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日本で黄砂が多い地域はどこ?体調不良等の生活の注意点も解説!

春になると、空にモヤがかかることがよくありますよね。

花粉かな?と思うかもしれませんが、それは黄砂の可能性が高いです。

 

黄砂の多い地域は、九州、沖縄、中国、四国地方です。

黄砂とは何か、そして気を付けることは何かについても紹介していきます。

 

 

黄砂とは何かをわかりやすく!日本の中で多い地域はどこ?

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子供の頃、黄砂という言葉を聞いたことがありましたか?

私の子供の頃(20年以上前ですが)は、聞いたことがありませんでした。

 

黄砂は数万年も前から飛んできていたそうですが、

注目されるようになったのは2000年に入ってから。

2000~2002年にかけて、日本での黄砂観測日が急増しました。

 

そのため、2004年1月に気象庁が黄砂情報を公開するようになりました。

全国の黄砂予報、実際に計測した量などが発表されることになったのです。

 

ちなみに黄砂とは、中国や東南アジアの乾燥地帯の砂漠の砂と塵です。

中国のタクラマカン砂漠ゴビ砂漠、黄土高原などが主な発生地とされています。

ここの砂塵が強風にあおられて上空に舞い、

3~5月にかけて東南アジアに降り注ぎます。

 

偏西風によって、日本各地にも降り注いでいます。

特に量が多いとされているのは、

中国から近い地域の九州、沖縄、中国、四国地方です。

 

黄砂は農作物の生育不良、洗濯物や窓の汚染、

視界不良による交通障害も引き起こします。

また、人が吸い込むと呼吸器疾患やアレルギー反応も引き起こすといわれています。

 

私は転勤族だったので、色んな所に住んだことがあります。

北九州や広島、山口に住んでいる時は、鼻水も目もぐじゅぐじゅしていました。

花粉症ではありませんが、ホコリのアレルギー持ちなので、

黄砂で発症していたのかもしれません。

 

父親は車のミラーにワイパーをかけると傷になるので、水で流していました。

母親も洗濯物が汚れると、外には干さないようにしていました。

 

私も自転車のサドルに砂埃が溜まっていたのをよく覚えています。

よく空が霞んでいたのも、印象的でした。

 

関西、東海地方に住んでいた時は、そこまで気にすることもなく、

アレルギー反応もほとんど出ませんでした。

今は関東に住んでいますが、空の霞もほとんどありません。

 

全国どこでも多少は降っていますが、地域差は確実にあると思います。

また、年によっても飛んでくる量は異なるようです。

 

天候なども影響しているようですが、

なぜ多い年と少ない年があるのかはまだ解明されていないようです。

 

 

黄砂が多い日の生活の注意点!体調不良の予防法や掃除のコツとは?

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毎日、地域ごとの黄砂予報が発表されています。

週間天気のように、1週間の予報もネットで確認することが可能です。

 

今なら、ゴビ砂漠で砂嵐が起きたので、

数日後には大量の黄砂が飛んでくる予報が出ています。(2021年3月末現在)

 

黄砂の多い地域に住んでる方、多い予報が出ている日などは、

外に洗濯物や布団を干すのはやめておきましょう。

 

窓拭き、洗車なども春の間はやめておくのも手です。

黄砂で汚れたから拭いても、また翌日多く飛んでくることもあります。

予報を見ながら、落ち着くタイミングで掃除するといいでしょう。

 

掃除の方法は、まず黄砂を水で流しましょう。

最初に乾拭きすると、窓や車の表面を、砂で傷つけてしまう恐れがありますす。

散水栓やホースがない時は、

ペットボトルやバケツの水を少しずつかけるようにしましょう。

 

アレルギーのある人は、外出時に必ずマスクや保護メガネをつけてガードしましょう。

帰宅したら玄関前で衣類についた黄砂を払い落とし、

玄関やリビングには空気清浄機を置くようにしましょう。

 

 

まとめ

黄砂とは、3~5月頃中国などの砂漠から飛んでくる砂塵です。

日本全国に降り注ぎますが、九州、沖縄、中国、四国地方は量が多めです。

 

吸い込むことで、呼吸器疾患やアレルギーが発症することもあります。

黄砂予報が地域ごとに確認できるので、

予報を見ながら洗濯や外出の計画を立てるようにしましょう。

 

黄砂のついた窓や車は、乾拭きすると砂で表面を傷つけてしまいます。

水で流してから拭くようにしましょう。