育児休暇を男性が取得する支援制度や補助金まとめ!期間の計算方法も紹介!
出産を控えたママ、お疲れ様です。
もうすぐ生まれる我が子。
出産を控え、心と体の準備を整えていく大事な妊娠後期。
もちろん、産んで終わりではなく新たなスタートの時。
新しい家族を迎え入れ、子育てに励む日々が始まります。
ママは、家事もしながら子育てもしていくので、
とても負担が掛かってきますよね。
そこで、ママを助ける強力助っ人であるパパの出番です。
最近は、「イクメン」という言葉もあるほど、
男性も育児参加に積極的!
そのあと押しをしてくれるのが、男性の育児休暇の取得。
でも、まだまだ男性の育児休暇は浸透していないのが事実。
男性の育児休暇って、何かいい事あるの?
そもそも、育児休暇って?いつから取れるもの?
今回は、男性の育児休暇を中心にご紹介していきますよ。
育児休暇を男性が取るメリット4選!助成金や手当はあるのか?
最近では、若い国会議員や芸能人が育児休暇を取ることでも、
注目を浴びてきている男性の育休。
ママが仕事をしている場合、
産休に入りそのまま育児休暇を取り休みますよね。
でも、ママ一人が育児休暇を取っても十分とは言えません。
なぜなら、産後のママの身体はボロボロ!
命をかけ、我が子を出産して、
その後は回復を待たずに子育てを開始するのです。
産後は、「安静にしながら、子育てに専念」するのが理想です。
いくら病気でないからと言って、
いきなり通常通りになんてできません。
実家が近い方は、おじいちゃんやおばあちゃんが
手伝いに来てくれる事もあるでしょう。
しかし、実家が遠かったり、
おじいちゃん・おばあちゃんも仕事をしているなんてことも
あるんです。
やはり、父親である男性が、
そばで一緒に子育てや家事を手伝ってくれること。
それが一番ママにとっても心強いものです。
もちろん、男性が育児休暇を取るといい事もたくさんあります。
まずはメリットを紹介しますね。
➀子供の世話をすることで、我が子との絆も深まる!
我が子を一から、ママと育てれるチャンス。
子供を知るチャンスです。
もう、大きくなってパパ嫌いなんて言わせませんよ。
➁育児参加、家事の分担!パパの株は急上昇!
パパが育児休暇を取ることで、
ママの身体にかかる負担は減ります。
ママはゆっくり回復できますし、
パパへの評価だって急上昇です。
この際、家事をしっかり学ぶチャンスです。
自分のためにも、家族のためにもなります。
夫婦の絆もさらに深まる事でしょう。
➂仕事の効率化を図る機会にも!
一度、仕事を離れることで見えてくるものもあります。
自分の働き方を見直す機会にもなりますよ。
育児休暇を取ることで賃金の全額とはいきませんが、
給付金を受け取ることができます。
さらに、社会保険料も免除されますので助かりますね。
育児休暇を取ることで様々なメリットもあるんですが、
なかなか取りにくい男性の育休事情。
でも、ぜひあきらめずに男性も育児休暇を考えてみませんか?
我が子の成長はほんの一瞬。その一瞬を大事にしてもらいたいのです。
そもそもの育児休暇の法律や制度を解説!男性の場合の取得期間は?
そもそも育児休暇ってどの様な制度なんでしょうか?
目的とは?
実は、育児休暇はしっかりとした法律で定められています。
「子供が1歳または2歳(必要と認められる場合2歳まで)
になるまで、育児するために休めますよ。」
これは「育児・介護休業法」として、
育児休暇の目的がしっかりと書かれています。
基本的には、我が子が1歳の誕生日を迎えるまで、
ママは仕事を休むことができるのです。
でも、はい!1歳になったね!育休終わりです!では困ります。
なぜなら、復職するには、
子供の預け先が見つかっていなければいけません。
もし、預け先がみつからない、
ママが入院が必要になったなどの場合は、
まだ育休が必要!と判断されます。
その時は、2歳まで仕事を休むことができるんですね。
では、パパが育児休暇を取る目的は?
先程の通り、パパだって同じく、
「子供を育てるために仕事を休みます。ママを助けて!」
ということです。
では、パパが育児休暇を取得できる期間はどの位でしょうか?
中々まとめて休めない、なんて方もいらっしゃるかと思います。
まずは「産後8週間以内」に一度お休みを取り、
その後1歳の育休が明けるまえに一度取るという方法も可能です。
さらに、もしママも育休中であるなら嬉しい特典が!
通常1歳までの育児休暇ですが、
夫婦ともに取得している場合は2か月の延長ができます。
なので、ママが1歳まで、休み残り2か月をパパが…でもOK。
その2か月が終わるまでに、
預け先を見つけ準備することもできますよね。
ママが専業主婦の場合も、
産後一度休んでまた1歳までに休むことは可能です。
しかし、ここで注意なのが、
2か月の延長はできないということです。
いずれも、パパも子供が1歳までの間、
育児休暇を取ることができますし、
どう使うかはあなた次第です。
ただし、仕事先も色々と手続きや調整も必要でしょう。
育児休暇を考えている方は、
遅くても1か月前には相談しておきましょうね。
育児休暇の期間を産前・産後で解説!男性が取得すべきタイミングは?
育児休暇といってもその期間は人それぞれ。
どの位から休むかは、
赤ちゃんの出産予定日次第でもあります。
我が家の場合、いつからいつまで休めるのかしら。
予測しながらパパにいつから休みを取ってもらうかなど、
様々な調整をしなければいけませんよね。
せっかく育児休暇を取るのであれば、
有意義に活用してもらいたいです。
そもそも育児休暇といっても、
その期間は3つの種類に分かれています。
➀産前のための休み
出産予定日の42日前(6週間前)から休むことができます。
大体、妊娠9か月に入った頃ですね。
その頃は、お腹も大きくせり出している時。
子供を迎えるため、
心も体も万全の準備をするため仕事を休みます。
➁産後のための休み
予定日の翌日から56日(8週間後)まで、取得可能。
産後の身体の回復を目的としているので、
ここで一度パパにも休んでもらうのが
いいかもしれませんね。
今後のためにも、ママは無理をせず、
ゆっくりと子育てをしていく期間です。
➂育児をするための休み
上の②終了日の翌日から、
子供が1歳の誕生日を迎える前日まで。
この期間は、子供と一緒に成長していく
大事な時期でもあります。
出来ないことが出来る様になっていく瞬間、
それはとても感動的です。
ちなみに、期間の計算ができるサイトもあるので、
そちらも参考にしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、育児休暇、
特に男性が取得する場合を紹介してきました。
「まだまだ男性が気軽に育児休暇を取ることが難しい!」
という現実があります。
でも、まずは「育児休暇取りたいです!」と
パパが声を上げなければ変わりません。
少しの間でもいいのです。
まずは、産後からでも取ってみませんか?
ママが命懸けで子供を産み、今から育て上げるのです。
パパも大事な家族の一員であり、柱でもあります。
我が家も、産後1週間だけいてもらいましたが、
それはもう助かりました。
特に、上の子がいる場合はお世話をお願いしましたし、
本人も楽しそうにしてくれていました。
その間、またひとつ愛おしい時間が増え、
絆も深まった気がします。
ぜひ、今から出産を迎えるパパやママ、
育児休暇を上手く取り入れてみませんか?