暑い時期に冷たい紅茶はいかが?ティーバッグで水出し紅茶の入れ方!
「暖かい」から「暑い」という単語に表現が切り替わる頃、
飲みたくなるのはやはり冷たい飲み物ですよね。
普段紅茶をよく飲む方はホットからアイスティーに切り替わる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに私はアイスティーを作る時、ホットティーに氷を入れます。
この方法は沸騰させる手間がありますが、
世の中には水の中に入れておくだけでアイスティーができあがる、
水出しという方法もあるようです。
それでは水出しでアイスティーを作る方法をお話ししていきたいと思います。
- 紅茶のティーバッグのお湯出しと水出しの違いは?水出し紅茶は危険?
- 水出し紅茶の作り方!特にティーバッグを浸す時間が美味しいコツ?
- 水出し紅茶におすすめな種類や豆知識!よく聞くフレーバーティーとは?
- まとめ
紅茶のティーバッグのお湯出しと水出しの違いは?水出し紅茶は危険?
水出し紅茶を作る際にティーバッグタイプを使用すれば、
茶葉をお茶パックに入れる手間もなく、後片付けも簡単ですね。
さて、そんなティーバッグですが、
水出し専用のものが販売されているのを見かけたことがありますでしょうか。
水出しタイプと普通のティーバッグの違いは、
茶葉が熱殺菌されているかどうかです。
普通のティーバッグは熱殺菌がされておりません。
普通のティーバッグでも水出しでアイスティーができるようですが、
安全にアイスティーを飲みたい場合は、
やはり熱殺菌されている水出し専用の物を使用した方が良いと思います。
また水出しで作る場合は日持ちしないので、作った日に飲み切りましょう。
水出し紅茶の作り方!特にティーバッグを浸す時間が美味しいコツ?
美味しい水出しアイスティーを作るコツは分量と水が関係しているようです。
私も作ってみた水出し紅茶の入れ方を紹介します!
▼分量
水とティーバッグの分量は下記が良いようです。
500mlの容器…2個~3個
750mlの容器…3個から4個
1ℓの容器…4個から5個
▼水
ミネラルウォーターより水道水の方が適切の様です。
水道水の方が酸素を多く含んでいる、という理由です。
水道水は蛇口から勢いよく水を出すとより酸素を多く含んでいるようです。
カルキが気になる方は浄水器を使用すると良いようですよ。
▼保存容器
フレーバーティーを水出しで作る際、ペットボトルやプラスチックで作ると、
匂いが容器についてしまうそうです。
ガラス容器を使用して作るか、ペットボトルで作る場合は再利用せず、
使い捨てにするのが良いそうです。
ティーバッグと水の量、更に使う水に関してほんの少し知識が必要ですが、
作り方はとても簡単なのでアイスティーがサクッと作れそうですね。
…という訳で実際に作ってみました!
1ℓのガラス容器にまずはティーバッグ4個で試してみました。
使用した紅茶は「リプトン ピュア&シンプルティーバッグ 100袋」です。
※ティーバッグはあったものを使用しました。水出し専用ではありません。
先にも記載しましたが、安全に水出し紅茶を作りたい場合は、
水出し専用の物を使用した方が良いと思います。
寝る前に水道水とティーバッグが入ったガラス容器を冷蔵庫に入れました。
翌朝にガラス容器を見て思ったことは「あ、ちゃんと紅茶の色だ!」です。
水出しでも時間が経てば抽出されるのだなと、改めて感じました。
そして肝心なお味の方ですが、正直に言うと、
「良くも悪くもあっさりしている」と思いました。
紅茶特有の渋みが無く、ごくごくと飲めてしまいます。
ですが、ちょっと物足りなさを感じました。
なので1ℓの容器でティーバッグ5個も試してみました…が、
4個使用した時に比べたら濃くなっているように感じるものの、
やはり何か物足りなく感じてしまいます。
これは紅茶に含まれている成分のタンニンが関わっているようで、
紅茶の味や色に大きく影響するのだそうです。
80度以上のお湯で成分が十分に抽出し始めるため、
水出しだと成分が上手く抽出されないみたいなんです。
もしかしたら物足りなさはこの影響かもしれませんね。
実際作ってみて下記のように思いました。
・紅茶が苦手な方には、渋みが少なくてあっさりな水出し紅茶はオススメ!
・ホットティーをよく飲み、あの渋みが好きな方はホットティーを作った後、
氷を入れたグラスに注いでアイスティーにするのがオススメ!
水出し紅茶におすすめな種類や豆知識!よく聞くフレーバーティーとは?
さて、ここでは紅茶に関する豆知識のようなものを紹介します。
ご興味ある方は読んでいただけますと幸いです!
◆水出し紅茶に向いている茶葉は?
基本水出し紅茶ができない茶葉は無いようです。
ですが、ダージリン、キャンディ、ニルギリなど、
渋みが少ない紅茶がオススメのようですよ。
またディンブラも良いそうです。
フレーバーティーではアールグレイがよくオススメされています。
そしてフレーバーティーは厳密に言うと紅茶ではありません。
- 紅茶・・・茶葉本来の香り、味わいを楽しむもの
- フレーバーティー・・・茶葉に人工的に香りをつけたもの
どうやら茶葉の香りが茶葉本来のものか、人工的なのかの違いだそうです。
スーパーの紅茶売り場でダージリンなどと一緒に売っているアールグレイは、
ダージリンのようにアールグレイという紅茶が存在する訳ではないのですね。
アールグレイ以外で有名なフレーバーティーにアップルティーがあります。
そういう紅茶があるものと思っておりました…。
まとめ
紅茶業界では水出し紅茶に関して賛否両論あるようです。
でも水出し紅茶に関して理解した上で個人で楽しむのは、
私の意見としては問題ないと思います。
日差しが強く蒸し暑い日に手がのばしにくくなるホットティーの代わりに、
ひんやりと水出し紅茶でティータイムを楽しんでみるのはいかがでしょうか。