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「日」の読み方が全部違う?簡単で難しい漢字の音読みから訓読み!

漢字って色々な読み方がありますよね。

 

よく使う漢字で、読み方がたくさんあるので有名なのは「日」です。

日本人なら何となく読めるようになりますが、外国人にとって難読漢字だそうです。

 

「日の読み方が全部違う」とは、

日を使った単語がたくさん入っている例文がネット上に載り、

「これは外国人には難しい!!読み方が色々ありすぎる!!」

と話題になったことを指します。

 

「日」について、詳しくみていきましょう。

 

 

「日」は日本語の漢字の中でも読み方が多い?奥深い全部違う読み方!

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難しい漢字は何度も覚えたり勉強しないと頭に入りませんよね。

しかし、日という漢字は普段から使うせいでしょうか、

自然と読めるようになります。

 

日の一文字だと、「ひ」「にち」などでしょうか。

一文字で、「び」とか「か」と読む人はなかなかいないと思います。

 

一文字だと2つの読み方しかないのに、

二文字以上になると途端に読み方が増えるのが日の特徴です。

 

例えば・・・、

元日、一日、二日、一昨日、昨日、今日、明日、明後日、日本、曜日、天日。

難読だと・・・、

日向、終日、日和。

 

元日の「じつ」、二日の「か」、日本の「にっ」「に」、

曜日の「び」、天日の「ぴ」。

既に6つの読み方が出てきましたね。

 

一日、一昨日~明後日は、特別な読み方です。

難読の日向、日和とも同じですが、文字が揃った時だけの読み方になります。

 

例えば、一日の読み仮名をふるとしても、

「つい・たち」でも「ついた・ち」でもないんです。

どこで区切るわけでもなく、「ついたち」なんです。

 

これには理由があります。

一日は「月立ち」という言葉が変化してついたちになりました。

立ちは始まりという意味があるため、

月立ち→月の始め→月の最初は一日だからついたち

区切りがないのは、当て字だからなんです。

 

他の文字はどうでしょう。

一見すると、日向は「ひ・なた」、日和は「ひ・より」と読めると思いますよね。

しかし、向に「なた」、和に「より」という読み方はありません。

2文字揃った時だけの読み方なんです。

 

ちなみに、日向は「ひゅうが」、

終日はしゅうじつだけでなく「ひもねす」とも読みます。

 

日すごい・・・、15個以上の読み方があるなんて・・・。

改めて調べてみると、外国人が読むのに苦労するのもよくわかりますよね。

 

更に人名用の読み方もあります。

「あき・てる・とき・はる・ひる」と読むのに使えるそうです。

 

難読名字になると、私ももはやお手上げです。

四月一日「わたぬき」、五月七日「つゆり」、

六月一日「うりわり」、八月一日「ほずみ」。

 

 

「日」以外で読み方の多い漢字って何?「生」と「下」も侮るなかれ!

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さて、日のすごさを知ったところで、

他の漢字も読み方が多いものがないか見ていきましょう。

 

常用漢字表に載っている読み方で、数が多いのは「生」と「下」です。

人名、難読以外の読み方で、種類が多いと思ってもらえると簡単です。

 

「生」一文字なら、「せい」「なま」。

二文字以上になると、一生の「しょう」、生きるの「い」、

生むの「う」、生やすの「は」、生醤油の「き」など。

 

「下」一文字なら、「した」「しも」。

二文字以上なら、上下の「げ」、月下美人の「か」、

法の下の「もと」、下げるの「さ」、下すの「くだ」、下ろすの「お」など。

 

確かにたくさんの読み方がありますね。

日と比べると、そこまで日常的に使う言葉や単語ではないため、

あまり話題には上がらないのかなと思います。

 

 

まとめ

 「日の読み方が全部違う」とは、

「日」を使った単語を多用した例文がネット上に載り、

「日」は色々な読み方がありすぎる、外国人には難読である、

と話題になったことを指します。

 

「日」とは、とてもたくさんの読み方があるにも関わらず、

日本人なら無意識に色んな読み方ができてしまう不思議な漢字です。

この文章を読んだことで、

日本語と漢字の難しさと面白さを感じていただけると嬉しいです。