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クリーニングいらず!?ダウンコートの洗濯失敗を成功に変えた方法!

ある時期になると冬物の衣替えで

大量のお洗濯が必要になる季節がありますよね。

 

「今年も大量のクリーニングに出さなきゃ」

「オシャレ着は綺麗に保管したいな」

「クリーニング代が高いからどうしよう」

 

色々なことで毎年頭を悩ませる方も多いかと思います。

 

クリーニングって出すものと出さないものに、

しっかり分けて考えられているママさん達も多いですよね。

自宅でホームクリーニングできるものはしようとされてたり。

 

でも私はそんな考え方がなかなか出来ませんでした。

なぜなら、「もし失敗したら?!」という気持ちが大きかったから。

クリーニング店に頼んだほうが綺麗に仕上がるに決まってる‼

って長年強く思い込んでいたので

毎年ダウンコート含めてすべてのコートを

クリーニングに出していました。

実に不経済だったな、って今は思います。

 

でも、果たしてそうだろうか?

ということを考えてみました。

 

確かにお気に入りのコートで、

素材がカシミアだったりゼロが1つ多いようなお値段のコートは、

クリーニングに出したほうが安心だと思います。

万が一シミができたり縮んだりしたら大変ですものね。

 

でも、日常的によく着るコート類はクリーニング店に出さないで、

自宅でホームクリーニングしてよかった^^と

満足感を得られる方法があるのではないか?

と思いました。

 

コストを抑えるっていう満足感と、

クリーニングに負けず劣らず

家でも十分綺麗になるという満足感

 

両方の満足感が得られるなら

喜んで自宅でダウンコートのお洗濯しますよね。

 

それにはやっぱり、家で洗濯するときに

「失敗しない」

ってことが大事だと思うんです。

 

そもそも、自宅で洗濯を失敗ってなんじゃ?

て思うかもしれないんですが

クリーニングと比較して十分に満足できるか?

ということにポイントを絞って考えてみたいと思います。

 

 

ダウンコートやジャケットは洗濯機でなく手洗いが基本的な方法だ!

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私が考える、

「クリーニング店に頼らず自分でダウンコートを洗濯する際に

気を付けたいポイントは2つ」です。

1つ目は「汚れをいかに落とすか」

2つ目は「乾燥をいかにうまくやってボリューム感を出すか」

です。

 

まずダウンコートの「汚れ」について解説します。

 

ダウンコートの汚れている部分は大きく分けると4か所です。

  • ①襟裏

皮脂の黄ばみや、ファンデーションの汚れ

  • ②ポケット、ボタンやファスナー

手で何度も触れてついた皮脂汚れ+黒ずみ

  • ③袖や裾

皮脂汚れ+黒ずみ

  • ④表面全体+中面全体

皮脂やほこりの汚れがたまった全体的な汚れ

 

ちなみに黒ずみというのは

皮脂の汚れ(黄ばみ)に対し、ほこりがついて黒ずむそうです。

油汚れに、ほこりを吸収してるのだから

余計に落ちにくいですよね…。

 

この4つの汚れをしっかり落とせれば

自宅でダウンコートを洗う際の

「汚れを落とす」という点では完璧です。

クリーニング店に負けません。

 

ちなみに落とし方ですが、

*ほこり汚れの黒ずみに対しては、固形石鹸

*皮脂汚れの黄ばみに対しては、中性洗剤をぬるま湯で薄めたもの

*ファンデーションを集中的に落としたいときはリキッドファンデ 

*全体の汚れに対しては、中性洗剤をぬるま湯で薄めたもの

を使うといいです。

 

ただし、黄ばみと黒ずみは合わさっているので、

先に黒ずみ部分に水で濡らした固形石鹸を付けてあげてください。

それから襟裏などのしつこい汚れは、

スポンジに中性洗剤を薄めたもの染み込ませ、

強めにこすってあげること。

 

それが終わったら最後は全体(表面も、中面も!)を、

同じく中性洗剤のしみ込んだスポンジの柔らかい面で、

優しくなでるように洗ってあげます。

これでクリーニング店に負けないレベルで

ダウンコートの汚れを落とすという作業が終わりました。

 

 

ダウンコートやジャケットの洗濯後は乾燥が命!フワッと戻す方法はこれ!

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次はダウンコートの仕上げに大きく左右する、

「乾燥」についてです。

 

ダウンを自宅で洗濯したときに何が1番悲しいかって、

「ボリューム感がなくなってしまった」

「羽毛が偏ってしまって団子状になってしまった」

という失敗が起きたとき…想像するだけで悲しい。

こういうことは避けたいなぁと思います。

ダウンコートのボリューム感って大事ですものね。

 

それでは私の実践している、

「自宅で最大限満足できる乾燥方法」

についてお伝えしますね。

 

まず、よく色々なネット情報に

洗濯機で脱水30秒と書かれているのですが、

私は何となく違和感がありました。

洗濯機に入れるのは楽そうだけど、

生地が傷んでしまいそうで何となく心配。

なので、脱水機を使わない方法を選びます。

 

ズバリ!!

手洗いが終わったらすぐに平干しです。

絞らずに濡れたまま平干しします。

よく晴れた乾燥した日に行ってくださいね。

できればスノコとかにビターっと広げられればベスト。

スノコがなければ平干しネットや、

ピンチハンガーの上の部分にひろげて干してもOKです。

ただひたすら平置きにしてください。

これで、水分を蒸発させます。

 

だんだん水が切れてくるので、

表の生地が乾燥して内側がまだ湿ってるなーくらいの状態で、

今度は太目のハンガーに吊るして干してOKです。

(太目のハンガーが無い方は細いものを

数本組み合わせるといいですよ!)

 

その後、一番重要な羽毛を乾かす工程に入ります!

 

太目のハンガーで干してから、

しばらくずっとダウンはペタンコの状態です。

羽毛はなかなか広がっていきません。

なので、羽毛がペタンコでも臆せず、

羽毛がそろそろ乾いてきたなと

思った頃合いで取り込んでください。

そこからが勝負です!

 

そこから家の中でダウンの全体を手で軽く叩いていきます。

1~2時間の間、暖房を掛けながらだと、

よりフワッと仕上がります。

しばらく叩かないと、羽毛がお互いにくっついてしまったり、

よれてしまってるのがバラバラになって

膨らんでいかないんです。

これでいつもの状態と同じくらい、

ボリュームのあるダウンコートに戻ります。

 

少し時間がかかってしまうけれど

値段を1番抑えて、

クリーニングに出したくらい満足いく仕上がりにするには、

この方法が1番かと思います。

 

もし手間を少しでも省きたい方は、

洗濯表示をみてタンブル乾燥が可能でしたら、

乾燥機での低温乾燥も大丈夫ですよ。

 

 

まとめ

ダウンコートを自宅で洗濯したいけど、

「クリーニング店には仕上がりが劣るからどうしよう」

「自宅で洗濯してもし失敗したら嫌だなぁ」という思いから、

なかなか抜け出せない方もいると思います。

 

でも今回ご紹介した方法で、

私も逃げていたダウンのお洗濯を楽しめるようになりました。

よかったら試してみてくださいね。