これで見極めと対策を!教え魔の心理と特徴から対処方法を紹介!
「最近仕事はうまくいってる?」と上司や先輩社員の優しい声かけに「じつは・・・」と軽い気持ちでちょっと相談。
最初は話を聞いてくれていたのが、いつの間にかウンチクを聞かされている・・・。
「いつ終わるかな?相談しなきゃよかった・・・」
「ん~失敗したぁ・・・」
そんな経験をしたことありませんか?
わかります、そういう時ってホント自分を責めたくなりますよね。
相手がいつの間にか教えたがる「教え魔」になっている。
でも相談された側は「あなたの為だから」と思っているから聞くしかない・・・
教えるといいながら明らかにマウントしてきたらそれなりの対応ができますが、そうでない場合、人間関係をギクシャクするわけにもいきません。
こちらの記事では、教えたがりな教え魔の特徴と対処方法を紹介しますので参考にしてください。
教え魔の心理と特徴と対策!実はやつらは自分の事しか考えてない!
まず特徴ですが、教えたがるという行為に無意識に自分の方が立場が上なんだという気持ちが芽生えてしまう。つまり権力志向の強い人が「教え魔」になる可能性が高いそうです
でも、権力志向の強い人って分かりづらいですよね!?
そこで権力志向が強い人の特徴を5つ上げてみますので、イメージしてみてください。
1.自分が上でないと気が済まない
例えば、自分が尊敬している、かわいいと思っている人には優しいが他人の成功をねたむ人。
2.注目されたい
例えば、自分が中心になることには喜ぶけど、そうでない時は冷めている人。
3.自己陶酔する
例えば、良い事をした時に何て自分は素晴らしい人間だとひたっている人。
4.独占欲と所有欲
例えば、欲しくてたまらないと思っていたものを手にしたら急に冷めたりする人。
5.自分のことしか考えない
例えば、自分が傷つけられると激怒するけど他人を傷つけても何も感じない、あるいは自己満足のために相手を利用する人。
この他に権力志向になりやすい傾向がある人もいて、なりやすい3つの傾向を紹介します。
- 相手の行動は間違っていると「決めつける」
- 自分の実体験や人生訓から「アドバイスをする」
- 自分の方法が正しいそれを「押し付ける」
あくまでも傾向なので一つの参考に。
次に「教え魔」から逃れる対処方法を紹介します。
1.質問攻めをする
例えば、「なぜそういう方法に辿り着いたのですか?」とか「その方法を証明する根拠があるのですか?」など多く質問します。
相手に質問することでうわべの知識なのかわかります。
質問攻めされたら相手も「面倒くさいなー」となって話を中断するでしょ?
それです!
2.丁寧に大丈夫な旨を伝える
角がたたない言い方として、「ありがとうございます。他の人に教えてもらっているから大丈夫です。」とまずお礼と言って正直に断る。
私はこの手をよく使います。
3.自分の話題にこっそりすり替える
人は質問されるとその質問に応えようと無意識に反応します。
それを使って教え魔のアドバイスから自分の話題に持っていくことができます。
因みにこれは交渉テクニックの一つでもあります。
教えたがりは男性に多い!裏付けとなったアンケート結果を発表!
教えたがりは男性だけじゃなく女性にもいると思いますが、「やっぱり男性のほうが多いよ」って多くの人が思っているかもしれません。
教え魔について興味深いアンケートが行われたので紹介します。
2021年7月2~3日にかけて大手インターネット検索サイトのユーザー2000人を対象にした「教え魔」のアンケートです。
アンケートによると教え魔の性別は76.6%が男性で、年齢別では50歳代30.3%、40歳代が24.2%、60歳代が19%と圧倒的に中高年が多いという結果に!
中高年が多いのは恐らく、色々な経験を積んできたのと社会的に教えることが多いから自然とそうなっているかもしれません。
私の経験も踏まえ教えたがり男性の特徴を見てみると、
- 職場で地位がある
- 誰よりも知識が豊富と自負している
があるのかなと思います。
職場で地位があれば、それを利用して助言をしてくる人もいるわけです。
教え魔は優越感にひたれるわけだから「気持ちイイと」内心思っています。
私の経験ですが、役職の地位を利用して指示だけする人は口だけはさんで責任をとってくれませんでした・・・
「会社は選べても上司は選べないな・・・」って痛感しました。
知識が豊富な人はその知識をひけらかして、「どうだい、すごいだろ!」と自慢したい傾向が強いと思います。
そんな時って、何故か場が盛り上がらない時が多いような気がしますがどうでしょう?
教え魔の上司や先輩が仕事でうざい!モヤモヤの原因を分析すると!?
「ブルーオーシャン戦略しってる?知らないなら教えたる」
「インターネット集客で何が大事と思う?」
「仕事をうまくはかどらせるのには何が大事と思う?」
など上司や先輩のアドバイスに振り回されながら、ストレスを抱えた状態で部下は日々仕事をしないといけない。
私もそうだったのでわかります。
「教え魔の上司や先輩が仕事でウザい」
言葉では表せますがそんな時の気持ちは何とも表現できませんよね。
ただモヤモヤすると漠然と言えますが輪郭がハッキリしない。
そんな感じしませんか?
そんな気持ちを私なりに考えてみて、その感覚に陥る流れをまとめました。
- ただでさえ職場の上下関係があるのに、加えて先生と生徒という師弟関係が無意識に発生している。
- 昔と違ってネットが普及した今「知識」なら上司以上に持っている場合もあるのに、上司は部下がどの位知識があるのか知らないで助言をしていくる。
- だから、部下は「そんなことぐらい知ってるよ」と反発感しか生まれてこないから聞く耳を持てない。
- 上司は教えてやったという自己満足で満たされているが、部下から「コミュ障」というレッテルをはられズレが生じる。
いまのネット社会の現実を知らない、いや勉強しようとしないミドル世代とネット社会が当たり前の世代、アナログの世界でやってきた教え魔のとのギャップも部下のイライラの要因にあるかも。
人間関係も多種多用なので他にも色々あるかなと思います。
まとめ
教え魔にならないコツは磁石のようなコミュニケーションかもしれませんね。
自分が求め(N極)相手が応える(S極)、つまり聞き手がアドバイスを受けれる状態じゃないとミスマッチが起こる。
これって有名なハーバード大学の研究で明らかにされています。
ただ相手が「プロ」だったら自然に聞く体制はできているのは不思議ですけど。。。
求められている時に助言すれば「教え魔」にならないし、求められている以上のことを話さない。
何より「教えたい」という欲に負けないことかもしれません。
教え魔から逃れる術を持っていればストレスも軽減できると思いますし、コミュニケーション能力は対面だけに限らずネットにも大事です。