血流を増やすにはふくらはぎが重要!第二の心臓の役割とケアとは!?
「最近なんだか体がだるくて、朝起きるのがしんどいな」
「肩こりがひどいし、夕方には足がむくんでパンパンだわ」
あなたはこのような経験がありませんか?
もしかするとその体の不調には、血流の悪さが関係しているかもしれません。
血流とは心臓から出た血液が全身を巡り、再び心臓へと戻ってくる流れのことをさしています。
血流には以下のように多くの役割があります。
- 酸素や栄養を運ぶ
- 体内の老廃物や二酸化炭素を回収する
- 体温を維持する
- 免疫力を高める
血流が悪くなれば体の隅々にまで栄養が行き届かなくなったり、老廃物が蓄積してしまったりして何かと体の不調につながってしまうんですよ。
ではいったいどうすれば血流を増やして、流れをよくできるのでしょうか?
それにはズバリ運動することが最適です。
最近では在宅勤務が増え、体を動かす機会がすっかり減ってしまった…という方も多いですよね。
とはいえ日頃から運動習慣がない人に、いきなり運動しろ!というのはハードルが高いと思います。
そんな方におススメなのが、ふくらはぎのケアです。
詳しくみていきましょう。
ふくらはぎは第二の心臓!鍛えるべき理由は血流のポンプだから!
ふくらはぎの筋肉を鍛えることができれば全身の血流がよくなり、冷えやむくみ・高血圧などの防止にもつながります。
ふくらはぎは体の1番下にあり、心臓から1番遠い場所にあります。
体中に血液を送り出すにはこのふくらはぎから心臓へ、つまり下から上へと血液を送る必要があるんです。
しかし足を流れて心臓に戻る血液は、重力にさからって心臓へ戻らなければいけません。
そこでふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たし、血液を心臓へ送り届けています。
人間の下半身にはなんと全体の7割もの血液が集まっていて、ふくらはぎの筋肉が伸び縮みすることが血流をよくするにはとても大切なんです。
こうした理由でふくらはぎは「第2の心臓」とも呼ばれています。
血流を良くするツボも刺激に!?ふくらはぎのケア方法3選!
ふくらはぎを鍛えると血流アップにつながることが分かりましたが、いったい具体的にどのようなケアをすればいいのでしょうか?
今回は誰にでも簡単に始められるケア方法を3つ、ご紹介します。
▼ふくらはぎをマッサージする!
マッサージと聞くと何だか難しそう、面倒くさそう、と思うかもしれません。
実はふくらはぎを揉むだけでも、立派なマッサージになるんですよ。
ふくらはぎを揉むことでポンプ機能のサポートができ、全体の血流がよくなっていきます。
ふくらはぎの下から上へ揉むのがベストです!
お風呂でこのマッサージをすれば、効果は倍増します。
水分で肌が滑りやすくなりマッサージがしやすいですし、揉みながら湯船につかれば水圧や温かいお湯の効果で、より血流がアップします。
▼ふくらはぎを温める!
お風呂に入るのは面倒だし体力も使うなぁ…と感じる方は、足湯だけでも十分に効果があるので試してみて下さい。
足だけなら服も着たままでOKですし、テレビやスマホを見ながらでも気軽にチャレンジができますよ。
またレッグウォーマーも非常にふくらはぎを温めるのに効果的です。
靴下とは違って足先はフリーなので、着用していても体が汗をかく邪魔になりません。
就寝時に使える点もポイントが高いですよね。
素材もシルクやウールなど多くありますので、好みや用途に合わせて使い分けるのもおススメです。
あまり締め付けが強くないものを選びましょう。
▼足を動かす!
最も効果が高いのは、やはり筋肉自体を動かすことです。
とはいえハードなトレーニングは全く必要ありません。
かかとを上げ下げする、という簡単なつま先運動をこまめにやってみましょう。
方法はいたってシンプルです。
1.ふくらはぎに力を入れながらかかとを上げて、5秒キープ
2.かかとを地面につけて5秒休憩
3.1と2を10回繰り返し、これを1日3セット行う
ポイントは呼吸を止めないこと!ゆるやかな呼吸を意識しましょう。
ふくらはぎを構成する大きな筋肉ヒラメ筋を動かすことで、ポンプ機能を強化できますよ。
まとめ
血流を良くすることは体にとって多くのメリットがあります。
冷え性改善、むくみ解消、腰痛肩こり緩和、免疫力アップ…数えだしたらきりがありません。
私は以前立ち仕事をしていましたが、今考えれば、まさに血流が悪い症状そのものです。
もう少し体を労わりながら仕事をすればよかったと反省しています。
あなたも何らかの体の不調を感じているなら、ぜひ血流アップを意識してみて下さいね!