独身貴族が増えすぎている理由とは?男性の4人に1人が未婚の訳!
あなたの周りで結婚していない人増えていませんか?
なぜ結婚しないのでしょうか?その理由はなんなのでしょうか?
一生結婚しない「生涯未婚率」は、年々上がっていく一方です。
「おひとり様」で生きていく人が、確実に増えている世の中ということです。
一生独身なんて、「孤独」「寂しい」というイメージがあるかもしれませんが、
この記事の最後には、独身人生を上手に乗りこなす方法もご紹介します。
- 独身が増えすぎの状況をデータで解説!4人に1人の男性が生涯独身!
- なぜ一生独身?独身貴族がずるいだけじゃなく可哀相でもある理由!
- 独身のソロ社会って?淋しさや不安を感じるときは誰かと繋がろう!
- まとめ
独身が増えすぎの状況をデータで解説!4人に1人の男性が生涯独身!
2015年の国勢調査によると、
生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚経験がない人の割合)は、男性が24.2%、
女性が14.9%となっています。
これは、男性の4人に1人、女性では7人に1人が一生独身ということです。
これ、結構高い数字だと思いませんか?
また、こんなデータもあります。
25~34歳で未婚の割合は、男性で59.0%、女性で47.0%だそうです。
34歳以下の若い世代で、実に半数が結婚していないということになります。
未婚の割合は30年前から急激に増えているそうです。
では、どうしてこんなに未婚の人が増えたのでしょうか?
なぜ一生独身?独身貴族がずるいだけじゃなく可哀相でもある理由!
なぜ独身の人が多いのか?その主な理由を、
様々な調査結果から5つピックアップしました。
1.お金がない!
「今の若い人は、経済的に苦しく結婚できない」ということは、
ニュースでもよく聞きますよね。
確かに、金銭的に苦しいから結婚できない、という人もいるとは思います。
しかし、私は、これはメインの理由にはならないと思います。
それは、5番目の理由「出会いがない」があるからです。
経済的に苦しいから結婚できないのではなくて、そもそも出会いがない、
相手がいないから結婚できないのではないでしょうか。
2.自由でいたい!
結婚すると一緒に生活するわけなので、
相手に合わせなければいけない場面が当然多くなりますよね。
さらに子どもができれば、時間もお金も自分の自由気ままにはいかなくなります。
そういったことをわずらわしく感じて、
「ずっと一人でいる方が気楽でいいや!!」
と考える人が増えているということですね。
3.仕事に打ち込みたい!
「仕事に熱中していたら、いつの間にか婚期を逃していた」なんて話、
聞いたことありますよね。
これは特に、若い人に多いと思います。
社会人になってから、20代、30代は仕事も覚えることが多いと同時に、
学生時代にはなかった「働くこと」の楽しさ、
充実を感じる年ごろではないでしょうか。
恋人を作ることもせず、気づいたら仕事しかしていない、という人が多いようです。
4.必要性を感じない!
そもそも結婚にメリットや魅力を感じていない、という人もいます。
今は世の中が便利になり、1人で暮らしていてもなんの不自由もありませんよね。
- 自分の時間がなくなる!
- 趣味にお金をかけられなくなる!
- 人と一緒に暮らすのがストレス!
などのデメリットを感じている人は、結婚の必要性を感じられないでしょう。
一方で、こんなデータもあります。
18~34歳を対象としたアンケート調査で、
「いずれ結婚するつもり」と答えた人は、
男性で86%、女性で89%もいたそうです。
9割近くの人が結婚を望んでいるということですね!
多くの人が「いずれは結婚したい」と思っているにも関わらず、
結婚することができていない、という状況が浮き彫りになってきました。
これは次の理由につながります。
5.適切な人と出会えない!
学生時代は出会いも多く、人生で一番楽しい時代、なんて言いますよね。
ところが、社会人になると仕事ばかりになり、出会える人も限られてきます。
気づいたら家と会社の往復しかしていない…という人も多いのでは。
仕事ばかりに忙しく、休日は疲れて寝ているだけ、なんて生活をしていると、
結婚どころか異性に出会うことも難しいですよね。
年齢が若いときは、「まだ若すぎるから」という理由で結婚せず、
適齢期になると「適切な人と出会えていないから」という理由で結婚できない、
という調査結果もあります。
これが、「9割の人は結婚したいと思っているにも関わらず、
未婚率が増えている」大きな要因ではないでしょうか。
独身のソロ社会って?淋しさや不安を感じるときは誰かと繋がろう!
職場の人間関係しかなく、一生独身でいるかもしれないことに恐怖を感じている…
そんな人もいるかもしれません。
『超ソロ社会―「独身大国・日本」の衝撃―』の著者の荒川和久さんは、
独身者が増える日本を「ソロ社会」と表現しています。
家族が主体だった昔、家族同士で依存して、
助け合うことがセーフティネットとなっていました。
しかし、生涯未婚でいる人が増えた今、
「ソロ」で生きる力は、むしろ誰かとつながる力だと言います。
人は誰かと関わりながら生きていくものです。
自立心とは、誰の力も一切頼らないことではなく、
頼れる依存先をいくつも用意できることで生まれるものです。
人間関係が職場しかない、という人はちょっと危険かもしれませんね。
友達との絆を深める、地域のボランティアに参加する、
そういったことがあなたのセーフティネットになるかもしれません。
助け合える人を増やすことは、家族がいない独身者にとって特に重要になります。
ソロ社会日本で生き抜いていくために、
周りの人との関係性を見直してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 4人に1人の男性が生涯独身⁉
生涯未婚でいる人は、男性で4人に1人、女性で7人に1人。
- なぜ一生独身なの?5つの理由
- お金がない
- 自由でいたい
- 仕事に打ち込みたい
- 必要性を感じない
- 適切な人と出会えない
- ソロ社会だからこそ誰かとつながる力を
人は誰かと関わり合いながら生きていくもの。
頼れる依存先をいくつも作ることが、あなたのセーフティネットになります。
急増している独身者の理由を、データとともにお届けしました。
これからの社会、結婚しなくても他人とつながり、
助け合いながら生きていきましょう。