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クレオパトラの本当の顔は違う?復元や研究で判明の実物と美容法!

小野小町楊貴妃と並び、世界三大美人として知られるクレオパトラ

 

歴史上での逸話として、

カエサルなどの権力者に取り入って、王座を手にしたなどと言われており、

悪女としても知られています。

 

そんな美女・クレオパトラですが、

「美人であるというのは嘘である」という一説があるということを、

あなたはご存じでしょうか?

 

三大美女と知られているクレオパトラは本当は美人ではないという話、

なんだか、信じられませんよね。

 

筆者も、「クレオパトラは三大美女の一人である」というイメージが、

既に頭の中で定着しているだけに、

そのような話は「うそでしょ?」なんて思っていたりします。

 

今回は、クレオパトラが本当に美人であったのか、

その真相に迫りたいと思います!

 

 

クレオパトラは美女じゃなかった?肖像画から復元した素顔が意外!?

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クレオパトラが「絶世の美女」として知られるようになった所以は、

その歴史にあります。

 

クレオパトラがローマの権力者であるカエサルや、

その部下、アントニウスをその美貌で誘惑し、

愛人関係へと発展させたという伝説は、

彼女の逸話の中でも有名な話となっています。

 

時の権力者の心を射止め、強大な国をも動かしたほどの彼女の美貌は、

さぞかし素晴らしいものであったのでしょう。

 

しかし、ある研究によりますと、

彼女は「絶世の美女」ではなかったとも言われています。

その根拠は、一部の資料におけるクレオパトラ肖像画にあります。

 

その一つとしてあげられるのが、古代ローマでかつて使用されていた、

紀元前32年に発行されたとされるコイン。

 

そこにはクレオパトラとその愛人、アンソニーの肖像が描かれています。

ここで注目してもらいたいのが、コインに描かれたクレオパトラの肖像。

 

その顔は、唇が薄く、鼻もとがっており、

とても「絶世の美女」とはいいがたい顔をしているのです。

また、史実においても、クレオパトラが「美しい」とされているのは、

「優れた知性」や「声の美しさ」についてであり、

容姿自体に関しては言及されていません。

 

実際、クレオパトラは幼少期から熱心な勉強家であり、

数学や哲学など、さまざまな学問に精通していた、との逸話があります。

 

肖像画自体も、クレオパトラ本人の顔を忠実に描いたものが非常に少ないため、

クレオパトラの美貌については、未だ謎に包まれたままなのです。

 

しかし、クレオパトラが美人か否かは別として、

「美しさ」へのこだわりが非常に強い人物であったというのは、

事実であるようです。

 

 

クレオパトラの美容法のこだわり!化粧品のアイシャドウの起源はここ?

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クレオパトラは、自分をより美しく見せるために、

さまざまな「美」の努力を重ねてきたと言われています。

 

今回は、クレオパトラが実践したといわれる美容法について、

まとめたいと思います。

 

中には、現代の感覚では少し驚いてしまうような面白いものもありますよ。

 

▼ミルク風呂

クレオパトラの時代、ミルクは飲用ではなくお肌の保湿や、

お風呂のお湯として用いていたそうです。

なかでも、ロバのミルクは古くから美容にいいとされており、

クレオパトラもよく使用していたそうです。

 

牛のものではなくロバのものを使用した、

というのは筆者的には非常に驚きなのですが、

現在でも、ロバのミルクは石鹸などにも使われているようですね。

 

死海風呂

世界で最も塩分濃度が高いとされる湖である死海

クレオパトラはなんと、死海の水をお風呂の水として利用していたそうです。

 

死海は生物も住めないほどの塩分を含んでいる...といいますが、

実は、死海に含まれる塩分は、非常に美容にいいんです!

死海の水に溶け込んだ塩分や土には、

美容にいい天然ミネラルがたくさん含まれています。

そのため、古代の人々は、

美容のために度々死海の水で入浴をしていたそうですよ。

 

▼メイク

女性にとって非常に身近な存在である「メイク」。

そのメイクの一つである「アイシャドウ」の起源は、

クレオパトラであったと言われています。

 

当時のメイク法は、孔雀石などの石を砕き目の周りを真っ黒に塗る、

というものでした。

 

クレオパトラの目に施されたアイシャドウは、

目を大きく見せるといった役割のほかに、

魔除けや目の病気を予防する役割も果たしていたそうですよ。

 

▼バラ

クレオパトラの生きていた時代、

なんと、バラは金よりも高価なものでした。

 

そんな高価なバラを、クレオパトラはお風呂に入れたり、

薬として利用したりと、様々な用途で使用していたそうです。

 

バラが金より高いものであったということも驚きですが、

そんな高いものを日常的に使用することができたクレオパトラ

その権力の強さがどれだけのものか、改めて思い知らされますね...。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、クレオパトラは本当に「絶世の美女」であったのか、

その真相に迫ってみました。

 

クレオパトラという人物が紀元前の人物であり、

それゆえに、忠実な肖像画が少ないため、

本当に美人であったのかどうか、

現在のところ、未だ謎に包まれています...

 

しかし、クレオパトラの「美意識」の高さについては、

改めてすごいものだと実感させられました。

 

もしかすると、彼女が現代でも「絶世の美女」とたたえられているのは、

その美意識の高さと、知性の高さが理由かもしれませんね。

筆者の私も、クレオパトラの美容法、試してみたいですね。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!