考えられます。
実家で50アンペアを使用していたから、
自分も50アンペアを契約していることが多く、
一人暮らしではそれほど大きなアンペア数は必要ないです。
一人暮らしであれば基本の30アンペア辺りで充分でしょう。
▽東京電力での計算
50アンペア=1430円(基本料金)
30アンペア=858円
差額は575円になります。
毎月575円もお得になるのです。
③一人暮らしにあった電力プランに切り替える
一人暮らしの場合、どうしても平日の昼間は家にいない時間が多いことを考えて、
自分に合ったプランに契約を切り替える方法がベストです。
契約している電気会社にもよりますが、
プランによっては1000円近く安くなる場合があります。
例えば、昼夜問わず電気使用量×基本電気代=6000円だったとします。
あなたが昼間は仕事や学校で部屋にいないため、電気をあまり使用しない場合、
昼間の電気代を多少高く設定しても、
夜間の電気代を安くするプランにするだけでも、
月の金額が1000円近く安くできる場合があるのです。
プランは電力会社別にかなり存在しているので、
自分の生活様式によって契約をすることで、無駄な電気代を減らすことができます。
④漏電や配電盤を交換する
これは大家さんや建物を管理している不動産屋と相談してもらうのがいいでしょう。
勝手に配電盤などを交換するなどは避けた方がいいです。
今回4つほど紹介しましたが、
これらをやるだけでも、1000円以上の電気代を安くすることができるのです。
年間で12000円以上安くなるわけですから、チャレンジする意味があると思います。
まとめ
一人暮らしをした時に、電気代はこんなものかーなんて思っていたら、
後々生活が苦しい・・・なんてことも考えられます。
コンセントを抜く、契約を見直すなどをするだけで、
高い電気代を安くすることができるのです。
電気プランの見直しも、インターネットや電話だけでも大丈夫ですから、
ほんの数分で毎月1000円以上の節約につながるのであれば、
浮いたお金で年末に自分への1年のご褒美代として使ってもいいはずですよ。