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高卒でも高収入の仕事は有る!平均年収と女性におすすめ職種も紹介!

全職業で見た収入ランキングでの上位は、

ほとんどがITエンジニアや金融・不動産、

医療関係などの専門職が独占している状態で、

そういった職種への高卒での就職は難しいという見方が一般的ですが、

逆に企業側からすれば、新入社員に業務を教えるのは、

高卒だろうと大卒だろうと変わりないので、

それならいっそいち早く働き始めてもらった方が

確実に戦力になってくれますよね。

 

私の主観がたっぷり入った意見ではありますが、

実際にそういった思想の企業も少なくはないでしょう。

 

最終学歴が高卒で失業してしまった、もしくは転職を考えているという方、

さらには現在中学・高校生として在学中で高卒就職を目指している方など

多数いらっしゃると思いますが、

今回はそんな方のためにおすすめの職種とそれぞれの平均年収を紹介します。

 

 

高卒でも仕事ができるおすすめの職業!平均収入ランキング順で解説!

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それではランキング順に平均年収や特徴などを解説していきます。



1.IT企業

平均年収500万円超で、軌道に乗ってくれば最高年収は800万を超えることも。

高卒直後の実務経験が無い状態で就職するとなると

かなりハードルが上がってしまいますが、

学歴よりも本人の技量が資本となる職業なので

情報関係のスキルがある方は挑んでみてもいいかもしれません。

 

2.建設業

平均年収は約450万円強で、施工管理技士という国家資格を

持っているか否かで収入が激変します。

持っていない場合は作業員として、持っている場合は現場監督として働き、

この国家資格だけで年収をおよそ100万円プラスすることができるでしょう。

 

3.製造業

平均年収は450万程度で、特徴は年末年始やGWなどの長期休暇が長いことです。

また、経験が浅い状態で入社しても、

業務をこなすために会社側が必要な資格を取るように促してくれるので、

自分で一から必要資格を見極める必要もなく、

ゆっくりと自分の技術を磨くことが出来ます。

堅苦しい雰囲気があまり得意ではなくラフに働きたい方にもおすすめです。

なお、電気・電子修理工という職業は随一の高収入で、

平均年収はプラス100~200万円と考えてよいでしょう。

 

4.金融・保険業

平均年収は450万円弱、銀行よりも保険会社の方が正社員の採用率が高いです。

他の職種と比べても顧客と顔を合わせることが多いので、

コミュニケーション能力を売りにしたい方にはもってこいの職業ですね。

また、年を重ねてから収入が急激にアップするというのもメリットの一つです。

 

5.運送業

平均年収は同じく450万円弱、トラックやタクシーの運転手が主体となります。

健康上の被害が多いと言われていますので、

精神面やフィジカルで忍耐力のある人にはおすすめします。

 

6.小売業

平均年収は400万程度です。

日本は今現在、深刻な小売業従事者不足に悩んでいるため、

需要はとても高いでしょう。

内訳ではショップの店員や営業マンがほとんどで、

自分の生活スタイルにあった働き方ができますし、

需要が途絶えることがほぼなく、景気に左右されにくいという点もあります。

 

7.医療・介護・福祉関係業

平均年収は350万円弱です。

看護師やドクターの給料はもちろん高いのですが、

高卒となると話は別になります。

この業界だけは学歴がものを言い、

人手不足な中でも低賃金となってしまっています。

 

他にも飲食業などありますが、年収の伸びが悪いこと以外にも

デメリットが多いため、省かせていただきました。

いかがでしたでしょうか?

自分の持つ能力や考え方と合いそうな職業は見つかりましたか?

 

 

高卒では仕事や就職先はない?特に女性は厳しいと言われる理由はなぜ?

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ここでは、女性の高卒就職についても触れていきます。

みなさんは、日本の総労働人口が近年横ばいで、

男性の割合が減りつつ女性の割合が年々増えてきていることをご存じですか?

 

女性の就業率や労働力の数値がどうしても

男性と比べて小さくなってしまいがちな中でも

労働人口が増えているということは、

言い換えれば「働きたい女性」が増えてきていることに他なりませんよね。

それに伴って最終学歴が高卒の女性の就業数も増えているはずです。

 

しかし、一般的には高卒の女性が就く職種は少ないと言われます。

では、どのような解決策があるのでしょうか。

 

まずは、男女で業務に差が出にくい職に就くことが最優先です。

例として室内職の公務員を選ぶとすると、収入は申し分なく、

十分な信用も獲得できて解雇のプレッシャーもあまりないので

メリットは多いですね。

その分、公務員試験という壁を乗り越える必要があったり、

能力給ではなかったりと、人によっては難点が連なる場合もあるでしょう。

仕事量も半端ないです。

継続力のある人に向いていると思います。

 

他にも、事務の業務などが有名ですね。

仕事自体の難易度は高くないですが、給料は少ないのが特徴です。

ただ、コミュニケーションが得意な人は、

働くうちに楽しみを見つけることも可能ですし、

本職以外にもやりたいことがある場合でも手が回しやすいと思います。

 

また、職業自体が無くなることがなく、

一時的に退職しても転職して渡り歩いていける介護職やIT関係もありますが、

それまでに身に付けるべきスキルやそれに費やす時間は、

他の職にはないものになります。

自分が持つキャパシティを把握して挑戦しましょう。

 

紹介した以外にも女性はいろんな職種に就職できますが、

大事なのは性別や学歴に関して劣等感を感じないことです。

天職は誰にでもあるものですが、

手にできるかどうかは個人の努力に委ねられています。

確実に対策すれば、確実に手に入ります。

 

しかし、転職する場合と高校卒業直後に就職する場合では、

対策に違いがありますよね。

前者では、学歴よりも職歴で判断されるので、

自分の実力をアピールすることが可能です。

それに対して、高卒生は実力を発信する場が採用面接で対面する時のみです。

つまり、面接の対策が最重要ということです。

 

そこで、最後に男女に限らず高卒で就職する際に心掛けておくべき

ことや面接の対策についてお話していきます。

 

 

高卒の仕事や就職面接の基準とは?知って損はない面接対策!

まず、高卒生の面接では、次のような内容を質問は禁じられています。

 

・本人の責任のない事柄

・個人で異なるステータスをもつことが当然と判断される事柄

 

つまり、本籍地や出生地、家庭内状況、生活環境などの、

高卒生本人のみに権限が委ねられていない事項と、

信仰宗教や思想、社会活動への参加有無などの、

所持が自由であるべき事項の質問は個人の権利を侵害する恐れがあるため、

質問してはいけないことになっています。

 

よって、自分のもつポテンシャルを引き出すための質問がされる、

ということになりますね。

 

具体的な質問内容としては、志望動機や自分の長所短所、部活動、

学校生活での思い出など凝った内容は聞かないのが一般的な企業でしょう。

ところが、何も考えずに答えていると、面接官には分かってしまいます。

 

会社に入ってから求められる能力として、長期的に努力ができ、

チャレンジ精神を絶やさないことが必要となるわけです。

例えば、長所を聞かれたときに

「一つのことを極めるより多くのことに手を出すことが好きです」

と答えるのと、

「一度始めたら終わるまで集中力を絶やしません」

と答えるのでは、本人にとってはどちらも長所になりますが、

会社からの印象が全く違いますよね。

 

また、入社した後に新しい輪の中で生活していくための、

コミュニケーション能力も試す必要があります。

そのため、質問の種類を問わず、

適切なキャッチボールをすることに専念しましょう。

 

高卒生がするべき対策を一言でいうと、

髪形や服装など第一印象として残る要素は徹底して大人ぶらずに、

「本物の社会をこれから学ばせてください!」

という姿勢で臨むことです。

 

教科書通りの言葉を並べることに尽力するよりも、

その会社の求める人物像はなにかを探ることに努めましょう。

 

 

まとめ

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人の能力は経験とスキルだけで決まるものではありません。

名門大学に入ったとしても、学びが0であれば就職した後に、

いくらでも災難が待っています。

 

学歴で戦わないからこそ、技術量で勝負することも、

会話術で勝負することもできるのが、高卒就職の魅力です。

 

一生ものの技術を身に付けるには、

行き止まって深く悩みこむことも大事です。

これからの人生を慎重に設計していきましょう。