左利きの子供の育て方は直すべき?子供に矯正を試みた我が家の結果!
もしかしてうちの子、左利き?この記事を読んでいるあなたは、こんな疑問があるのですね?
世の中は右ききの人がほとんどで、左利きの人は10%くらいしかいないといわれています。
これは日本だけでなく世界でも同じくらいの割合なんですよ。
うちの子、左利きかもしれない…
そう思った時、何かデメリットがあるのかな?直した方がいいのかな?と迷いますよね。
我が子は、下の子が左利きです。左利きかな?と思った時、直した方がいいのか迷いました。
ですが、直すことなくそのまま成長してくれました。
この記事では、左利きの子どもを育てている我が家の経験を元に、左利きはいつから決まるのかといった疑問や、左利きのメリット・デメリットや育て方などをお伝えしていきます。
子どもが左利きかもしれない、直した方がいいのか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
- 子供の利き手の見分け方や理由!左ききと右ききにいつから分かれる?
- 子供の左利きは直す?我が子に箸の持ち方から練習させた最終結論!
- 子供の左ききのメリットとデメリット!文字を書くときはいいことも?
- まとめ
子供の利き手の見分け方や理由!左ききと右ききにいつから分かれる?
人の利き手はいつから決まるのでしょうか?
医学的には、利き手は生まれつき決まっていると考えられているようです。
最近ではアメリカの研究チームが、左利きの原因となる遺伝子を特定したと発表しましたが、現代の医学でもまだはっきりとしたことはわからないようですね。
上でも紹介したように、我が家の下の子は左利きです。
最初にあれ?左利きなの?と思ったのは、1才半を過ぎて自分でスプーンを持つようになってからです。
自分で食べるように右手に持たせても、いつの間にか左手に持って食べていました。
この頃からもしかして左利きかも…と思うようになりました。
赤ちゃんの頃はどちらが利き手なのかはわかりづらく、一般的には3~4才頃に箸やスプーンを使ったり、鉛筆やクレヨンを持つようになって、はっきりとわかってくることが多いようですね。
子供の左利きは直す?我が子に箸の持ち方から練習させた最終結論!
下の子が2才になる頃には、はっきり左利きだとわかるようになりました。
そのままでいいのか、直した方がいいのか、迷いました。
その頃よく耳にしたのは、
- 子供の左利きを無理に直すと脳に悪影響がある
- ストレスがかかる
- 吃音(どもる)になる
- かんしゃくを起こす
など、無理な矯正は良くないという情報ばかりでした。
実は母親である私も小さい頃は左利きだったそうです。
「…だったそうです」というのは、自分には記憶がないからです。
物心つくまえに直されたので、まったく覚えていません。
左利きの名残りがあるのか、スコップを持つ手が右ききの人と逆だったりしますが、特に何も悪影響なく過ごしています。
なので、我が子も直した方がいいのか迷いました。
世の中のほとんどは右ききの人のために便利に作られているので、左利きの人は不便です。
息子の将来を考えて、直すことにチャレンジしましたがすぐに断念しました。
まだ言葉もしっかり通じない子どもに、左手で遊んでいるおもちゃを取り上げて右手に持たせかえる、食べづらい右手にスプーンを持たせるというのはかなり大変でした。
子どもにもストレスがかかりましたが、それ以上に大人の方が大変でした。
無理な矯正を続けたら子どもがのびのび育たないかもしれない、それよりありのままで育てようと決めて、直すことはやめたんです。
子供の左ききのメリットとデメリット!文字を書くときはいいことも?
世の中は右きき用に作られているので、左利きの人には不便なことがたくさんあります。
保育園に通うようになって子どもが最初に困ったのは、はさみです。
小学校に上がってからは、彫刻刀や裁縫セットを買うときに、左利き用を注文しなくてはなりませんでした。
忘れ物をして、友達に借りたくても右きき用は使えないので、不便を感じるときも…。
(これは忘れ物をする息子が悪いのですが。)
その他には、横文字を書くと左手が汚れるのも、左利きあるあるですね。
息子は習字の時間だけは、右手で書いていました。
逆に縦書きの文字を書くときは汚れないという、ちょっとしたメリットがあります。
また、食事の時は右ききの人と肘が当たってしまうので、右ききの人の左側に座るなどちょっとした気遣いも必要です。
実はデメリットといってもこれくらいなんです。
よくいわれるドアノブやトイレのレバーが反対で不便というのは、小さいころから自然に右手を使っているので特に困ってはいません。
では、左利きのメリットはなんでしょうか?
- スポーツによっては重宝される!
- 周囲の人と話題になりやすい
- 実は器用かもしれない
- 天才肌が多い?
野球やバレーボールなど左利きが有利なスポーツでは重宝されますよね。
私の友人に、小学校から高校までバスケット続けていた左利きの人がいます。
左利きあるあるについて話していた中で、やはりプレーの際は相手選手からはディフェンスし辛かったようです。
その他には、初対面の人に「左利きなんですね!」と声をかけられやすいです。
「器用だね」「いろいろ不便な事ない?」など、そこから話が広がっていくこともあります。
下の子は決して器用ではありませんが、小さいころから右きき中心の生活なので、テレビのスイッチを入れるときなど自然に右手を使う場面もあります。
生活の中で自然に右も使っているので、実はどちらも使える…なんて器用な人もいるようですね。
さらに左利きの人には天才肌が多いともいわれているんですよ。
ピカソやベートーベン、エジソン、チャップリンなど、世界的にみても左利きの人に天才肌が多いんです。
これは右ききと左利きでは脳の使い方が違うから…などといわれているようですが、残念ながら息子は天才ではなかったです。
ですがのびのび育ってくれているのを見て、無理に矯正しなくて良かったと思っています。
まとめ
子どもが左利きかもしれないと思ったら直そうか迷いますよね。
実は左利きにはメリットもデメリットもそんなにあるわけではなく、ちょっと不便だなと感じる程度なんです。
我が家は親も子どももストレスを感じて、早々に矯正をやめました。
矯正するかしないかはご家庭によってそれぞれですが、ひとつの判断材料としてこの記事が参考になれば幸いです。