窓のゴムパッキンの黒カビはなぜ発生?原因と交換しない掃除方法!
おうちの窓の掃除はしていますか?
こまめに拭いてるからきれい!って私も思っていました。
でも本当にきれいですか?
端の方を見てみてください。
ゴムパッキンのところ、黒いブツブツになっていませんか?
それ、カビじゃないでしょうか?
ちゃんと拭いて掃除をしても気づくとゴムパッキンに黒カビができてきます。
この窓ガラスのカビは放っておいたら悪いことだらけです。
お部屋の空気を汚したり、身体に悪い影響をおよぼしたりしてしまいます。
特にうちなんかは、喘息やアレルギー気質の子どももいるので、とても怖いです。
肺炎や感染症などを引き起こすこともあります。
カビが出来てしまう原因から対策を見てみましょう。
カビが出来てしまった時のお掃除の方法もご紹介しちゃいます♪
窓のゴムパッキンの黒カビの発生原因と対策!まずは結露防止が有効?
カビは菌なので生きています。
根っこをはり、成長したり増えたりします。
カビ菌は空気中にいつでもどこでも飛んでいて、
温度、湿度、栄養などカビが好きなものがあればやってきて、
成長して増えちゃいます。
気持ち悪いですね。
カビは25℃くらいの温度を好みます。そして75%以上の湿度を好みます。
更に髪の毛やホコリなど何でも栄養とします。
特に、温度は私たちの生活圏も先程のカビの好みと似ていますし、
髪の毛やホコリも出てしまうものです。
かなか対策は難しいのでしょうか。
そこで、注目すべきは湿度です。
湿度は50~60%程度の湿度が良いと言われています。
湿度を抑えることが大切です。
そして、湿度とともに対策できるのが、窓に出来る結露です。
結露を防ぐことも大切な対策ですので、具体的なものを紹介します。
▼窓の結露を防ぐ対策
・週に1回程度、エタノールをスプレーする
(除菌の為です。後ほど説明します。)
・結露をとるためにこまめに乾拭きする。
結露防止シートとかも最近ありますね。
・窓を開けて換気をするなど、湿度を管理します。
うちは、除湿型の空気清浄機を使っています。
窓のゴムパッキンの黒カビはエタノールが効く?超簡単な掃除の仕方!
カビを防ぐ方法をお伝えしましたが、
もうすでにカビが生えてしまっているのなら、
先に取り除く必要があります。
カビが目に見えているということは、
すでに最大限まで成長してしまっているということだそうです。
カビ取りのCMでもよく見ますが、
根っこが生えてこびりついているんですね。
その場合、表面だけではなく根っこから取り除く必要があります。
雑草と同じですね。根っこが残るとまた生えちゃいます。
なので、
・洗剤で黒い汚れを掃除する。
・エタノールで殺菌、消毒をする。
ことが必要です。
水拭きだけの掃除は、表面だけの掃除なので、また生えちゃいます。
お酢は細菌に効くといいますが、黒カビにとっては栄養源になり、
逆に成長しちゃいます。
それではカビの掃除方法を紹介します。
①洗剤で黒い汚れを掃除する。
簡単な汚れは住宅用の中性洗剤で落ちます。
台所や食器用洗剤を薄めたものがこれにあたります。
これをカビに吹き付けて約5分放置。
濡れ雑巾でよく拭き取ります。
汚れが頑固なカビなら、塩素系カビ取り洗剤で落ちます。
カビキラーなどがこれにあたります。
まず、水に濡らしたキッチンペーパーを窓ガラスに貼り付けます。
上からカビキラーなどの洗剤を吹き付けて約15分放置。
濡れ雑巾や新しいキッチンペーパーでよく拭き取ります。
さらに酷いカビ汚れなら、ゴムパッキン用カビキラーで落とします。
上で説明した方法でも落ちないなら、もう専用の洗剤を使っちゃいましょう。
その後、表面の汚れやホコリをきちんと取り除きます。
そのうえで、ゴムパッキン用カビキラーを使います。
再び水に濡らしたキッチンペーパーを窓ガラスに貼り付けます。
このカビキラーを吹きかけて約15~30分放置。
濡れ雑巾でしっかりと拭き取ります。
1回で落ちるなら良いですが、根っこが深いなら、
この作業を繰り返して行い、カビを溶かす必要があります。
2回、3回と繰り返すとカビが溶けていきます。
②エタノールで殺菌、消毒をする。
汚れを落としたら、次は殺菌です。
毎日の掃除や湿度の管理も大切ですが、殺菌でカビを生えづらくします。
カビキラーで掃除をした後は(危険なので)、
しっかりと水拭きして、乾燥をさせてください。
消毒では効果的な80%のエタノールを使います。
いわゆる消毒用エタノールです。
霧吹きでゴムパッキンにエタノールを吹きかけるだけ。
これは、拭き取らずにそのままで大丈夫です。
まとめ
カビには除菌と掃除をして、日頃からの掃除と湿度の管理が大切です。
この方法はお風呂やキッチンのゴムパッキンにも使えます。
始めにもお伝えしましたが、カビは身体に悪いことだらけです。
掃除をするときは、注意が必要です。
☆カビや洗剤は空気の中に飛んでしまうので、マスクをつける。
また、眼にも入る可能性があるので、メガネやゴーグルをつける。
☆洗剤で手が荒れないように、手袋をつける。
ことを出来るだけ守った方が良いでしょう。
また、エタノールや洗剤も注意が必要です。
☆ガスが発生しちゃうので、混ぜない(塩素系漂白剤と一緒に使わない)。
☆火の近くで使わない。
☆こもらないように、しっかりと換気をする。
☆変色させるかもしれないので、フローリングなどでは気を付ける。
☆成分が強い物もあるので、手袋やマスクをつける。
☆使用後は手や顔をしっかりと洗う。
液を使う時は十分に注意してお掃除してくださいね。