毎日1時間歩くことを1ヶ月!ウォーキングで効果が出るまで続けると?
在宅などで運動不足が続き何かいい方法は無いかと考え、
お金もかからず、思い立ったらすぐ行動に移せる「歩く」というお手軽な運動。
ダイエットや気分転換にも良いと聞き、
みなさん一度は挑戦したことがあるのではないでしょうか。
私もその一人でして…。
試してはみたもののモチベーションが保てず一カ月を超えたあたりで脱落。
1か月1時間は運動に縁がなかった人間にとってはかなり過酷でした。
効果が実感できるか分からないうえに闇雲におこなったことが
続かない原因に拍車をかけてしまった気がします。
ということで、まずはウォーキングを始めるに辺りどんな効果が得られ、
どんな効果を自身が求めているかをしっかりと見定めていきましょう!
- アナタの目的は何?ウォーキングで得られる効果は健康以外にも!
- 毎日30分でなく1時間かけて歩くと効果はなし?実は1か月後には!?
- ウォーキングの正しい歩き方!コツを押さえたやり方で初心者も効果大?
- ウォーキングシューズの選び方の豆知識!初心者は特に気を付けたい点も!
- まとめ
アナタの目的は何?ウォーキングで得られる効果は健康以外にも!
ウォーキングを始めると言っても、
何を目的として実行するかでだいぶ違いがあるもの。
ここではその効果のほどを説明していきたいと思います。
◆ダイエット効果
ウォーキングといえば、ダイエットに適しているというのは有名ですよね。
何でダイエットに良いのかというと、
ウォーキングはたくさんの酸素を体に取り入れながら運動をすることで、
脂肪を燃焼させる有酸素運動であるからです。
この有酸素運動の脂肪燃焼が始まるのが早くて20分ほどから…。
なので、短くても20分から30分は歩くこと!
というのはダイエット業界ではよく耳にする言葉ですが…、
実は5分から10分ほどでも脂肪燃焼が可能という情報が存在します。
まず身体を動かす際に使われるエネルギー源である脂肪は、
血液中に流れている脂肪を使っています。
この血液中の脂肪が、運動を始めた直後から燃焼していることが判明したのです!
そして、歩き始め血液内の脂肪が少なくなると、
体脂肪(皮下脂肪や内臓脂肪)が分解を起こし、
血液中に流されるようになります。
この「体脂肪の分解が20分から早まる」というのが20分以上の真実だそうで、
短時間の有酸素運動をこまめに行うだけでも、
体脂肪が減ることが分かっているそうです。
そんな脂肪燃焼をもっと効率的に行うのが正しいウォーキングフォーム。
ウォーキングフォームに関しては、後程にまとめさせてもらいます!
◆リラックス・ストレス解消効果
日々のストレス解消法としても実は効果的なウォーキング。
そこにはセロトニンというものが関係してきます。
セロトニンは心のバランスを整える効果のある脳内物質で
別名「幸福ホルモン」とも呼ばれています。
このセロトニンが不足するとイライラや仕事への意欲の低下、
不眠、うつ病状に陥ってしまう可能性が高くなります。
セロトニンを増やす方法としては、日光にあたることが効果的なのですが、
当たれば当たるほど無限に増えるわけではないので
15分から30分を目安にしてみて下さい。
そして、リズミカルな運動によっても分泌されるセロトニン。
リズミカルな運動に適しているのがこの歩くという行為であり、
プラス日光に当たりながらとなると一石二鳥なのです!
◆体力アップに健康維持の効果
適度な運動でも続けることにより足腰の強化にも繋がります。
なんと体の筋肉の3分の2が足に集中しているのだとか!
その理由は、足の筋肉が血液を送り返すポンプの役割を担っているから、
心臓から足まで血液は運ばれ、その後心臓へと返す、
この働きこそ足の筋肉が重要になってくるのです。
そんな足の筋肉を使うことにより筋肉の中の血液の循環を、
スムーズにすることが可能で心臓も鍛えることができる。
これが「足は第二の心臓」と呼ばれる由縁ですね。
そのウォーキングを習慣化させることで、血圧が安定し高血圧の改善、
骨の強化、肥満防止、肝機能の改善、糖尿病の改善など様々な効果が期待できます。
毎日30分でなく1時間かけて歩くと効果はなし?実は1か月後には!?
実は私も毎朝1時間のウォーキングを一カ月続けていた時期があります。
目的はダイエットというよりは運動不足の解消に気分転換が主でしたが、
確かに、体重は平均体重をキープできていて、
ウォーキング自体を止めてしまった今よりは確実に安定していたと思います。
ですが、同時にある程度の食事制限も行っていたので、
ウォーキングの効果によるものかは定かではありません。。。
他の方の情報も調べてみましたが、
ウォーキングだけで痩せることができたというよりは、
食事の見直しなどと併用して体重減少に至ったパターンが殆どのようです。
ウォーキング自体、基礎代謝をあげてくれる役割もあるので
このダブル使いがダイエットには最適とみられます。
そして、この頃に私がしていたウォーキングなのですが、
今改めて正しいウォーキングフォームを確認してみると
ただ、何も意識せずだらだら歩いていて逆に足腰を痛めそうな
危険極りないウォーキングをしていました。
ただ、気分転換としてはかなり効果を感じられていたので、
朝方に日光を浴びたことによるセロトニンの効果だったのかなと今は思います。
そんな反省点を踏まえ、
今度は正しいウォーキングで効果を実感すべく調べてまいりました!
ウォーキングの正しい歩き方!コツを押さえたやり方で初心者も効果大?
ここではざっくりとウォーキングで大切な5つのポイントをお教えします!
①天井に糸で頭をつられているイメージで、
下を向かずしっかりと正面を見ながら胸を張る意識で姿勢を正す。
②腹筋に力を入れ、自分の身体の軸を意識し、
上に引き上げるイメージを持ち、それを維持する。
③自分の普段の歩幅より気持ち3センチほど、
歩幅を大きめにとりながら歩く。
④かかとから着地し、反対側の5本の指でしっかり地面を蹴って進む。
⑤肘を後ろに引くように腕を振る。
肩甲骨を使いながらねじりを入れ、
ウエストまわりにも効くように動かす。
私自身、実際やってみましたが最初は30分でもキツイなと感じました。
特に、かかとから着地後の反対の足の指で蹴って前に進む動作が慣れるまで難しく、
最初は歩幅を広く取ることを念頭に置くだけでいいと思います!
ウォーキングシューズの選び方の豆知識!初心者は特に気を付けたい点も!
ウォーキングを始めるぞ!という意気込みは大切ですが、
1時間を歩く目安にしている方が大切にしなくてはいけないのが、
このウォーキングシューズ。
履きなれたシューズでも問題はないのですが、
やはり長時間歩くとなると足の裏が痛くなったり、
早い段階で疲れを感じたりと弊害が出てくる可能性もあります。
その点、ウォーキング専用シューズは靴底が厚く程よい重みが特徴です。
靴底の厚みにより安定感のある歩行ができ、
長時間あるっても疲れにくく作られています。
重さに関しては振り子の原理を活かし、
足が疲れても重みで前に進むことができる構造となっているのだとか!
そして、靴のサイズも大事で歩行中はシューズ内の足が5㎜ほど動くので、
自分のつま先に、1~1.5cmほど空間があるほうが足先が痛まず歩きやすいそうです。
ウォーキングシューズに関しては、独自の判断で選ばず
店員さんに相談しながら選ぶのがベストですよ!
まとめ
今までの私は、ウォーキングといえばただ歩くだけのイメージでしたが、
身体全体を使い、額に汗を滲ませるほどの運動であることに驚きました。
そのことを実感してからウォーキングというものの概念がガラッと変わりました。
そして、一時間という時間に縛られず、自分のできる範囲でも歩くことで、
得られる効果の数々にいっそうやる気になりました!
皆さんも正しいウォーキングを身につけて。
心身共に美しい身体を手に入れちゃいましょう!