すぐできる!一日の水分摂取量の計算と水分補給の5つのタイミング!
人間の身体は体重の60%が水分でできていて、生命維持はもちろん健康や美容にも水分は欠かせません。
そこで今回は、
- 1日に水分はどれくらい摂取すべき?
- 水分を取るべき重要なタイミングってある?
といった疑問にお答えしていきます。
本記事では
①1日に必要な水分摂取量の計算方法
②必ず取るべき水分補給の5つのタイミング
といった内容で解説していきます。
一日の水分摂取量を計算しよう!体重に年齢ごとの基準量をかけ算!
1日に必要な水分摂取量の計算方法は、
体重(kg) × 年齢別必要量(ml) = 1日に必要な水分摂取量(ml)
年齢別必要量(ml)については、以下とされています。
- 30歳未満:40ml
- 30~55歳:35ml
- 56歳以上:30ml
例①:25歳で体重65kg
65kg × 40ml = 2600ml
例②:35歳で体重70kg
70kg × 35ml = 2450lm
例③:60歳で体重55kg
55kg × 30ml = 1650lm
上記のような計算で、簡単に1日に必要な水分摂取量を求めることができます。
ただし、あくまで上記計算は最低限必要な水分量の基準。
もし体を動かしたりして汗をたくさんかくようなことがあれば、上記計算で出した数値以上の水分を取る必要性もあるので注意。
1日に必要な水分摂取量は、
体重(kg) × 年齢別必要量(ml) = 1日に必要な水分摂取量(ml)
で計算することができます。
必ず取るべき水分補給の5つのタイミング!何時間おきかの目安にも!
必ず取るべき水分補給の5つのタイミングとして、
- 運動時
- 入浴前後
- 排泄が多いとき
- 寝起き
- 寝る前
が挙げられます。
1:運動時
運動をすると体温が上昇して汗が出ますが、水分補給をすることで脱水症状や体温上昇を防いでくれます。
運動時の水分補給のタイミングとしては、運動「前」「中」「後」で、要するに喉の渇きを感じたら小まめに水分を取ることが大切です。
夏の時期は暑いので喉が渇き自然と水分補給をしたくなりますが、冬場の寒い時期は汗もかきにくく喉の渇きも感じにくいので、冬場は特に意識して小まめに水分補給することを心がけて下さい。
2:入浴前後
入浴中は汗をたくさんかくので、前後のタイミングで水分補給を心がけましょう。
汗をかくことで血行が悪くなり血管を詰まらせやすくするので、入浴前後の水分補給のタイミングはとても大切なのです。
特に高齢者は脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなるので、必ず水分補給をするようにしましょう。
入浴前後に水分補給をする量の目安はコップ1杯程度で、入浴前の1杯は入浴での発汗のため、入浴後の1杯は補給といったイメージを持つとよいでしょう。
出来れば常温の水を摂取することをおすすめします。
3:排泄が多いとき
お腹をくだしたりして排泄が多いときには、水分補給をいつもより多めにしましょう。
自分が思っているよりも排泄時は体から水分が多く失われるので、同時に失われた水分補給をすることが大切なのです。
排泄が多いときは水分と同時にカリウムも失われるので、経口補水液を摂取することをおすすめします。
4:寝起き
寝起きはコップ1杯の水を飲む習慣をつけましょう。
成人男性は1晩寝るとコップ1杯分ほどの汗をかいているので、寝起き後すぐの水分補給は体にとって重要といえます。
また寝起きに水分を摂取することで胃を起こす効果もあり、排便を促進してくれるので便秘の方は一度試してみて下さい。
5:寝る前
寝る前にも水分補給を行いましょう。
寝ている間は汗をかくので、脱水症状にならないために水分補給が大切です。
二日酔いの防止にも繋がるので、寝る前には水分補給を心がけましょう。
まとめ
本記事では
①1日に必要な水分摂取量の計算方法
②必ず取るべき水分補給の5つのタイミング
といった内容で解説してきました。
水分補給は人間が生きていく上で欠かせないものです。
水分が不足すると脱水症状を引き起こし、命にも関わることだってあります。
この記事から水分補給の適切な量やタイミングを参考にし、ぜひ一度あなたの生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。