お雛様をしまう日はいつ?雛人形を片付ける日が遅いと婚期が遅れる?
お雛様の出し入れってとても大変ですよね。
7段飾りなどだと半日がかりの作業になることも。
お雛様はいつしまうのがいいのでしょうか?
また、しまうのが遅くなると婚期が遅れると言われているのはなぜでしょうか?
お雛様に湿気は禁物です、晴れて乾燥した日にしまいましょう。
婚期が遅れると言われる理由は、主に2つ。
- お雛様をしまう=娘を嫁に出す(片付ける)と考えられていたため。
- いつまでも片付けない女性は、だらしないと考えられていたため。
詳しくみていきましょう。
お雛様をしまう日はやしまい方!雛人形の片付ける日は晴れの日!
お雛様は湿気に弱いです。
水分を含んだまましまってしまうと、カビが発生することもあります。
しまう前に、お雛様を収納する箱の両方を風通しの良いところに置いて、
乾燥させるとカビの防止になります。
そのため、しまう日は晴れて乾燥した日を選びましょう。
3月は春の長雨と言われているように、結構雨の日が多いです。
そのうち片付けようなんて思ってると、あっという間に4月になります。
天気予報を見ながら、予定を決めておくといいでしょう。
縁起の良い日取りにしまった方がいい?と思う人もいますよね。
晴れの日が大安だったら、それは片付け日和です。
しかし、仏滅など縁起の悪い日を避けていたら、
なかなかしまえなくなった!となるのは避けたいですよね。
大安の日をずっと待っていたのに、雨になってしまったなんてこともあり得ます。
しまうのは時間もかかるし、かなりの大仕事です。
予定もあると思うので、日取りのことはあまり気にしない方がいいでしょう。
何より優先するのは天気です。
小さなお子さんがいて、しまうのに手間取ってしまった、なんてことも起こります。
しまい始める時間帯は、午前中から行うようにすると安心です。
晴れた日の午前中からとりかかるようにしましょう。
ちなみにしまう作業時間を短くする方法があるので、少し紹介しますね。
人形の顔や小物にはティッシュを巻いて、テープで止めたりしますよね。
これを不織布のお茶パックに替えてみましょう。
袋状になっているため、人形の顔に被せるだけで完成です。
ティッシュはテープで破れるため、毎年替える必要がありますが、
テープを使わないので来年もそのまま使えてエコですよね。
小物類は紐つきの巾着状のお茶パックに入れましょう。
こちらもずっと使えるのでエコだし、入れるだけなので時短ですよね。
お茶パックは100枚入りが100均で購入可能です。
しまう前の今だからこそ、時短でエコな方法に替えてみるのはいかがでしょうか?
雛人形を片付ける日が遅ければ婚期が遅れる?言い伝えの由来や理由!
早くしまわないとお嫁に行くのが遅れる、有名な言葉ですよね。
なぜ言われているのでしょうか?
理由は2つあります。
ひと昔前は、お雛様をしまうことは、
娘を嫁に出す(片付ける)ことと考えられていたためです。
いつまでもしまわないと、娘がいつまでも嫁にいけないと同じ状態である。
そのため、早くしまうことで早く嫁に行けるとも考えられていたのでしょう。
また、良家の男性は早く結婚する、残っている男性はあまりいい家柄ではない。
早く結婚した方が、良家に嫁げるという考えもあったようです。
もう一つの理由は、いつまでもしまわない女性はだらしない、
それでは婚期を逃してしまうと考えられていたためです。
しまわない=片付けをしない=家事ができない、だらしないと思われる。
なかなかしまわない家庭で育った、育ちが悪いと思われていたかもしれないですね。
まとめ
お雛様は晴れて乾燥した日にしまいましょう。
婚期が遅れるのは迷信ですが、早くしまうに越したことはありません。
実は、わが家も木彫りの雛人形が飾ったままです。
今日は3月8日なので、まだセーフかな?
ひな祭りは終わったのでメリハリは大事ですよね。
飾ったままにしておくと、雨が多いので湿気を含みそうだしホコリも溜まっています。
しまうのは大変ですが、時短ワザなども駆使しながら頑張ってしまいましょう。