年齢でよく見る「満」の意味とは?数えとの違いや計算方法も紹介!
履歴書に年齢を書くときに見かける「満〇歳」の「満」。
「満」と手前に表記があると何歳と書けばよいか一瞬戸惑いますよね?
そこで今回は、
「満年齢っていったいどういう意味なの?」
「満何歳ってどうやって数えるの?」
「満年齢と数え年の違いって?」
といった疑問にお答えしていきます。
本記事では、
・「満年齢」の「満」の意味は「現時点での年齢」
・戸惑わない満年齢の計算方法
・満年齢と数え年の違いについて
といった内容で解説していきます。
年齢の「満」とはどんな意味?「現時点での年齢」を表します!
「満年齢」は「現時点での年齢」のことをいいます。
満年齢は生まれた日からどれだけ年数が経過したかを表し、誕生日を基準に0歳から1つずつ年齢を数えていく方法です。
例えばもしあなたが「今何歳ですか?」と誰かに聞かれたら、「〇歳です」と答えますよね?
その「〇歳です」が「満年齢」ということになります。
普段は意識していませんが年齢を相手に伝える時、あなたは満年齢で答えているのです。
もう1つ私自身が覚えやすいなと思う方法として、「満」とは「満ちる」ですよね?
私は「満」とは「現時点で満たされている年齢」と解釈するようにしています。
私が覚えやすい例なので、ややこしければ1つ目の例で理解してください(笑)
ちなみに民法では「年齢に関する法律」で、誕生日は午後12時に迎えることとなっています。
どういうことかというと、もしあなたの誕生日が1月1日だとすると法律的には1月1日午前0時にではなく、12月31日の午後12時に1つ年を迎えることになっているのです。
「えっ!?こんな細かいことが法律で決まられているの?」と思いますが、まあ普段使うことはありませんのでこんな法律があるとだけ頭の片隅に。
ということで「満何歳」は「現時点での年齢」。難しく考える必要はありません。
簡単で覚えやすい満の計算方法とは?もう年齢を書くときに迷わない!
「満年齢」は西暦を使って計算すると簡単に数えることができます。
まず「現在の西暦」-「誕生年の西暦」で年数を出し、もし誕生日を迎えていればそのまま出た年数が満年齢となります。
誕生日を迎えていなければ出た年数の「-1」が満年齢です。
例えば1987年8月4日生まれの人で現在が2021年3月24日の場合、
2021 - 1987 = 34
誕生日はまだ迎えていないので、
34 - 1 = 33
「満33歳」となります。
8月4日の誕生日を迎えていれば「満34歳」となるのです。
満年齢は西暦を使えば簡単に数えることができるのです。
混乱してない?年齢で「満」と「数え」の違いをわかりやすく解説!
年齢の数え方には満年齢とは別に数え年というのを聞いたことがありますよね?
満年齢と数え年には、
- 満年齢:生まれた時点を「0歳」とし「誕生日」で1つ年を重ねる
- 数え年:生まれた時点を「1歳」とし「元旦」に1つ年を重ねる
といった違いがあります。
2020年12月1日に生まれた赤ちゃんを例に挙げると、満年齢の場合は生まれた2020年12月1日に「0歳」で、1年後の2021年12月1日に「1歳」となります。
これが一般的ですよね。
一方、数え年の場合は生まれた2020年12月1日に「1歳」と数え、1か月後の2021年1月1日に「2歳」となるのです。
現在では満年齢で数えられるのが一般的ですが、「七五三」、「祈願事」、「長寿のお祝い」、「享年」といった時に、数え年が利用されたりします。
履歴書等の公的な場面では法律上、満年齢の使用が義務付けられているので注意してください。
満年齢と数え年には、
- 満年齢:生まれた時点を「0歳」とし「誕生日」で1つ年を重ねる
- 数え年:生まれた時点を「1歳」とし「元旦」に1つ年を重ねる
といった違いがあるのです。
まとめ
私は履歴書などの年齢欄の「満〇歳」をみると、いつも「何やねん満って」と心の中でツッコんでしまいます。
日常の中でツッコみたくなるようなことってたくさんありますよね?
あなたはいかがでしょうか?
この記事があなたの些細な悩みを1つ解決できたなら嬉しい限りです。