お役に立てると幸いなブログ

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自動車保険の必要性を事故を通して痛感!対応の流れや注意点も解説!

皆さん車は運転されるでしょうか?

私ももちろん運転する機会は多いです。

しかし運転をしていると、

気を付けていても思わぬ時に事故にあってしまうことがあります。

 

今日はそんなもしもの時のために、

私の事故の体験談と、事故直後の対応、

保険の使い方と注意点についてお話しをします。

 

 

自動車運転中に自転車と接触事故!示談にせず必ず警察の連絡すべき!

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車を運転し始めて約5年。

コツンとぶつけてしまうことは1、2度ありましたが、

幸いにも人を巻き込むことはありませんでした。

 

しかし、ある冬の日でした。

用事があってある場所へ車を運転して向かっていた時のこと。

そこは対面で2車両通れるものの比較的細い道。

速度を落として直進をしていました。

そしてある交差点。

速度を落としながら左右をちらりと確認して進んだその時。

フロントガラス越しにすごい勢いで黒い何かが見えました。

直感的にそれがモノではなく人だということが分かりました。

 

「終わった…轢いてしまった…」

それが直後に私が感じたことです。

すぐに車を停めた私は、車を降りて振り返ることをとてもためらいました。

恐る恐る振り返ると…そこに自転車を持ったまま立っている少年がいました。

 

「あれ、倒れてない…立ってる?」

とにかく少年に駆け寄り大丈夫かと問いました。

どこもケガはしていないか、痛くないか、何度も何度も尋ねました。

すると少年はひたすら「大丈夫です」の一点張り。

 

私は少年に、今から警察を呼ぶと伝えました。

でも彼は呼ばないでくれと頼むのです。

ここで私は説得を試みました。

しかし彼は帰ろうとする素振りを見せるので、

とりあえずご両親に電話をしてもらうことに。

そしてその隙になんとか警察を呼んだのでした。

 

まずここで1つ目、絶対に何があっても、相手が拒もうとも、

ケガがなくとも、警察を呼んでください。

これをしなければひき逃げになります。

 

警察が来るまではひたすら少年に、大丈夫?と聞いていたような気がします。

車の方をちらりと見ると運転席側のドアミラーが外れかけていました。

 

20分程度待った頃にやっと警察が到着。

現場検証の結果、少年はケガもなく、ぶつかったはずの自転車も破損なし。

物損扱いとなりました。

 

 

自動者での事故対応の流れと保険会社への連絡時に必要事項を解説!

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さて、不幸中の幸いというべきか、私の事故は物損で済みましたが、

こういった事故を起こすと保険の大切さを実感しました。

でもこの保険もなかなか手間と時間がかかります。

初めての方は分からないことも多いと思うので、

もしもの時に備え、ここで事故後の手順をお伝えします。

 

全体の手順としては下記です。

①予めお相手の名前と連絡先を聞いておく。

 (後で必要になります)

②警察とともに現場検証が完了。

③一通り落ち着いたら自分の加入している保険会社へ連絡する。

④この時に自分の車のナンバーや事故状況、お相手の情報を聞かれる。

 ここで①の情報を伝える。

⑤必要なものを手配してもらう。

 今回の場合はドアミラーが壊れて自走ができないとの判断となり、

 レッカーを手配してもらいました。

 必要な場合はレンタカーなども手配をしてもらいます。

 また、車の修理が必要な場合は、事前に修理先を決めておきましょう。

 私の場合はいつもお世話になっているディーラーさんでした。

 さらに、レンタカーも保険を通すと高額だったため、

 ディーラーさんで手配をしてもらいました。

 

事故直後は上記のような手順になります。

基本的に一度保険会社を通すと、

その後はお相手の方と直接やりとりをすることはありません。

ただし、こちらが悪ければ、菓子折りをお渡しするなどし、

謝罪は必要かと思います。

これらの連絡をした後は、保険会社がお相手へ連絡し、

保険会社同士での話し合いが行われます。

 

私の場合は、この次の日にお相手の少年が、

念のため病院に行ったと保険会社から聞かされました。

結果は幸いにもケガはなかったとのことです。

ミラーも壊れていたのに、

本当に運が良かったとしか言いようがない出来事でした。

 

しかし、一度病院に行ったということは、

こちらは病院代を支払う必要があります。

保険会社を通すといえど、このあたりから徐々に

しっかりと自分でも考える必要があります。

 

まず、この頃には保険会社から過失割合について話があります。

事故における責任の度合いを決めるのです。

今回は自動車vs自転車のため、自動車の私の過失が大きくなることは

間違いありませんでした。

 

これは自転車の方が弱いためです。

最悪の100:0も想定していましたが、

結果は自動車:自転車=60:40でした。

これは自動車と自転車の事故にしては

自動車側にとってかなり多めに見てもらった結果でした。

理由は、自転車による飛び出し。

本来自転車側は「止まれ」の標識があり、

私の直進が優先道路だったのです。

 

少年が警察に電話をして欲しくない理由はどうやらこれだったようです。

事故当時も「自分が悪かったので」と繰り返していたのですが、

おそらく親御さんに怒られるのが怖かったのでしょう。

 

しかし前述したように、病院に行った以上、こちらは支払う必要があります。

 

 

自動車保険の等級とは?知らなかったら事故や支払い時に損をするかも?

ここでは保険の使い方について解説します。

ここで間違えると、かなり損をすることになります。

 

それを左右する要素となるのが、「等級」です。

等級とは、これまでの事故リスクに応じて、

リスクを1~20等級とし、それに合わせて保険料が変わるシステムです。

等級が下がると、次回の保険料にかなり影響がでます。

 

ここで考えるべきは、保険料を使った場合、

今後どれだけ保険料に影響が出るのか。

私の場合は、加入当時が初心者だったこともあり、

低い等級からスタートしたため、

当時約1万3,000円程度の保険料を支払っていました。

 

しかし等級や保険料が気になり、

この時保険会社に問い合わせをすると、

ここで保険を使うと保険料は現在よりも

年間で約13万円多く支払うことになると言われました。

 

この時、お相手に支払うことになった金額は約3万円。

そして自分の車修理代は約2万円。

合計で5万円。

さらに、私の車の総被害額は約17万円程度で、

過失割合が60:40であったため、

私の手元には17万円の4割の約7万円弱が入金されました。

 

これらを全体で考えると、

約7万円(損害額の4割)-3万円(お相手の病院代)-3万円(車の修理代)=2万円。

結果として、保険を使用すると、

翌年から13万円支払わなければならないところ、

使用しなければ等級が下がることもなく、手元には2万円が残ります。

 

実はこの時、事故のショックで落ち込んでいた私は、

保険会社に「病院代を人身保険で支払って良いですか?」、

と聞かれて何も考えずに「はい」と答えていたのでした。

しかし、しばらく経って冷静になり等級がどうなるのか問い合わせると、

使用すれば年間13万円払わなければならないことを聞かされました。

そして、そんなに増えるのであれば自分で払いますと伝えたところ、

この金額であれば自賠責で対応できるかもしれないとのこと。

そして結果として自賠責で対応でき、私が支払ったのは車の修理代のみ、

保険も使わずに済みました。

 

しかし、保険会社へ問い合わせるまで、

自賠責なんて言葉は一度も登場しませんでしたし、

等級に関する説明もありませんでした。

このように、保険会社へ任せるだけでは損をする可能性があります。

そのため、保険会社任せではなく事故をした時には、

自分でもしっかりと調べる必要があるのです。

 

ただし、大けがを負うような事故をしてしまうと、

保険でなければ対応できない金額になってしまうこともあります。

そのため、保険はしっかりと加入しつつも、

保険会社任せにせずしっかり考えましょう。

 

 

まとめ

運転をしていれば、誰にでも事故の可能性はあります。

私はこれ以降は交差点では以前以上にスピードを落とし、

細心の注意を払うようになりました。

もう人に怖い思いをさせるのは嫌ですし、

私もあんな怖い思いはもうしたくありませんから。

 

しかし、もしもの時に備え、準備をしておくことはとても大切です。

そして、準備はしつつも、自分でしっかりと調べて考え、

対応できる力と知識を身に着けておきましょう!

 

しかし一番は事故をしないこと!

皆さんもお気をつけて、それでは今日もご安全に!