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猫の瞳孔の大きさは感情表現?細いときや開いたままは目の病気かも?

最近はテレビやYouTubeの影響で、猫を家族に迎える人が急増えています。

 

猫の魅力って、やっぱり目ですよね。

ホントにキレイでコロコロ大きさが変わるのが、また魅力。

女の心は猫の目ということわざがあるほどです。

(意味:女性の心理は、猫の目のように変化しやすいというたとえ)

 

そんな猫の魅力に取りつかれた私が猫の目の仕組み、

猫の目の病気について書いていこうと思います。

是非ご参考にしてみてください!

 

 

猫の目の仕組みとは?人間と違うのは暗い環境でよく見える「タペタム」!

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猫の目は人間と同じで、入ってきた光を脳に使える器官です。

 

よくカメラに例えられます。

カメラの絞りの部分にあたるのが瞳孔(目の黒い部分)、

光彩(目玉の色がついた部分)で、光を調整します。

 

水晶体はピント合わせの役割を果たしています。

違うのは、猫には目の一番奥にタペタムという、

鏡のように反射させて網膜を戻す場所があります。

それによって少ない光でもよく見えるのです。

 

 

猫がものを見るときの動き!この仕組みが瞳孔の大きさに繋がってる!

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猫がものを見るときの動きや仕組み、ちょっと難しいですが紹介します。

 

光が角膜を通過すると、光彩と瞳孔が光の量を調節。

水晶体でピントを合わせて硝子体を通過。

網膜のタペタムが反射板になって光を網膜に戻す・

視神経を伝わって脳に伝達してものを認識します。

 

猫の瞳孔を小さくする役目を果たすのが、瞳孔括約筋といいます。

リラックスをした時は最小1mmまで細くなり、

緊張した時や、暗い場所では、なんと14mmまで大きく丸くなります。

人間の瞳の大きさと同じぐらいですよ。

 

 

猫の瞳孔の大きさは感情表現?細いままや瞳孔が開くときの気持ちは?

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猫の目は細目(通称ワニ目)から瞳孔が開いた状態のまん丸の目まで変化します。

変化の度合いで、外界の明るさと猫の気持ちがわかるんです。

 

◎細い目…外が明るい、攻撃態勢

◎普通の大きさ…外の明るさが普通、平常心、満足

◎大きい目…外が暗い、怒り、威嚇、興奮状態(イカ耳なら要注意)

 

丸い目だとかわいい表情だと思ってしまいますが、本猫は不安定な状態なのですね。

 

 

猫の瞳孔が開いたままは目の病気かも?こんな傷や症状は気を付けて!

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猫の目はとても繊細です。

特に子猫の頃に猫風邪などをひくと、最初に目にきて失明したり、

目が飛び出してきたりします。

野良の子は特にそれで眼球摘出手術をすることが多いです。

 

そんな猫の目の病気について触れたいと思います。

猫の目は瞳孔が細いままの病気というのはあまり聞かれません。

瞳孔が開いたままだと大きな病気や、すでに失明している可能性があります。

 

緑内障

人間でも悪化すると失明することもある緑内障、猫も同じようにあります。

眼圧が上昇してしまうと発症します。

ぶどう膜炎から緑内障を発症することが多いです。

 

ほかにも、眼内腫瘍、外傷、高血圧による眼内出血や、

角膜の潰瘍が原因になることもあります。

瞳孔が丸いままで変化しなくなったときは要注意です。

 

▼網膜変性症

網膜が薄く変性した時におこります。

視力が下がっていき失明する可能性もあります。

 

理由はタウリン不足といわれており、

初期の段階なら補うことで改善することがあります。

他にも高血圧、腎不全、状腺機能亢進症、

網膜剥離、網膜変性症、眼底出血、白内障などあります。

 

目の中に、今までになかった塊があるといって病院に行った子は、

腫瘍になっていて眼球を摘出しました。

転移していなかったのが幸いです。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

猫の目の仕組み。猫は目でものをいうという事もわかりましたね。

瞳孔の大きさは気持ちだけでなく、

病気のシグナルでもあることもあるので気をつけてくださいね。

 

ただ、猫はあまり目をじっとみると喧嘩を売られていると勘違いして、

攻撃をしてきたり、その人を嫌いになったりするので、要注意(笑)

 

猫は、言葉を話さない、そしてとても我慢強い動物です。

ぐったりした時には、手遅れなんてこともよくあります。

小さな変化にも気を配って少しでも長く猫との生活をお過ごしください。