ホラー映画が好きな人の裏の顔!心理分析で暴く隠された性格が意外?
皆さん、ホラー映画はお好きですか?
私は大のホラー嫌いです。
ホラー映画を観たあとは必ず、後ろを振り向き誰もいないことを確認、
髪をシャワーで流している時なんて、天井に気配を感じ気が気じゃありません…!
そんな私とは対照的に知り合いに無類のホラー好きがいまして、
ホラー映画もそうですが、お化け屋敷や心霊スポット、
そして怖い話を平気でしてくる人がいます。
私は、その方のそういう系統の話を聞くと耳を塞いで、
ぎゃーぎゃー怯える担当と化しています。
そして、そんな話を平気で話したり観る知り合いに対していつも思うのが、
このホラー映画好きとホラー映画嫌いの埋められない差は一体なんだろうと。
ホラーの好き嫌いの境目って結構しっかり分かれていることが多いですよね。
その差はいったいなんなのか、私は長年疑問に思ってきました。
その疑問をこの機会に満を持して解決したいと思います!
ホラー映画が好きな理由!どうして人は怖いと知りながらも観るの!?
どうしてホラー映画好きな人は、
怖いと分かっていながらも手を出してしまうのか。
その心理をまずは解明していきましょう。
まず、ホラー好きの人々にとって、
映画内の恐怖は自分には直接関係ない危害のないもの、
つまりは安全が保障されている恐怖であることが理解できている。
その理解を前提とした上での恐怖心を上手く利用し、
なんと自身のストレス発散をしているのだとか!
人体的にも証明されており、ホラー好きがホラー映画を観ることによって、
自律神経のリラックス時や、睡眠時に優位になるといわれる副交感神経が活性化、
これらがストレス解消効果をもたらしているそうです。
私からすると逆に疲労困憊しそうですが、
ホラー好きは人体への影響が違うみたいですね。
他にも、ホラー映画で得られる過度な刺激を求めているって方もいます。
ホラー映画を観た後の「怖かったー」って感情は一種の満足感であり、
日常生活で同じような刺激がない分、
お手軽に喜怒哀楽の感情を得られる映画で退屈な気分を一掃させている。
スプラッター描写やゾンビ、怪物に襲われる、など、
現実ではありえないような展開を映画で満たし、
日常を豊かにしているという事ですね。
そして、ホラー映画の恐怖は快感にも直結しているのだそうです。
その理由は、人間の感情を操るといわれる脳にあります。
脳内に存在する側坐核(そくざかく)という聞きなれない部位。
この部位が感情内の恐怖と快感を司る部分なのだそうで、
予測不能な事故や、心理現象など、
自分のキャパシティーをオーバーするような体験に遭遇した場合、
刺激を受け、パニックに陥らせる部分でもあります。
そこに、ホラー映画というフィクションを投下すると、
恐怖が迫ってくる…!どうしよう…でっでもこれは作り物だ!
という安全が保障された恐怖により、
脳内の理性をコントロールする前頭葉前部皮質がその恐怖を偽物と理解し、
パニック寸前で止めてくれるのです。
ここで出てくるのが前述の側坐核が司る感情のもう一つ、「快感」です。
なんと二つの相容れない感情が連続して訪れるのだそう。
これが、怖いけど観るのを止められない!という感情の正体だそうです。
ジェットコースターに怖いけど乗るのをやめられない感覚に似ていますね。
人間のからだって本当に不思議なものですね。
その様な感情面での理由以外にも、
素直にホラー映画の演出や音楽の独特な雰囲気に魅せられ、
技術を観て楽しむという方もいらっしゃいます。
確かにあの普通の映画にはない、おどろおどろしい世界観は、
ホラーというジャンルでしか表現できませんよね。
ホラー映画が好きな人を分析!心理から3つの性格が見えてきた!
そして、今までお話ししてきた内容を基に、
ホラー映画好きの性格をざっくり説明させていただきます!
①感情移入しづらい性格!
感情移入しづらいタイプは、冷静に物事を見極めるので、
騙されたりすることが少ない性格です。
上記で述べた通りホラー映画が好きな人は、
現実と作り物の世界をしっかり脳内で分別できる。
要は作品を第三者視点で見ることのできる能力が高いので、
過激な恐怖を感じずに済むということです。
純粋にホラー映画を一つの作品として楽しむことができる利点がありますね。
逆にホラー映画が苦手な方は、感情移入のし過ぎで、
実際に自分がその物事を経験した気分になってしまう。
私のようにリアルとフィクションの区別が出来ずに、
これから同じ目に合うのでは…なんて想像をしてしまうほど、
刺激をもろにくらってしまうのです。
エンターテイメントとして観れる、ホラー好きさんの強い心が切に欲しいものです。
②好奇心旺盛な性格!
好奇心とは自分の知らないものや、面白いと思うものに興味をもつこと、
こういう感情を常に持って行動している人は、
ホラー映画が好きな傾向が強いのだとか。
日常的には味わえないような展開をホラー映画に求め、
幸福感や達成感を手軽に得られる。
裏を返せば平凡な日常では満足できず、常に刺激を求めていることであり、
ポジティブにもネガティブにも取れる性格だったりします。
③現実逃避しやすい性格!
実生活に極度のストレスを感じていたり、
今の現状から逃げ出したい願望が強い人ほど、
ホラー映画に恐怖を求める心理が働くのだとか。
現実逃避はここでない、別のどこかに逃げ込みたいという感情が強く、
ホラー映画のリアルではありえない、
どこかファンタジー要素さえ含んだあの空間に浸ることによって、
現実を一時的にでも忘れることができる。
そして、ホラー映画の効果であるストレス解消により、
気分転換やリフレッシュできる。
リフレッシュできると、また現実への活力に繋がり、
結果的には自身の安定剤とした効果が発揮できるのだそうです。
まとめ
ホラー映画好きというだけで、まさかここまで深層心理に繋がっていたとは…。
正直、ホラー苦手な私としては、
ホラー映画を純粋に楽しめるのは素直に羨ましいものです。
このジャンルの映画だからこその美術的観点や、人間心理が描かれているので、
きっと感情や関心の振り幅が広がり、人間的に厚くなれる気がします。
この性格に関してはそういう傾向が働きやすいという程度のものなので、
そこまでの核心はありませんが、
心理学の面からみても納得できる部分も存在するので、
是非、参考にしてみて下さいね。