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有料級?元家電メーカー社員が話す洗濯機の選び方のポイントとコツ!

 

皆さん、家電製品はお好きですか?

興味がある方は凄く詳しいですよね。

 

 

洗濯機なんて特に、

「水が入って、回って、脱水されて終わり」。

こんなイメージでしたから、

「どのメーカーの、どの商品だって同じ」などと

考えていました

 

皆さんの多くもそう感じられたことはありませんか。

洗濯機は割と値段が高いので、「安さ」で選びませんか。

 

それ、「失敗」の第一歩です。

もちろん、高ければ良いというわけではありません。

当然のことながら、

自分の求めるものを買ってこそ「成功」なのです。

 

さて、家電店の店員さんから

勧められるままに購入して使ってみたら、

「使い辛すぎる!」と

怒り心頭になったことはないでしょうか。

 

なぜ、そんな「失敗」になるのか。

「自分の求めている機能が当然付いているという思い込み」

を持ったまま購入するからです。

 

はっきり言って「どの洗濯機も同じ」という先入観のせいです。

そして、その先入観をぶち壊すためにも「知識」を付けましょう。

 

この記事は家電メーカーで勤務していた友人が話していたことで、

私も洗濯機を検討する中で大変参考になりました。

 

ぜひこれからの記事がその助けになれたらと思います。

 

 

 

洗濯機の選び方の前提として「あって当たり前の機能」はないと思うこと!

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家電量販店に行くと、ドラム式の洗濯機の周りには

「節水性」、「乾燥機能付き」、「電気代が安い」

なんて単語が並んでいます。

 

そんな事はカタログを見れば分かります。

そんな当たり前のことは、販売員の人に聞いてください。

 

そうではありません。

もっと実際に使う部分を、

「元・洗濯機担当」の友人から聞いた知識として

ご説明しましょう。

 

 

▼すすぎ回数は洗濯機において最も重要である

皆さんは、今使っている洗濯機が

何回すすぎを行っているかご存じですか。

 

「そんなの意識したことない」

「そんなの気にする必要ない」

 

そう思われる方も多いと思います。

 

なぜこのテーマなのかというと、

実は洗濯において重要なのが「すすぎ」

であるからです。

 

これを気にしなかったために

「不満」になりやすいということが

非常に多いのです。

 

洗濯をして、汚れが落ちるには

「洗い行程」が大切と思っていませんか。

 

確かに洗い行程は大切ですが、

実は洗い行程はあくまで「汚れを浮かす」

というのが目的です。

 

それを「すすぎ行程」ですすいでこそ、

汚れが「落ちる」のです。

 

十分にすすいでいないと、

せっかく浮いた汚れが再度付着する、

「再汚染」を起こしてしまい、

洗濯物が薄汚れた感じになります。

 

さて、多くの洗濯機は、

大抵「標準コース」の場合、

「2回すすぎ」を行います。

 

基本的には2回すすげば、

洗剤分と汚れは流されるものです。

でも、やはり「もっとしっかりすすぎたい」場合や、

お肌の問題でもっとしっかりすすがないと

「体調に問題が出る」場合は足りません。

 

だからこそ、 

「今の洗濯機はすすぎの回数を変更できる→新しいのも当然」

と考えるのは非常に問題です。

 

実は、低価格帯の洗濯機は多くの場合、

「すすぎ回数の変更」ができません。

もしくは、1回か2回の変更程度です。

 

つまり、基本レベルでしかすすげず、

それ以上の回数にはできない、

あるいはコース毎で決められたすすぎ回数しか

できないのです。

 

こうなると、不便ですね。

 

もちろんコースを変更して、

改めてすすぎから運転することは

できますが……それは手間です。

 

それで、必ず

「すすぎの回数が2回以上に変更できるか」

を確認しておくのが賢くオススメの選び方です。

 

といっても、どこを見たら良いでしょうか。

一番良いのは現物を見に行き、

「すすぎ」というボタンがあるか、

何回まで選べるか操作パネルを見てみる事です。

 

難しい場合はメーカーのホームページから、

取扱説明書の後ろの辺りにある

「コース内容」のような部分を見てみるか、

直接メーカーに電話してみましょう。

 

あるいは、できれば平日に家電量販店に行き、

店員さんに聞いてみてください。

 

もしあやふやなことを言われたら、

「メーカーに聞いて貰えますか」

とお願いしましょう。

 

家電量販店など電器店は、

メーカーに問い合わせる際に専用の窓口を

持っているはずです。

 

もし渋られたら、さっさとその店舗で買うのは止めて、

別の店に行くのが良いでしょう。

 

ちなみに、「すすぎ回数」を変更できるものは、

総じて「洗い」や「脱水」の時間も変更できるものです。

 

そうすると、より便利に洗濯できますね。

 

 

洗濯機を選ぶ際に使用中の仕様を基準として考えてはダメ?

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ちょっと、一つの会話をご覧ください。

とあるお客様相談室での、お客様とオペレーターの会話です。

 

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・お客様(以下、客)

 「この洗濯機、大きい毛布とか布団って洗えるわよね?」

・ オペレーター

 「こちらで洗濯できるのはシングルサイズまでです」

・客

 「なんでよ! この商品、『7kg洗い』でしょう!?

  前の『6kg洗い』だけど洗えたわよ!」

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さて、なぜこういうことになったのでしょうか。

実は、洗濯機の「洗える容量と洗濯槽の大きさ」は、

別物だからです。

 

お客様は、

「以前に使っていた洗濯機より

容量が大きくなったから、

当然同じ毛布や布団が洗えるべき、

さらにもっと大きいものだって洗えるはず」

と考えておられました。

 

でも、これは間違いです。

 

実は、洗濯機自体は小さくても、

つまり槽が小さくても多い量を洗えるように

改良されています。

 

衣類を傷めない程度にモーターを強くし、形を考えてます。

実は、昔の「6kg洗い」の洗濯機のサイズは、

今の「8kg洗い」以上の機種と同じくらいの

サイズなのです。

 

「前のも『7kg洗い』だったから、

今回も『7kg洗い』で良い」

これ、絶対に失敗します。

 

では、どこで見分けるか。

槽のサイズなんてカタログにも

取扱説明書にも書いていません。

 

一つの方法は、メーカーにこのように問い合わせることです。

 

「毛布とか大物はどの程度のサイズまで洗えますか? 

ダブルサイズは洗えますか?」

 

「ダブルサイズ」なら、槽が「大きい」です。

「シングルサイズ」と言われたら、槽が「小さい」です。

 

このように聞くなら、簡単ですが見分ける基準となります。

 

もう一つの方法としては、

カタログに書かれている寸法を見ることです。

 

〇縦型の場合

ボディ幅が大体55cm以上であれば、槽が「大きい」。

ボディ幅が大体52cm程度であれば、槽が「小さい」。

 

〇ドラム式の場合

奥行きが70cm程度であれば、槽が「大きい」。

奥行きが60cm程度であれば、槽が「小さい」。

 

もちろんこれが全てに当てはまるわけではありませんが、

一つの目安として比べてみてください。

 

ただし、家に入るかどうかも重要になりますので、

ドアや玄関を通るかが先です。そこはご注意ください。

 

 

まとめ

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いかがでしたか。

意外と気にしていなかった部分ではありませんか。

 

ここを抑えておくと、失敗しづらくなります。

私もかつて洗濯機をお勧めする際、

この2つはよく確認した上で

対応させていただいていました。

 

ぜひ、皆さんも普段「当たり前」

と思っている部分を注意して、

賢く、納得のいく買い方をしましょう。