昭和は何年まで?64年は何日のいつまでで元年はいつからなのか!?
新元号の令和にかわってから3年目。
ついちょっと前までは、「平成生まれ?若いねぇ!」なんて言われていたのに、
今では平成も昔の元号。
そんな平成は31年までありましたが、決して長くはないんです。
その前の昭和は、なんと64年までありました。
でも正確に言うと、昭和の期間は62年と14日間。
昭和元年と昭和64年は珍しいといわれているんです。
どういうことなのか、詳しくみていきましょう。
昭和は何年までで最後の64年はいつまで?平成へ変わった経緯とは!?
昭和は1926年12月25日から1989年1月7日まで、昭和64年までありました。
日本の歴史上最も長い元号であり、外国の元号を含めても最長といわれています。
始まりは大正天皇が崩御し、即日大正から昭和に改元されています。
つまり、大正の終わりも1926年12月25日までになります。
令和の改元が翌日だったのも記憶に新しいと思います。
昭和から平成に改元したのも翌日なので、
即日改元は今のところ大正→昭和が最後になります。
昭和の間、第二次世界大戦を始め、歴史的な出来事がたくさんありました。
日本の政治や経済活動など、様々な物事の決まり、
基本が構築された時代でもあります。
あまりにも色々なことがあったので、歴史的な内容は省かせてもらいますね。
翌日の1989年1月8日から平成へ改元しました。
昭和天皇は1987年頃から体調を崩されており、
手術、回復などを繰り返されていたそうです。
1988年には更に体調が悪化し、公務の欠席、
日本各地で自粛ムードも広がっていたようです。
いくら国全体が覚悟していたとはいえ、
改元当時のドタバタは容易に想像できますよね。
ちなみに、のちに総理大臣となる小渕恵三官房長官が新元号「平成」を公表したのは、
1月7日であり、とても有名な映像ですよね。
昭和元年も昭和64年も7日間しかなかったんですね。
7日ずつしかないなんて、とてもレアな期間。
そうなんです、昭和元年と64年にまつわるものは珍しいんです。
具体的に見ていきましょう。
昭和元年と64年は珍しい!?生まれた人や価値がある硬貨の種類とは?
まず挙げられるのが、昭和元年と64年に生まれた人達ですよね。
残念ながら、このレアな年に生まれた人達の人数はわからないんです。
毎年生まれたこどもの人数は発表されていますが、
64年なら平成元年生まれと合計した人数の発表となるためです。
ちなみに昭和元年生まれなら今95歳、64年生まれなら32歳です。
(2021年3月現在調べ)
このレア期間生まれの有名人もいます。
昭和元年では、俳優・歌手でも活躍したコメディアンの植木等さん(25日)がいます。
昭和64年では、体操の金メダリスト内村航平さん(3日)、
元AKBの梅田彩佳さん(3日)、元プロボクサーの亀田大毅さん(6日)などです。
私の夫は昭和63年生まれですが、昭和64年、平成元年がいる学年です。
大学の同級生に昭和64年生まれの知人がいて話題になったと言っていました。
続いて、硬貨です。
今の硬貨に変わったのは昭和24年からなので、
元年については省略させてもらいますね。
昭和64年のたった7日だけ、昭和64年硬貨が製造されたの?と思いますよね。
私も思いました。
昭和64年1月には、1円・5円・500円硬貨を発行予定でした。
しかし、すぐに平成となったため、平成元年の金型ができる1989年3月まで、
昭和64年の金型を使って硬貨を製造しました。
硬貨の希少性は、発行数の少なさによって決まります。
昭和64年硬貨であっても発行数はかなりあるため、そこまで希少ではないそうです。
なお、昭和64年当時に発行予定のなかった50円・100円硬貨は、
平成元年のものしかないそうです。
まとめ
昭和は64年までありました。
昭和元年と64年は7日ずつしかなかったため、とても珍しいといわれています。
そんな時代の分かれ目に生まれた人は当時はとても羨ましかった記憶があります。
子供ながらの好奇心ってやつをとてもくすぐられました(笑)
改めて見ると、一時代ごとにふり返ってみて・・・
年を取ったな~って感じますよね。