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胸肉ともも肉の違いをダイエットに活用!カロリーや栄養素etcを解説!

鶏肉は他のお肉と比べると安いので、

主婦の味方ですよね。

 

では、鶏むね肉と鶏もも肉

どう違うのかご存じですか?

 

部位が違って、

むね肉の方が安いというのはわかりますが、

実は栄養価や調理方法も変わってくるんですよ。

 

今回は、

「鶏むね肉ともも肉の違いと調理法」

についてご紹介します。

 

 

胸肉ともも肉はカロリーはほぼ同じ!栄養価から味の違いまで調査した!

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むね肉は首から下の胸周りの肉

もも肉は足のすぐ上の肉といわれれば

名前の通りなのでわかりやすいと思います。

 

部位が違うということは、

肉の性質も変わってくるのも納得できますよね。

 

では具体的にどのように変わってくるのでしょうか。

成分の違いはこちらです。

 

▼むね肉

カロリー(100gあたり):108 kcal

タンパク質:22.3 g

脂質:1.5 g

主な栄養素:ナイアシンパントテン酸

 

▼もも肉

カロリー(100gあたり):116 kcal

タンパク質:18.8 g

脂質:3.9 g

主な栄養素: ビタミンK、セレン

 

表を見ると分かるとおり、

カロリーはそんなに変わらないですね。 

その分、タンパク質と脂質のバランスが

大きく変わってきます。

 

むね肉は高たんぱく低脂肪なので、

ダイエットのときに摂るといいですね。

 

また主な栄養素も異なっています。

 

むね肉には、身体のエネルギーになるナイアシン

ストレス抑制や動脈硬化の予防としてもはたらく

パントテン酸が多く含まれています。

 

一方、もも肉には、

骨粗しょう症の予防にもなるビタミンKと

身体の代謝に関わるセレンが

多く含まれているんです。

 

同じ鶏肉でも臓器とかでもないのに

部位によってここまで栄養素にも差が出るなんて

驚きですよね。

 

次は味です!

成分やバランスが異なるのは

よくわかったと思いますが

味や食感はどこまで変わるのでしょうか。

それぞれの特徴とともにご紹介します。

 

▼むね肉

むね肉はもも肉と比べると脂肪分が少ないので

淡白でさっぱりとした味なんですよ。

さっぱりとしているのですが

うまみ成分がもも肉よりも多いので

深い味わいを楽しめます。

 

水分が逃げやすいので

火を通しすぎるとパサパサして硬くなりやすく

火加減や加熱時間に注意しなければなりません。

 

▼もも肉

むね肉は適度な脂がのっていて

ジューシーで旨味のある味わいなんですよ。

足の部分なので筋肉が多く

肉質が硬めで噛み応えがあるのが特徴です。

 

また、さまざまな味付けにも合って

出汁もでるので和食にも合うんですよ。

 

むね肉ともも肉の違いを活かせる猛烈に美味しい部位別のおすすめレシピ!

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味や食感が違うということは、

調理方法や合う料理も変わりますよね。

 

どうせならより味が引き立つ

料理の仕方を覚えておきましょう!

 

 ▼むね肉

むね肉はそれ自体が淡白な味なので

調味料などを足していく

「足し算の料理」に向いています。

 

そのため、欧米料理や中華料理がぴったりなんです。

鶏のコンフィやバンバンジー

チキンカツなどがオススメですよ。

 

ただ、むね肉は火の通し方や火加減で

硬くなりやすいのが悩みの種ですよね。

そんな時は、下準備の時に、

お酒や塩こうじなどに漬けると

調理をしても柔らかいままで

保つことができますよ。

 

「漬ける時間がない!」という時は

肉を全体的にフォークで刺して

水・塩・砂糖を揉みこむと砂糖の保水効果で

加熱してもしっとりとした食感を

保つことができるのでオススメです。

 

▼もも肉

もも肉は素材の味が強いので

素材を生かして調味する

「引き算の料理」が向いています。

そのため、和食にぴったりなんですよ。

煮物や照り焼き、唐揚げなどがオススメですね。

 

旨味が強い分、クセが強いというのが

苦手な方も多いかもしれません。

そんな時は、味付けを濃くしたり、お酒を使うなどして

臭いを消すと気にならなくなりますよ。

 

私は、和食に使いたいけど脂肪分が気になるので

皮を取り除いて脂肪分をカットしています。

 

取り除いた皮はまとめて冷凍しておいて

たまってきたら焼いてバターとポン酢で味付けし

旦那のお酒のおつまみにだしています。

 

 

まとめ

ではまとめます!

 

それぞれの特徴について、

むね肉は

・高タンパク低脂肪

・淡白でサッパリとした味

・調味料の足していく料理に向く

・欧米料理、中華料理がよい

・酒、塩こうじ、砂糖などで硬くなりやすさをカバーできる

もも肉は

・ジューシーで旨味のある味

・肉質が硬め

・素材の味を生かす料理に向く

・和食がよい

・濃い目の味付けや酒で臭い消しが必要

・皮を取り除けばカロリーカットも可

となります。 

 

 

身近な食材なので

安い方を好んで買ってしまいがちですが

それぞれによさがあり調理法も向き不向きがあるので

料理は奥深いですよね。

 

これからは、

作る料理によって使う部位を変えてみてくださいね。