ドアのノック回数で意味が変わる?正しいマナーは世界共通って本当?
例えば職員室に入るとき、大切な面接試験をする部屋に入るとき、
トイレに人がいるか確認するとき皆さんはどんな行動をしますか?
コンコンとノックをしますよね。
実はこのノックの回数、それぞれちゃんとした意味があり、
しかも全世界共通のマナーとして決められているのです。
そこで今回はそんなノックの回数の意味など、
ノックに関することを知っていきましょう。
- ドアのノックはマナーとして回数ごとに意味がある?使い分けが必要?
- ドアをノックする速さもマナーが?ビジネスの場で印象に残る豆知識!
- ドアをノックする場所も決まりが?回数だけじゃない幅広い意味とは?
- まとめ
ドアのノックはマナーとして回数ごとに意味がある?使い分けが必要?
まず最初にノックの回数が持つ意味を見ていきましょう。
2回コンコンとノックする意味は何か。
それは「トイレに人が入っているか確認をするため」です。
けっこうな人が「とりあえず2回ノックしておけばいいや」
と思っている人が多いのですが、
実はマナー的に面接のときや会議室に入るときなど大切なとき、
2回ノックするのはしてはいけない行動なのです。
次に3回コンコンコンとノックする意味は何か。
それは「家族がいる部屋、友達や恋人がいる部屋に入るときにする」ノックです。
よく漫画やアニメなどで見る、「入るときノックは3回しろって言っただろ!」
というシーン、実はマナー的には大正解なのです。
最後に4回コンコンコンコンとノックする意味は何か。
それは「目上の人がいる場所や面接する部屋など、
大切な場面だったり初めての場所に入るときにする」ノックです。
このときノックのリズムは2回のノックを2回続けるコンコン、
コンコンが正しいやり方です。
しかし、中には4回もノックするのはしつこいという人もいるようです。
なのでマナー講座などだと3回ノックが正しいと教えることもあるようです。
状況によって使い分けるのが大切です。
ドアをノックする速さもマナーが?ビジネスの場で印象に残る豆知識!
次にノックのスピードに関してです。
皆さん何気なくコンコンとノックしていますが、
正しいノックの速さを知っている人はいますか?
大体の人が素早くノックしていると思います。
しかし家族や友達がいる部屋に入るときなら大丈夫ですが、
ビジネスシーンだと間違いです。
ではノックするスピードはどれくらいが正解なのか、
それは「大体1秒に2回」が理想だと言われています。
なのでノックするときは心の中で秒数を数えると、
緊張もほぐれていいかもしれませんね。
ドアをノックする場所も決まりが?回数だけじゃない幅広い意味とは?
そして最後はどこをノックすればいいのか。
「よく響きそうだからドアの中心あたり」、「自分が叩きやすいところ」、
だったりしませんか?
実はそれ、マナー的には不正解で正解は「ドアノブの上あたり」です。
そんなことをしても中にいる人には見えないのですが、
入る瞬間などは周りの人からは見られています。
普段からそういった細かいマナーなど守っていると、
自然と周囲の人から「あの人はきちんと礼儀が守れる人なんだな」、
と覚えられることでしょう。
まとめ
ノックを2回に相応しい場面は「トイレに人が入っているか確認をする」、
3回するのに相応しい場面は「家族がいる部屋、友達や恋人がいる部屋に入る」、
4回するのに相応しい場面は「目上の人がいる場所や面接する部屋など、
大切な場面だったり初めての場所に入る」とき。
そしてノックのスピードは大体1秒に2回が理想で、
叩く位置はドアノブの上あたりが正しいということがわかりました。
かくいう私も、今回この記事を書くまで、
トイレ用のノック回数があったり、速さや叩く位置が決まっていたりと、
こんなに細かくマナーがあるなんて知りませんでした。
しかしこのマナーは世界共通なので覚えておいて全く損はありません。
例えば海外旅行をするときなどに恥ずかしい思いをしないように、
使わないとしても知識として頭の片隅においておきましょう。