街灯のLED照明は目が眩しいし疲れる!原因・対策や省エネ化の理由!
最近、夜間時に街中を歩いていると、前よりも眩しく感じることはないでしょうか。
それは、街灯が蛍光灯からLEDに変更されていることによって、
眩しく感じる方が多くいるのです。
確かにLEDは明るくて省エネという概念が皆さんにもあると思いますが、
夜間の街灯が眩しいというのは、いささか問題のような気がします。
街灯のLEDを眩しい状態から眩しく感じない方向にはできないのでしょうか。
街灯のLEDが非常に眩しいし目が疲れると感じる原因とは!
ここ最近、会社帰りに道が明るいな~と感じる方も多いのではないでしょうか。
道が明るく感じるというのは、街灯が明るくなっているからなのです。
なぜ明るくなっているのか?というと、
街灯の蛍光灯をLEDに交換しているからになります。
それなら、なんとなく明るく感じるのはわかりますが、
実は街灯が明るくなるのはいいのですが、デメリットとして、
街灯のLED化によって眩しいと感じる人が多くいることなのです。
中には、市区町村に眩しすぎて眩惑灯になってしまっているので、
元通りに直してくださいというような陳情書が多く寄せられている現実があります。
なぜLED街灯が眩惑灯になってしまっているかです。
これは、LEDの特性が原因となっていることがわかっています。
LEDの明かりの特性は光の直進性が眩惑灯の原因と考えられるのです。
当然ながら、LEDの明かりの強さにもよりますが、
眩しいと感じるとなるとかなり高い明るさであることになります。
この灯りが目の中に入ってくるために、眩しいと感じるのです。
今までの街灯は眩しく感じないのは?という事になりますよね。
それは、蛍光灯の明かりの強さと拡散性によって、
LEDの街灯よりも眩しいと感じることはありません。
LEDの街灯を眩しいと感じるのは、
LEDの明かりの直進性が1番の原因という事になるのです。
街灯のLEDが眩しいし苦情を入れたい!!対処方法はあるのか!?
街灯のLEDの明かりが眩しいという原因が、
LEDの明かりの直進性が問題という事がわかったと思います。
では、街灯のLEDの明かりを今までの街灯と、
同じような感じにはできないのでしょうか?
対処法はいろいろと考えられています。
まず、カバーをつける案があるのですが、
既につけられている街灯のLEDにカバーを付けてしまうと、
通常の街灯の明るさまでならずに抑えられ、
逆に暗く感じてしまうという結果があるようです。
また、LEDの明かりを拡散させる方法として、
リフレクターなどが考えられるのですが、
こちらはこちらで問題があります。
夜間の街灯のLEDの明かりを拡散させるのにはいいのですが、
昼間の太陽光によって火災が発生する可能性も考えれているのです。
そのため現状の街灯のLEDは、何もせずにそのまま設置されています。
本来であれば、LEDの明かりの光源を高くして、
カバーをつければ問題が解決できるのでしょうが、
LEDの高額化とカバーの価格が付くという事で、
現状のままが1番安価に設置することができるという事になるのです。
街灯のLEDの明かりが眩しいと感じる場合には、
目を逸らせて街中を歩くのが現実的なのでしょう。
実は背景がある!LED化が進むのは省エネ対策が理由にあった!?
街灯のLEDが眩しいから元に戻してくれ!と陳情書を出しても、
行政側としてはこの陳情書を受け入れることが、
実はできないことになっているのです。
国の政策で2020年までに、街灯だけでなく、
家電の電球までもLED化することをしています。
すでに、大手や中堅メーカーでは2019年~2020年いっぱいまでに、
現状の蛍光灯・電球類の製造を中止して、LED化に舵を切っているのです。
家電量販店などにいっても、まだ普通に売っているじゃん!
と思うかもしれませんが、メーカー在庫や問屋の在庫がなくなり次第、
家電量販店の蛍光灯・電球などは全てLED化になってしまう事になります。
街灯のLEDの明かりが眩しいどころではなくなってしまう事になるのです。
最終的には家の中までもすべての電球類がLED化することになります。
なぜ、ここまで街灯だけでなく家電までも、LED化をしなければならないのか?
という疑問が出てきますが、
これは政府目標の省エネ対策の一環と考えられています。
日本中が全てLED化した場合に省エネ率は60%になるといわれているのです。
つまり日本の電力事情の改善の最初が街灯のLED化という事になります。
まとめ
街灯のledが眩しい!原因は何!?国が絡む政策か!?
について紹介してきました。
街灯のLED化によって眩しいと感じるのは、
LEDの原理問題があるという事がわかったと思います。
それに、対策の方が意外と万全ではないというか、
対策をほぼ取っていないことがわかったことでしょう。
基本的には国の政策でありながら、街灯の管理は各市区町村になりますから、
お金の有無によっても街灯のLED化が進んでいる所と、
進んでいない所に差が生じているはずです。
日本中が全てLED化した場合、60%もの省エネができることで、
火力発電の負担を相当軽くできることが推測されます。
街灯のLED化をはじめとする政策が採られてきたのでしょう。
街灯がLED化によって眩しいと感じるのには、
こんな事情が裏にあるという事なんだと思っていただければ、
いいのではないでしょうか。