お正月のしめ縄飾りは玄関のどこにいつまで飾る?場所や意味も解説!
お正月になると玄関にしめ縄を飾りますよね。
私もお正月になると玄関に小さなしめ縄を飾ります。
そんなお正月に定番のしめ縄、
玄関の外に飾るのが当たり前なイメージがありますが、
中に飾ってもOKなのをご存知ですか?
正しい飾り方をする事で玄関の内側でも外側でもどちらでも大丈夫なのです。
そこで今回はしめ縄についての情報を詳しくまとめてみました。
正月のしめ縄飾りは玄関の内側と外側のどちらでも!意味や名前も解説!
お正月前になるとスーパーにたくさんしめ縄が並びますよね。
そんなしめ縄には一体どんな意味があるのか見ていきましょう!
◆しめ縄の意味とは?
しめ縄には、神様を迎え入れるや神様にとってふさわしい場所、
という意味があります。
また、しめ縄には神の領域と現世を隔てるための
結界の役割もあるとされています。
簡単に言えば「神様を迎え入れて良い一年にしましょう」
という意味が込められています。
結界の役割があるとされる由来は、古事記に記されている神話の中の、
岩戸隠れという出来事に関係しているようです。
弟君である須佐之男命の傍若無人な態度に辟易とした天照大神が籠った、
天岩戸から出てきた際、二度と入れないようにしめ縄をした事が
由来と言われています。
◆しめ縄は内側に飾ってもOK?
しめ縄の由来の通りに飾るなら玄関の外側に飾るのが基本です。
由来の天岩戸も外からしめ縄をしていたので外側が一般的です。
しかし、お正月のしめ縄はあくまで、
神様を迎え入れるためにふさわしい場所にする事なので、
内側にしめ縄をしても問題はありません。
あくまで結界としての役割ができればどちらに飾っても良いとされています。
◆しめ縄以外のしめ飾りとは?
しめ飾りとはしめ縄に縁起の良いものを飾り付けたしめ縄の事をいいます。
代表的なものは神垂(かみしで)や橙などをつけて飾ります。
しかし、最近では可愛いデザインのしめ飾りも沢山販売されています。
ハンドメイドで作る方も多くいます。
◆車にしめ縄を飾る事がある!
お正月になるとたまに見かける車に付いているしめ縄。
昔は車は貴重なもとして一年何も事故が起こらないように、
一年のはじめに縁起が良いようにとつけられていました。
しかし、最近では一家に一台当たり前になっている時代なので、
つける方も少なくなっています。
私のおじいちゃんもお正月に車にしめ縄をつけていた記憶があります。
お正月の玄関や神棚へのしめ縄の飾り方と捨て方!期間はいつからいつまで?
ここでは正しいしめ縄の飾り方をご紹介していきたいと思います。
▼しめ縄は玄関と神棚に飾る!
しめ縄は神様を迎え入れる目印となるものなので、
玄関と神棚に飾るのがいいそうです。
神棚がない家庭は玄関だけでも大丈夫です。
また、神棚に飾る場合は御札に被さったり、隠れないように飾る事が大切です。
▼しめ縄を飾る期間
お正月の前の大掃除をすすき払いの日(12月13日)と呼ばれています。
12月13日から31日の間に飾るのがいいとされています。
しかし29日、31日は縁起が悪いとされていて、
この日にしめ縄を飾るのは良くないので、避けるのがおすすめです。
そして1月8日を松の内と呼ばれ、その日にしめ縄を取り外します。
一部の地域によっては一年中しめ縄を飾る場合もあります。
私の近所では一年中しめ縄を飾っている家庭が多くありました。
▼しめ縄の処分方法
しめ縄やお正月の飾りは「どんど焼き」という火祭りの行事で
処分されるのが一般的です。
しかし、最近では消防法の影響で、
「どんど焼き」が行われる地域が減ってきているため、
家庭のゴミとして出す地域もあります。
家庭ゴミとして出す場合は、新聞紙や大きな紙を塩をかけて清め、
それでしめ縄などを包んで、ゴミ袋に入れてゴミに出します。
まとめ
今回はしめ縄についてまとめてみました。
私自身調べて沢山しめ縄について知ることができました。
何気なく飾っていたしめ縄もきちんと意味があります。
これを参考にしめ縄について勉強してみてくださいね!