お役に立てると幸いなブログ

生活の中で色んな気になることを調べ、体験も交えて書いていきます。お気に召されますと幸いです!

とんかつのパン粉が剥がれない簡単な方法!付け方や量がポイント!

 

お店で食べるようなサクサクのトンカツをおうちでも作りたい!

でも、おうちで作ると油で揚げた時にパン粉がはがれちゃった

なんてことありませんか?

 

ちゃんと小麦粉、卵、パン粉の順番につけているのに、

はがれちゃうのはどうしてなんだろう…

今回はそんなお悩みを解決します!

 

トンカツのパン粉がうまくつかない原因は、

小麦粉や卵のつけ方に問題があるんです。

小麦粉や卵のつけ方が悪いと、

上手につけたと思ったパン粉もはがれやすくなります。

 

むずかしいことはありませんよ。

ちょっとしたコツで、パン粉がはがれずにサクサクのトンカツが作れます。

それではさっそく詳しく説明しますね。

 

 

トンカツでパン粉が剥がれないコツ!肉の下ごしらえが圧倒的に大切!

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トンカツを揚げた時にパン粉がはがれてしまうのは、

油の熱によってお肉が縮んでしまうから。

縮んだ肉と衣の間に隙間ができてしまうのが原因です。

 

なので、まずはお肉が縮まないように下ごしらえをしましょう。

お肉の赤身と脂身の間にある筋を切ることを「筋切り」といいます。

この筋を包丁で切っておくと、お肉の縮みを防ぐことができます。

うまくできない時はフォークでお肉を突き刺すといいですよ。

私は包丁で切るのは面倒なので、いつもフォークで刺すだけです。

 

赤身と脂身の境目は丁寧に細かく裏返して、

反対側もフォークで突き刺しましょう。

これでお肉の下ごしらえはバッチリです。

 

 

とんかつの衣をつける順番とコツ!パン粉の量はたっぷりと!

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お肉の下ごしらえが終わったら、小麦粉→卵→パン粉の順番でつけていきます。

 

ここで大切なのは、小麦粉はできるだけ薄くまんべんなくつけることです。

両面に小麦粉をたっぷりつけたら、手ではらって、余分な粉は落としましょう。

粉がダマになってついていると、卵液がうまくつかなくなります。

 

次に卵液にくぐらせます。

卵液は、黄身と白身をしっかり混ぜるのがポイント!

しっかり混ざっていないと、パン粉のつきかたにムラができてしまいます。

 

ですが、卵にポツポツと泡ができるほど混ぜるのはNGです。

泡がたってしまったらスプーンですくうといいですよ。

卵を何個も使いたくない人は、少し水を加えてカサ増しするのもアリです。

お肉全体にまんべんなく卵液をつけてくださいね。

 

最後にパン粉をつけますが、パン粉はケチらずたくさん使いましょう。

卵液にくぐらせたお肉をパン粉の上におきます。

お肉の上にパン粉を乗せたら、手でギュッと押さえます。

反対側も手でギュッと押さえてパン粉をしっかりつけます。

ここでしっかりパン粉をお肉に密着させるのがポイントなんですよ。

 

パン粉がしっかりついたら、しばらくなじませましょう。

つけてすぐに油で揚げるとパン粉がはがれやすくなります。

5~10分間ほどなじませればOKです。

 

ちなみに…小麦粉やパン粉をまんべんなくつけるには、

お肉より大きめのバットが必要ですが、

面倒くさがりな私はお肉を買ってきたときに入っている、

発泡スチロールのトレーを利用しています。

 

お肉を取り出した後、軽く水で洗ってペーパータオルで水気を拭き取ります。

使い終わったら、水でサッと洗って捨てるだけ。

とても楽なので試してみてくださいね。

 

 

とんかつを揚げる時間の目安!揚げ方は「入れたらしばらく放置」!?

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お肉の下ごしらえをして、小麦粉・卵・パン粉をしっかりつけたら、

いよいよ油で揚げます。

油に入れたらしばらく放置しましょう。

 

外側のパン粉が色づくまではガマン。

まだしっかり色がついていないうちに触ってしまったり、

裏返すとパン粉がはがれやすくなります。

 

片面がしっかりキツネ色になったら裏返し、もう片面を揚げるというように、

何度も何度も裏返さないようにするといいんですよ。

 

 

トンカツの時短レシピはバッター液を使おう!牛乳を入れる裏技も!?

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お店さんなどでも使われるバッター液を使えば、

面倒な揚げ物の作業を減らすことができます。

 

バッター液のつくり方は簡単。

ボウルに、「小麦粉 大さじ4杯・卵 1個・水 小さじ2杯」を入れて、

泡立て器で混ぜるだけです。

ホットケーキを作るときのような、なめらかな状態になったらできあがりで

す。

この分量でとんかつなら2~3枚分が目安です。

 

この中に下ごしらえをしたお肉をくぐらせ、あとはパン粉をつけるだけ。

小麦粉→卵の工程を減らすことができるので時短になりますね。

パン粉がはがれないようにするには、

やはりパン粉をギュッとしっかりお肉につけること。

 

お水のかわりに牛乳を入れるとコクがあって、さらにおいしくなるんですよ。

 

 

まとめ

せっかく作ったとんかつのパン粉がはがれてしまったら、ガッカリしますよ

ね。

でも今回の方法なら、パン粉がはがれずにサクサクのとんかつが作れます。

 

ポイントは筋切りしたお肉に小麦粉をつけた後、

手で余分な粉をはたき落とすこと。

卵液をつけたら、たっぷりのパン粉の上から手でギュッと押さえて、

パン粉をお肉に密着させることです。

 

今までの材料と変わらずにちょっとしたコツだけで、

お店屋さんのようなおいしいとんかつが食べられますよ。

ぜひ参考にしてみてくださいね。