鯉のぼりはいつからいつまで出す?飾る時期やしまう日と洗濯方法は?
男のお子さんがいらっしゃるご家庭では、
そろそろ鯉のぼりの話が出ているのではないでしょうか?
ひな人形は早く出して早くしまわないとお嫁にいけない…
なんて言われますが、鯉のぼりは一体いつ出せばよいのでしょう。
- 初節句のお祝いに鯉のぼりをおじいちゃんやおばあちゃんが送ってくれた。
- 産まれてきた子供に鯉のぼりを買った。
などなど、様々なご家庭があると思います。
いつ飾っていつ片付ければよいのか。
できれば縁起が良い日に出したいですよね。
飾り終わった鯉のぼりのしまい方はどうするのか?
鯉のぼりを飾る日・しまう日のおすすめ日と、
片付け方・洗い方をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
鯉のぼりはいつ出す?飾る時期のおすすめはこんな日!
実は鯉のぼりを出す日というのは、はっきり決まっていないそうなんです。
一般的には以下の日で出しているご家庭が多いようです。
- 春分の日以降
- 大安
- 天気の良い日
地域によってはひな人形を春分の日まで飾ったり、
4月まで飾るという地域もあるそうです。
特にひな人形と鯉のぼりを一緒に出してはダメという
決まりもありませんので、重なっても構わないと思われます。
ですが、ひな人形は桃の花が咲くころ。
鯉のぼりはさくらが散ってからというイメージがありますね。
なぜ大安が良いのでしょうか?
「大安吉日」という言葉を聞いたことはありませんか?
「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」・・・これを六曜といいます。
六曜の中の大安は、一番縁起が良い「吉日」となります。
ですので「大安吉日」は昔から縁起の良い日と言われています。
大安吉日は何をしても
おめでたい日とされていますので、
鯉のぼりを出す日として最適ではないでしょうか。
主観ですが、鯉のぼりは春分の日から4月の始めあたりが良いかも?と思いました。
参考までに、2020年のおすすめ大安吉日です。
- 3月22日(日)
- 3月26日(木)
- 4月 1日(水)
- 4月 7日(火)
大安日でかつ天気の良い日に鯉のぼりを出すのがベストだと思います!
鯉のぼりはいつまで出す!しまう時期は端午の節句後はいつでも!?
次はしまう日ですね。
子供の成長と健康を願い飾った鯉のぼり。
しまう日はいつが良いのでしょう。
実は、こちらも出す日同様に決まっていないのです。
5月5日端午の節句を過ぎたら、いつ片付けても大丈夫だそうです。
でも、縁起の良い大安吉日で、天気の良い日に片付けたほうが良いでしょう。
せっかく大安に出しても片付けるのが仏滅では、気分的に嫌ですからね。
しまうのはいつでも良いと書きましたが、
いつまでも出しっぱなしはいけません。
鯉のぼりは、ほとんどのご家庭が外に飾ると思います。
いつまでも飾っていると「だらしない」と思われてしまいますよ。
ですので、5月中には片付けた方が良いと思います。
6月が近づくにつれ、天気の悪い日が増えてくると思うので、
できれば中旬くらいまでが良いと思います。
参考までに、2020年のおすすめ大安吉日です。
- 5月 6日(水)
- 5月12日(火)
- 5月18日(月)
ひな人形のように婚期が遅くなるといわれることはありませんが、
早めに片付けたほうが気持ち良いですよね。
鯉のぼりを片付けるときの洗濯の仕方は?たたみ方に決まりはある?
長いご家庭だと1か月以上は飾る鯉のぼり。
天気の良い日ばかりではなく、雨の日も頑張って空を泳いでくれます。
そんな鯉のぼり、
しっかりときれいにしてから片付けるための、方法を紹介しますね!
▼汚れの落とし方
【そこまで汚れていない場合】かたく絞った雑巾で拭く!
飾っていた期間が短い、外に飾っていないなど、
あまり汚れていない鯉のぼりの場合は、
洗わずかたく絞った雑巾で拭きましょう。
あまりごしごしと強く拭いてしまうと、
表面の模様などに使われている金箔がはがれる可能性もありますので、
やさしく拭きましょう。
【汚れている場合】手洗いしてすすぐ!
長期間飾っていて、雨に濡れてしまった場合は手洗いがおすすめです。
しかし、鯉のぼりには口輪にワイヤーや針金が使われていますし、
表面には鮮やかな金箔などが施されています。
洗濯機に入れて洗うと、色落ちや金箔がはがれる可能性もあります。
ですので、つけおき洗いがおすすめです。
大きいものなら湯舟をつかうと良いでしょう。
洗剤は中性洗剤を少しだけ入れます。
おしゃれ着用の洗剤などが良いでしょう。
汚れがひどい箇所はやさしくもみ洗いしてください。
洗い終わりましたら、泡が残らないようしっかりと水ですすぎます。
すすぎ終わったら次は脱水です。
しかし、ここでも洗濯機は使ってはいけません。
洗濯機の脱水機能をつかってしまうと洗う時同様、
口輪や金箔などが壊れてしまいます。
やさしく手で水気を切りましょう。
▼乾かし方
汚れを落としたら、次は干しましょう。
しっかりと乾かさないと、しまっている期間にカビてしまいます。
天気の良い日に干し、しっかりと乾かしましょう。
アイロンはかけないほうが良いです。
▼たたみ方
たたみ方の決まりなどはありませんが、
来年も飾るのですからシワにならないようにたたみましょう。
口輪などだけ気を付ければ、たたみ方はお好きなように。
▼収納の仕方
購入した時に入っていた箱などにしまいましょう。
ただし、防虫剤などは入れないでください。
変色してしまう可能性があります。
まとめ
子供の成長を願い飾る鯉のぼり。
お子さんの成長とともに飾る機会も減ってしまうかもしれません。
ですが、お子さんがご結婚してお孫さんが産まれたら、
またその鯉のぼりを飾ってあげてください。
きれいな青空を優雅に泳ぐ鯉のぼりたち。
今年もたくさんの鯉のぼりが空を泳げますように。