サングラスの正しい選び方の決定版!透過率を誤ると車の運転は危ない?
車の運転をしていると、
どうしても晴れている日の朝方や、夕方に太陽の傾き加減で、
日光が目線に入ることで、全く見えない状態になってしまいます。
また夏は夏で、太陽光の強さでまぶしいと感じることが
多くなってしまいます。
多くのドライバーは、サンバイザーを下ろして対応しますが、
サンバイザーは太陽光を隠してくれる反面、
ドライバーの視界を狭くしてしまう事もあります。
また、サングラスも使いますね。
太陽光のまぶしさを軽減してくれるアイテムです。
サングラスをかける場合には、
運転に支障が出ないようなものを選ぶ必要がでてきます。
サングラスによっては、
透過率が悪くファッション性の高いものもあるため、
運転中に距離感がつかめなかったり、
人や自転車などに気づくのが遅れたりすることもあって、
危ない場合も考えられます。
運転中にサングラスをかけるとしたら、
どんなサングラスが危なくないのでしょうか。
今回はサングラスの特徴や選び方を紹介させて頂きます。
サングラスをかけての運転は危ない?かけるメリット・デメリットは?
車を運転しているとわかると思いますが、
朝方や夕方は太陽の傾斜が低い位置にあるため、
太陽光に向かっている道路では、
運転中に全く見えない状態になってしまいます。
運転中に周りが見えないというのは、
ドライバーにとっては非常に危ない状態なのです。
相手からは自分が確認できたとしても、こちらからは確認できません。
太陽光を手で遮ったり、バイザーで太陽光を遮断したりする方が多いです。
しかし、手などで太陽光を遮っても、
ドライバーの視点ではあまり変わりようがありません。
ですので、それならサングラスをかけたいという
気持ちになる方も多いはずです。
でもサングラスをかけると、確実に太陽光をカットしてくれるのか?
と疑問に思ったことないでしょうか?
そして、運転中にかけることで、どのような効果があるのでしょうか。
▼サングラスを運転中に付けるメリット
- まぶしい太陽光をやわらげてくれる!
- 不意に日差しが差し込んでも慌てることがない!
- 運転に集中できる!
- 紫外線から目を守ってくれて、目の疲れを少なくできる!
心身的な感覚はなくても、意外と目の疲れって溜まっているそうなんです。
それはオフィスワークなどでパソコンを常に使用している環境でなくとも、
眩しいと感じる光を目は疲労を感じるともいわれるそうです。
確かに真夏の日差しが眩しいときなどにサングラスをかけると、楽ですよね。
私も車を運転しますが、日中で反対車両のフロントガラスに反射した太陽光に対し、
サングラスが有るのと無いのでは、とても感じ方が違います。
そんな、ふとした反射光に対してのサングラスの有難みは夏だと毎日感じますし、
だからこそサングラスを着用することで運転に集中できると思います。
ただし、メリットがあればデメリットもあるのが世の常です。
▼サングラスを運転中に付けるデメリット
- 透過率が低いサングラスは、視界が暗くなりすぎて運転に悪影響!
- 単純構造の物が多く、運転に適している物が少ない!
- 透過率が悪いと、トンネルなどでは見えなくなる!
よくオモチャや景品などで、安物のサングラスを売ってますよね。
それでも着用すると日中の運転は眩しさが抑えられて楽なのですが、
危険なのはトンネルに入った時などの一気に視界が暗くなるとき。
本当に全く見えません!恐くなります。
明るい場所から突然暗い場所へ環境が変わったこともあると思いますが、
全く見えなくて軽くパニックになったことがあります。
若い時で友達とドライブをしつつ、冗談で景品で当たって車に置いていた、
変わったデザインのものをかけていたのですが、
この一件でサングラスの性能の違いや運転への向き不向きがあるのだと、
身に染みて感じました。
そんな変わったデザインのサングラスは、それ以来は全く使用せずに、
鑑賞用として置いていました。
ちなみに、ちょっと気になって調べたのですが、
サングラスは法律的に問題ないのかといった点です。
結論からして、サングラスの規定について記されていません。
ただ、JIS規格に適合したものを選ぶ必要性があるようです。
やはり偏向はおすすめ!運転用サングラスの選び方は透過率を重視!
次に先ほどに挙げた「JIS規格」について調べてみました。
たまに聞いたり見たりするJIS規格とサングラスの関係を、
規定に記したものは以下です。
▼サングラスについてのJIS規格
1.透過率が8%以下のレンズは、
運転用または道路での使用に適さない
2.分光透過率が500~600nmの波長域での分光透過率の
最小値が0.2視感透過率(20%)以上
3.昼間の運転では透過率が8%以上
4.夜間の運転時では透過率が75%以上
5.運転用または道路での使用に適するには、
赤・黄色・緑・青を識別できる色調
透過率8%というと、
透過率が0%だと全く見えない状態ですから、
それから比べると約1割近く見える状態という事になります。
感覚的には、ほぼ見えない状態と考えるべきでしょう。
透過率が8%のサングラスではJIS規格では通過していますが、
実際に9%でも昼間の見え方はほぼ見えないと判断できます。
8%以上と規定されていますが、
8%や9%の透過率のサングラスでは、
基本的に車の運転ではほとんど見えていないと考えてもいいです。
車の運転時では、透過率が75%下回ると、
昼間でも薄暗く感じることになり、
障害物や歩行者などに対して気付くのが遅れる可能性があります。
車の運転の時には透過率が75%以上なければ、
かなり危ないと考えるべきです。
透過率が80%を超えて来ると、
太陽光のまぶしさの軽減がしにくくなってしまう事も
考えられるので、車の運転時のサングラスは
75%以上~80%のものを選ぶことになります。
それだと、レンズの色が薄くなり過ぎてしまうのでは?
と懸念する方もいるでしょう。
薄くなり過ぎる場合には、偏光ガラスを採用のサングラスを使用すること、
外からの色味は変わりませんが、透過率は高くできることも可能です。
まとめ
正直、私だけかもしれませんが、
透過率なんて考えてなんてサングラスを購入したことはなかったですね。
そして、超余談ですが、メガネをかけるようになり、
サングラスをしなくなっていたためか、
付けているとあくびが出てくるのに気が付きました。
視界が暗くなると眠気が襲うのか!?と思い、
それ以来はあまりサングラスもしなくなりました。
サングラスを購入する際、着用して車の運転もする場合は特に、
なるべく透過率の高い物を選ぶ方がいいと思われます。