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生活の中で色んな気になることを調べ、体験も交えて書いていきます。お気に召されますと幸いです!

天ぷらは元々日本料理じゃない?フライとカツとの違いと歴史や由来!

皆さん揚げ物は家でされますか?

揚げ物って油が飛び散って掃除が面倒!

てすが家で揚げるとカリッ!サクサク!

揚げたてはやっぱり格別ですよね。

 

ただ、揚げ物ってよく考えるといろんな種類があります。

例えば天ぷら、フライ、また唐揚げにフリッターなどなど。

料理を普段している人にとっては基本的なことでも、

あまり違いがわからない!という人も多いはず!

 

そこで今回は揚げ物のそれぞれの違いを見ていきつつ、

美味しい揚げ方についても紹介します。

「今まで揚げ物は面倒でやってない」

「いつも失敗してしまう」

そんな人は必見ですよ!

 

 

天ぷらをちゃんと説明できる?歴史を辿ると元々日本料理でなかった?

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まず天ぷらは皆さんご存知、和食の一つです。

ただ起源はポルトガルから伝わったとされており、

「テンポーラ」と呼ばれてたそう。

 

テンポーラは今でいうフリッターという衣の厚い揚げ物のようなもので、

これが薄い衣で揚げて天つゆで食べるという、

日本独自の料理に変化していったのです!

 

天ぷらを作る際、今では便利な天ぷら粉が売られているので、

基本的な作り方を知らない人も多いかもしれませんが、

小麦粉を卵、水でとくだけで意外と簡単に衣はできます。

 

特に人気なのがエビやイカなどの魚介類!

またサツマイモやレンコンなどの野菜も人気ですね!

子供はとり天なんかも大好きで、ちなみに私は舞茸の天ぷらが好きです!

バラエティー豊かで食卓が華やかになるので、

天ぷらはテンションが上がりますよね!

 

ただ天ぷらって食材をそのまま衣にくぐらせ揚げるだけ…、

いかにも簡単な料理に見えますが、実際は失敗した経験ある人多いのでは?

揚げ物全般にいえることですが、火加減などが難しいうえ、

天ぷらは食材で揚げる時間も異なるので、

プロでも見極めが難しいと言われています。

 

揚げ過ぎずにサクッと、なおかつしっかり火を通すためには、

どんなコツがあるのでしょう?

 

まず初心者の方にしっかりやって欲しいのが、食材の水気を切る工程!

水気が残っていると、どうしてもべちゃっとしてしまいます。

また油はしっかり食材が浮くくらいに使用し、衣はつけすぎないのがポイント。

 

そして揚げている最中はあまり触らないこと!

気になって何度もひっくり返すと衣が剥がれてしまいますよ。

他には火が通りにくいカボチャやサツマイモなどは、

薄めにカットすると失敗も少ないですよ!

 

 

フライとカツの違い!フライって呼び方は外国では通じないって本当?

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次にフライです。

フライは一般的に小麦粉、卵、パン粉の順で衣をつけ揚げたものをいいます。

イカフライ、エビフライなどは人気ですよね。

アジフライ、カキフライオニオンリングフライなども有名ですね。

フライはパン粉を使用しているのでサクサクとした食感がやみつきになります。

 

英語では「deep fry」と呼ばれており

「フライ」というのは日本独自の呼び方。

「fry」の意味として、「炒める」とか「焼く」などの意味もあるので、

「フライ」で通じるのは日本だけなんです!

 

ちなみに衣が違っても、フライドポテトやフライドチキンなどのように、

例外として「フライ」と呼ばれるものもあります。

また、日本で人気のトンカツやチキンカツなどは、

全く作る手順は同じながらも呼び方はフライではなくカツ。

 

カツとフライの違いって何なのでしょう?

実はもともとは「カツ」というのは食材を焼いたものを指していました。

しかし日本で「ポークカツレツ」という料理が考案され人気になると、

カツというものも同じように揚げたものという認識が広まっていったのです。

ですから、今ではカツもフライもほとんど同じ意味というわけです。

強いていえば肉類はカツと呼ばれることが多いです。

 

フライを作るにあたって大事なことは天ぷらの時とほとんど同じ。

ただ油の中に揚げカスがたくさん残ったままだと、美味しさも損なわれるので、

こまめに目の細かそうな編みじゃくしで取り除きつつ、揚げていきましょう。

 

トンカツなどの場合は2度揚げもおすすめ。

長い時間揚げて肉が硬くなってしまうのを防ぎます。

やり方は低温で3、4分揚げてから一旦取り出し、

余熱で火を通して、最後に高温でサクッとなるように2分程度揚げます。

 

ちょっとしたことですが、食べた感じが全く違うので是非試してみてください。

フライの場合は先に衣をつける作業をしておくと揚げるだけなので簡単ですよ。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

天ぷらもフライも家で作るのは面倒なイメージもありますが、

作ってみると意外と簡単ですし、熱々で食べられるのでおすすめですよ。

衣が違うだけでコツやポイントはほとんど同じですから、

やっていくうちに上達していきます!

 

冷蔵庫にあるものを色々と試して、

自分のお気に入りの食材を探してみるのも楽しいですよ!